こんにちは!
こどもの日には柏餅!
ということで5月になるとスーパーにズラッと並んだり手作り品のおすそ分けをもらったりしますよね。
ですが大量に頂いたりすると、ありがたくはありつつも「こんなにたくさん食べきれないよ~」って困ることも…。
早く食べてしまわないと固くなっちゃうし、消費期限が記載されていない手作り品は日持ちも気になる。
この記事を読んでいるあなたはきっと、大量の柏餅を前にして「冷凍できるかな…?」と思っていることでしょう。
今回の記事では柏餅の冷凍・解凍方法と手作り品の日持ちについて解説します。
目次
柏餅を冷凍保存する方法
「これ今日中に食べきれないでしょ!」と思っても心配しないでくださいね^^
柏餅も冷凍保存できます。
もともと冷凍された状態で販売されている柏餅もありますよ♪
冷凍すると甘さが抑えられるので、「甘さ控えめ」が好きな方にもおすすめです。
柏餅を冷凍保存する方法を紹介しますね!
まず柏餅に巻かれているあの葉っぱですが、できれば冷凍する前に剥がしたほうがいいです。
葉っぱを巻いたままで冷凍してしまうと、解凍したときにお餅がくっついてしまって剥がしづらくなります。
なので、少々面倒ですが一つ一つ葉っぱを剥がしましょう。
※ 柏餅の葉っぱについてはこちらの記事をチェック!
お餅は一つ一つラップで包み、ジップロックなどで密閉して冷凍庫へ。
一つ一つ小分けにするのは、
- 解凍したときに柏餅同士がくっついてしまうのを防ぐ。
- 食べたいときに食べられる分だけ解凍できるようにする。
という二つの目的があります。
また、密封することで冷蔵庫のニオイ移りを防ぐことができます。
少し手間ではありますが、美味しく食べるための大切なステップです!
急速冷凍すれば風味を残したまま冷凍できるので、もしご自宅の冷蔵庫に急速冷凍の機能があればぜひ試してみてください^^
金属製のバットに並べて冷凍庫に入れても急速冷凍できます。
必須ではありませんが、少しでも美味しく食べたい!という方におすすめです。
パール金属 ステンレス製調理トレー<M>215×150×15mm
できたてと比べたら多少風味が落ちるのは仕方がありませんが、冷凍することで柏餅を長期保存できるようになります。
食べきれないほど作ってしまった!
食べきれないほど頂いてしまった!
という方は食べる分だけ残してあとは冷凍しちゃいましょう。
ちなみに大福でも饅頭でもお団子でも、和菓子全般が冷凍保存可能です。
まとめると・・・
1. 柏餅の葉をはがす。
2. 一つ一つラップでピッタリと包む。
3. ジップロックなどに入れて密封する。
4. 冷凍庫に入れる。 (急速冷凍がおすすめ!)
葉っぱも保存しておきたい場合は、お餅とは別にラップで包み冷蔵庫で保存しましょう。
ただし、葉っぱの保存は意外と難しく、失敗すると水分が抜けてバラバラになってしまったり変色してしまったりします。
なるべく真空状態にして保存するのが理想です。
柏餅の手作り品 日持ちはどのくらい?
市販の柏餅には消費期限が記載されていますが、手作り品ってどのくらい日持ちするのか分からないですよね。
「生ものだしすぐ食べないとダメだよね…」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
手作りの柏餅の日持ちについて、常温・冷蔵・冷凍それぞれの消費期限を紹介します。
手作り柏餅の日持ち 常温の場合
柏餅の日持ちは常温で2、3日程度です。
実は常温で保存しても大丈夫なんですよ♪
和菓子売り場を見ると分かるかと思いますが、冷蔵ではない普通の棚に常温で販売されてますよね。
柏の葉にはもともと殺菌作用があるので、意外と日持ちします。
次の日くらいで食べきれるようなら常温保存で大丈夫でしょう。
※ 室温・湿度が高いと日持ちも少し短くなるので注意してくださいね!
柏餅を常温で保存する場合は乾燥を防ぐためラップを巻いて、風通しのいいところに保存しておきます。
時間が経つとともに、柏餅に含まれるデンプンが硬化して固くなるので注意してくださいね!
手作り柏餅の日持ち 冷蔵の場合
冷蔵で保存すると日持ちとしては1週間くらいに延びますが、これは絶対におすすめできません!
味も食感も落ちてしまいます><
時間とともにデンプンが硬化する、と書きましたが冷蔵することで硬化のスピードが速くなります。
大福とかお団子とかを冷蔵庫に入れておいて次の日に食べようとしたときに
「うわっ!固っ!」
となったことはありませんか?
柏餅をはじめとして、大福やお餅、お団子などの和菓子が冷蔵のケースではなく常温の棚で販売されているのはこのためです。
食べきれないから冷蔵庫、と何の気なしに入れてしまうかもしれませんが和菓子は気をつけてくださいね。
うっかり冷蔵庫に入れてしまって固くなっても大丈夫!ご安心ください♪
柏餅は固くなってしまっても工夫次第で美味しく食べることができます。
1. 葉を外し、お餅の表面を濡らしてからレンジで温める。
2. フライパンやトースターで軽く焼く。
手作り柏餅の日持ち 冷凍の場合
冷凍すると保存期間は一気に延びて数ヶ月くらいは大丈夫になります。
デンプンの硬化も止めることができますから美味しさもキープ!
風味を楽しみたい、美味しく食べたい、という方は1ヶ月、食べれればOK!という方は半年くらいが目安です。
冷凍する際に冷凍した日付をメモしておくといいですね♪
保存方法 | 日持ち | 注意点など |
常温 | 2~3日 | 乾燥を防ぐため、ラップで包む |
冷蔵 | 1週間 | 固くなってしまうのでNG |
冷凍 | 数ヶ月 | 冷凍した日付をメモしておく |
柏餅を冷凍したら美味しく解凍!
さぁ、冷凍したら食べるときには解凍!
どうせなら美味しい柏餅を食べたいですよね^^
一番ベストな方法は自然解凍です。
冷凍しておいた柏餅を食べる前日か当日の朝に冷蔵庫に移しましょう。
常温で2~3時間ほど置いておくのもOKです。
放置するだけで簡単ですし失敗もありません。
食感や風味も損なわれず、美味しく食べることができます♪
待てない!すぐ食べたい!という場合はラップに包んだままレンジでチン!という解凍方法もあります。
目安としては500Wで3分、600Wで2分程度です。
ポイント!このとき、一気に温めないで様子を見ながら短い時間で少しずつ温めましょう。
温めすぎるとお餅の部分がドロドロに溶けたり、焦げたりしてしまいます><
柔らかくしたい場合は、ラップから取り出して表面を軽く濡らしてからレンジで温めるといいですよ♪
より「できたて」に近づけたいなら、少し手間はかかりますが蒸すのがお勧めです。
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蒸し器がない場合は、密閉した状態でお湯を張ったボウルにつけて置けば蒸したのと同じ状態になります。
冷凍なのにモチモチで食べられますから、余裕のある方はぜひ試してみてくださいね^^
その他、トースターやフライパンで軽く焼いて食べるのも美味しいです。
一度冷凍したものを解凍すると、そのたびに品質がどんどん落ちていきます。
再冷凍せずに食べられる分だけ解凍し、早めに食べきるようにしましょう!
柏餅の冷凍保存 まとめ
・日持ちは常温3日、冷蔵1週間、冷凍数ヶ月くらい。
・保存方法は冷凍か常温。
・冷蔵すると固くなってしまう。
・解凍には自然解凍、レンジ、蒸す、の3パターンがある。
すぐに食べきれない量だと日持ちも気になるし、味や品質の面でもちょっと心配ですよね><
長く楽しむために冷凍保存の方法を紹介しましたが、冷凍も万能ではありません。
劣化を遅らせることはできますがさすがに無限に保存しておけるわけではないですし、少しずつ劣化は進みます。
私の実家では冷凍に全幅の信頼を寄せていて何でもかんでも冷凍庫にぶち込んでますが、詰め込みすぎてカオス状態…。
「これいつの!?いや、そもそもコレは一体なんなの…?」
ということが割と頻繁にあります^^;
せっかく頂いたんですからそういうことは避けたいですよね。
冷凍したからもう安心~♪と思わず、保存期間を気にしながら美味しいうちに頂きましょう^^
冷凍する度に風味は落ちていきますので、解凍したけどやっぱり食べれなかったからまた冷凍…というのはご法度です。
食べる分だけ解凍し、早めに食べきるようにしてくださいね。