こんにちは!
織り機を段ボールで簡単に手作りできたらいいですよね♪
毛糸がたくさん並ぶ時期になると可愛くてついつい買ってしまうけど
正直、編み物は飽きた!
編み物は難しくてできない!
そんな方もいるのではないでしょうか。
じゃあ、編み物じゃなくて織り物をやってみよう!
・・・と言っても織り物をするには織り機が必要です。
ちゃんとしたものを揃えようと思うと
卓上の小さい織機でもそれなりのお値段がしますし、
ハマるかどうか分からないものに投資したくないな・・・
という方も多いです。
それなら織り機自体を簡単に手作りしてみませんか?*^^*
この記事では、ダンボールを使った手作りの織り機の作り方と
その織り機で作れる作品を紹介しています。
大きさや糸の掛け方を変えるだけで色々なものを作ることができます。
本格的に織物を始める前の第一歩として、
自宅に余りがちなダンボールをリメイクし、
素敵な小物を使ってみませんか?♪
目次
織り機を段ボールで簡単手作り!
ダンボール織り機のいいところは
何といっても自宅に余っている端材から作れるということです。
コースターなどの小さいものなら工作した後の切れ端や
小さな段ボールでも作れます。
早速チャレンジしてみましょう!
必要な道具と材料はこちら。
- 段ボール
- ガムテープ
- カッター
私はガムテープではなく梱包用の透明な薄いテープを使いました。
問題なく使うことができましたが、
ガムテープのほうがしっかり作れますので
ガムテープをお持ちの方はガムテープを使ってくださいね!
織り機は作りたいものの大きさに合わせて作ります。
段ボールには筋が入っているかと思いますが、
筋の方向が長さ、筋と垂直の方向が幅になります。
マットなどの大きいものを作るなら大きいダンボール、
コースターなどの小さいものを作るなら小さいダンボールを使いましょう。
迷ったらとりあえず大きく作っておけば
大きいものも小さなものも作れるので便利ですよ♪
マフラーやストールなどの長いものを作るときには
テーブルを利用して作っていくので
経糸を固定する切込み部分だけを作ればOKです。
幅だけ注意すれば長さは適当でも大丈夫です。
では作り方です。
段ボールの筋が縦向きになるようにして
上下2箇所にガムテープを貼ります。
こんな感じになります。
ガムテープを貼ったところに1cm間隔で切り込みを入れます。
段ボールの筋が大体1cm間隔なので、筋に合わせて切ると分かりやすいですよ。
今回は1cm間隔で作りますが、細い糸で織るときには
半分の5mm間隔くらいがいいですね。
切り込みの深さは1cm~1.5cmくらい。
あまり浅いと糸を掛けたときに外れやすくなります。
上下とも切り込みを入れたら完成!
簡単でしょ?笑
織り方自体は他の織り機と変わりありません。
100円ショップにも小さな織り機が販売されていて
そちらを使った織り方の動画があるので
併せてチェックしてみてくだいね♪
では実際にコースターを織ってみます。
織るときには糸と定規が必要なので用意してくださいね。
シャトルや綴じ針もあれば作りやすくなります。
(なくても作れます)
まずは経糸を張ります。
一番端の切り込みに引っ掛けて・・・
下側の同じ位置の切り込みに引っ掛けます。
次は隣の切り込みに引っ掛けて・・・
織りたいものの幅+1cmくらいになるまで繰り返します。
1本目、3本目、5本目・・・というように
1本おきに定規をくぐらせて通します。
これがソウコウになります。
小さいものなので定規を使っていますが、
ものさしでも編み棒でも菜箸でも、長いものならなんでもいいです。
これで経糸の準備はOK!
あとは好きな横糸でひたすら織るだけです。
まずはソウコウの下を通して、次の段は逆にして・・・というように
互い違いになるように繰り返し通していきましょう。
手ごろな大きさまで織れました。
織り機から糸を外し、糸の処理をすれば完成です!
とんでもない仕上がりになっていますが、
ただ私が不器用なだけです・・・^^;
もっとキレイに織れるはずなので安心してくださいね!
ダンボール織り機で作れる作品
今回作った段ボールの織り機で作れる作品を紹介します。
写真が載っているものは実際に私が作ってみたもの。
経糸の張り方や織っていく方向を変えれば
円形にしたり、筒状にしたり、袋状にしたりもできます。
ぜひ色々作って楽しんでくださいね!
コースター
使い方の例でも作ったコースター。
短時間で完成するのでお試しで作ってみるのにピッタリです。
余った経糸はフリンジにしても可愛いですね。
マフラー
ながーく織るとマフラーになります。
広いテーブルを使って織るので場所を取りますが、
編んで作るよりも簡単で短時間でできます。
ストール
ストールもまっすぐ織っていくだけで簡単に作れます。
ふわっと羽織るストールは糸も工夫したいですね♪
ポーチ
経糸の張り方を変えて袋状のものも作れます。
ポーチサイズであればそれほど大きな織り機でなくともいいのでおすすめ。
バッグ
ポーチと同じで袋状に織っていきます。
持ち手などの副資材が必要になるのがネックですね。
まっすぐ織るのに飽きてきたらチャレンジしてみましょう!
アームウォーマー
ぐるぐるとらせん状に織っていけば筒状のものも作れます。
アームウォーマーやレッグウォーマーは寒い時期に大活躍!
もこもこの毛糸で作ると温かくていいですね♪
鍋しき
経糸を放射状に張ってグルグル織っていけば
円形もものも作れます。
ちょっと太い糸できつめに織っていけばその分厚みが出るので
鍋敷きとして充分な強度が出せます。
バスマット
不要になった服を細長く裂き、それを横糸にして織っていく
「裂き織り」という技術もあります。
もう着ないTシャツなどを使えばしっかりしたバスマットもできますよ♪
織り機を段ボールで手作り まとめ
難易度 ★☆☆☆☆
実用性 ★★★★☆
所要時間 10分程度
・汎用性があり、使いまわして色々なアイテムを作れる。
家にある段ボールを使って織機を手作りしました。
コストもかからないので、作りたいものに合わせて
サイズ違いで色々作るのもいいと思います。
作業としては経糸を固定するための切り込みを入れるだけなので
5分~10分程度で簡単に作ることができます。
ただ、どうしても切り込み部分の耐久が弱くなるのが
段ボール織り機のデメリットです。
ガムテープを貼っているので、普通に使うのに問題ない強度ではありますが
切り込みの間隔が狭ければ狭いほどその部分が弱くなり
折れたり切れたりしやすいです。
やはり段ボールですから、ハードに使うのには向きません。
ちょっとお試しで小物なんかを作ってみて
「これ楽しい!もっとやりたい!」と思ったら
卓上の小さな織り機を購入するといいでしょう。
段ボール織り機で一通り作れるようになりたい!と思ったら
こちらの本が参考になります。
ぜひ色々作って楽しんでくださいね♪