こんにちは!
有酸素運動と言ったらジョギングや縄跳び、ダンスなど思い浮かびますよね。
でも、小さなお子さんがいて外にジョギングに行けないとか雨が降っていて外で運動できない、なんてことはよくあります。
そんなとき、家の中で手軽にできる有酸素運動が【踏み台昇降】です。
踏み台昇降は、踏み台を昇ったり降りたりするだけの簡単な運動。
テレビを見ながら、音楽を聴きながらできるので試してみたい!と思っている方も多いのではないでしょうか。
ですが、いざやろうと思うと手ごろな高さの踏み台がなかったり、お試しでやってみるのにわざわざ踏み台を買うのも…と思ったりしますよね><
私自身も踏み台昇降に使えるような高さと大きさの踏み台が家になく、ローソファの淵でやっていたりしたのですが柔らかすぎてバランスを崩してしまうこともよくありました。
結構危険ですよね><
そこで思いついたのが、ダンボールを使って自作してしまう方法です。
時間はかかりますが簡単に強度のあるものを作れるので「手ごろな踏み台が欲しい!」という方はぜひ試してみてくださいね!
踏み台昇降の台をダンボールで手作りする方法
踏み台は本来高いところで作業するためのもの。
普通の踏み台であれば、ある程度の高さと広さ、人が乗れるだけの強度があればOKです。
が!今回作るのは「踏み台昇降用」の踏み台。
ひとつだけ条件があります。
人が乗れるだけの強度があることは大前提として、
(すぐ潰れてしまうような踏み台では危険ですよね><)
大切なのは高さです。
有酸素運動として踏み台昇降を行うなら、高さは10cm~15cmくらいになるようにしましょう。
20cm以上の踏み台となると、負荷がかかりすぎてしまうので有酸素運動というよりも筋トレになってしまいます。
・自作するなら人が乗れる強度のあるもの。
・両足で乗れるサイズ。
・高さは10cm~15cm
では、さっそく作り方の紹介です。
必要な道具と材料がこちら。
- 大きめのダンボール 2~3枚
- 定規
- カッター
- ボンド
- ガムテープ
材料になるダンボールはなるべくたくさん用意した方がいいです。
私はウォーターサーバーのボトルが入っていた大きなダンボールを3枚使いました。
後は切ったり貼ったりする道具が必要です。
写真には写っていませんが、ガムテープも用意してくださいね!
その他、底に貼る滑り止めシートなどもあるとより安心です。
おくだけ吸着 安心すべり止めシート 10*10cm(8枚入)
まずはダンボールを切り出します。
ダンボールには、断面がなみなみになる側と真っ直ぐになる側がありますが、真っ直ぐ側が10cmになるように切ります。
なみなみ側はお好みのサイズで大丈夫です。
奥行きのサイズになるので、足のサイズに合わせて余裕を持って切り出してくださいね。
同じサイズのものをひたすらたくさん作ります。
ここが一番時間のかかる作業でもあります。
私の場合、この工程だけで4時間かかりました…^^;
切ったダンボールを貼り合わせていきます。
全部切ったあとにまとめてテープで留めてもいいのですが、一枚一枚貼り合わせることで強度がアップします。
ミルフィーユのようにどんどん重ねていきます。
テーブルなどの真っ直ぐなものの上でトントンして、なみなみ側の断面がまっすぐ平らになるようにしてくださいね。
たくさん貼り合わせてこのようになりました。
切り出したダンボール板は60枚くらいです。
一度床に置いてみてガタガタしているようであれば底側になるほうを少し切ったりして調整します。
ガムテープや梱包用のテープで周囲をぐるっと一周固定します。
このようになりました。
ほぼ完成です。
このまま乗ると足が痛いのでダンボールを一枚貼ります。
乗る面に合わせてダンボールを切り出し、ボンドで貼り合わせましょう。
念のためテープでも貼り付けると安心です。
踏み台の完成です!
お好みで底に滑り止めシートを貼ったり、アレンジシートで見栄えをよくしてもいいですね。
完成後、夫にも乗ってもらいましたが大人の男性が乗り降りしてもビクともしない強度です。
半年間、毎日1時間使用した踏み台がこちら。
小さな傷や凹みなどはありますが、大きく損傷しているわけではなくまだまだ使えそうです。
【追記】
1年使用しましたが、上の画像と同様大きな損傷もなく、ほぼ無傷で使えています。
ダンボール製ですが長持ちですね!
踏み台昇降用の踏み台の作り方 まとめ
難易度 ★★☆☆☆
実用性 ★★★★☆
所要時間 5時間程度
・強度が高い。
・ダンボールとボンドが大量に必要。
ダンボールで踏み台昇降用の踏み台を自作する方法を紹介しました。
実際に作ってみて、特にお金をかけることもなく家にあるものだけで強度の高い踏み台を作ることができたのは大満足です。
ただ…完成までに5時間、ダンボールを切り出すだけで4時間…。
作業自体は難しくはないのですが時間がかかってしまうことがネックです。
私も、もう少し大きく作る予定が途中で心折れてこのサイズで妥協しましたからね^^;
また、踏み台のサイズによってダンボールもたくさん必要になります。
「通販なんかのダンボールはすぐ捨てちゃう・・・」というマメな方にはまずダンボールを確保する必要があり、あまり向かないかもしれません。
「溜まってしまったダンボールを大量消費したい!」という時にはおすすめです。
強度確保のため、一枚一枚貼り合わせたことでボンドもかなり使うことになってしまいました。
ただ、まとめてテープで巻いても人が乗るのに問題ない強度にはなると思います。
その場合はなるべくピッタリ巻いてダンボールがズレないようにしてくださいね!
今回はダンボールを使って作ってみましたが、古雑誌をガムテープでまとめるという方法もあります。
ただし、ダンボールほど長持ちはしないので定期的に作りなおす必要があります。
古雑誌がたくさんあって、使い捨てるつもりで作るのであればこちらの作り方の方が手軽ですね。
今回の記事は
「お試しでやってみたいからお金をかけずに踏み台を用意したい」
という方向けに紹介しましたが、強度もかなりあり、長く使える踏み台になったと思います。
ダンボール製なので軽くて移動もらくらく♪
作るのに時間がかかるのが難点ではありますが、一度作ってしまえば何年でも使えるお手軽踏み台です!
週末などの時間がある時にぜひ作ってみてくださいね♪