こんにちは!
秋になると「新米」と表示されたお米をよく見かけるようになりますよね!
お米の収穫時期は10月ごろですが「新米」という表示のお米は
春ごろまで販売されていたりもします。
いつ頃のお米までを新米って呼ぶんだろう?
新米と古米ってやっぱり違うのかな?新米のほうが美味しいのかな?
そんな疑問を持ったことはありませんか?
この記事では新米のお米を購入しようかどうか迷っている方のために
新米の時期と古米との違い、保存方法などについて紹介しています。
お米を購入するときの参考になれば嬉しいです!
新米の時期はいつまで?
新米とは一般的にはその年に収穫されたお米のことを言います。
冒頭でもさらっと書きましたが、お米の収穫時期は10月、11月頃なので
秋になると続々と新米が出始めます。
前の年のお米を古米、その前の年のものを古古米と言ったりもしますね。
正確には「収穫年の年末までに包装された玄米」か
「収穫年の年末までに精白・包装された精米」だけが
「新米」という表示をできることになっています。
要はその年のうちに販売できる状態にしたかどうか、ですね。
新米として販売したけど、年が明けたら古米になる、という訳ではなく
収穫年のうちに精米・包装されていれば「新米」と表示できます。
なので、お正月にも新米は販売されていますし、
場合によっては春ごろまでスーパーなんかに並ぶこともあります。
逆に言うと、年が明けてから袋詰めされたものなんかは
新米でも「新米」の表示ができません。
販売用ではなく、倉庫などに備蓄する分に関しては
収穫の翌年の5月ごろ、梅雨に入る前くらいまで「新米」と呼びます。
ちなみに、社会人なら最初の一年が「新米」ですね!
新米と古米との違いは?
新米と古米ってそんなに違うかな~?
と思うかもしれません。
私は米どころに住んでいるということもあり、毎年新米を食べていますが
一番「新米だぁ~♪」と感じるのが
炊き上がりの甘い香りです。
新米は香りが違うとよく言われていますが
炊き立ては本当にいい香りがします。
食べてみるともっちりと甘いのも新米の特徴ですね。
反面、新米は水分が多いので炊くときの水加減が難しいのと、
(最近ではそれほど変えなくても普段どおりの炊き方で大丈夫なようです)
すし飯やチャーハンには向かないというのがデメリットです。
最近では保存技術も発達し、古米でも美味しい状態で保存できるようになりましたから
「新米も古米もほとんど変わらない」という意見もあります。
ただ、お米は精米した時点からだんだんと劣化はしていきますので
精米した年月日の表記は要チェックです!
新米を食べると「あぁ、美味しいな」と感じますが
例えばお米の状態や見た目だけで新米か古米かを見分けることはできません。
(専用の機器で鮮度を測ることはできます)
「新米の表示があっても当たり前のように古米が混ぜられている」
という話も聞きますが
「新米」と表記があれば100%新米なので安心してくださいね。
「新米」と表記して古米を混ぜれば不当表記になります。
新米の保存方法
せっかく美味しい新米を購入したら、ずっと美味しい状態で保存しておきたいですよね!
お米は低温で保管するのが基本なので
小分けにして冷蔵庫に入れるのがいいでしょう。
このとき、お米は冷蔵庫の匂いを吸いやすいので
密閉できる容器に入れるのがポイントです。
ジップロックやペットボトルが手軽でおすすめです。
常温で保存する場合は風通しがよくて涼しい場所に置きます。
シンクの下やガス台の下は湿気がこもりやすく
カビのもとになるので避けましょう。
ファミリーの方で一度にたくさん購入するという場合、
秋冬は涼しいので室内に常温保存でも大丈夫ですが
暖かくなってきたら保冷米びつをおすすめします。
保冷米びつは冷やす機能がついた米びつで
普通の米びつに比べてやはり少しお高めではありますが
カビや虫の発生を抑えて鮮度を保てるので
20kg、30kgという量を購入しても毎日安心してご飯を楽しむことができます。
新米の時期と古米との違い まとめ
・備蓄用のお米は翌年の5月ごろまで新米と呼ぶ。
・新米は甘く、香りがいい。
・新米は水分が多く柔らかくなりがちで、すし飯などには不向き。
・見た目で新米・古米を見分けることはできない。
・お米は低温で保存するのがポイント。
・密封できる容器に小分けにして冷蔵庫に入れるか、保冷米びつを使う。
・常温保存する場合、風通しがよく涼しい場所に置く。
新米の時期と古米との違い、保存の仕方について紹介しました。
新米が出ると古米が安くなるので
「いつも古米ばっかり」という方もいるかもしれませんが
炊き立ての新米は本当に美味しいです。
新米には新米の、古米には古米の魅力がありますが
ぜひ一度、お試しで少量の新米を購入してみるのもいいのではないでしょうか*^^*
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