こんにちは!
冬になるとインフルエンザが大流行し、
体のだるさや咳、鼻水などがあると
「インフルエンザではないか」と心配になりますよね。
大事なお仕事を控えているサラリーマンや
家事・育児を休めないお母さんにとって
1週間ほど症状が続くインフルエンザは大敵です。
インフルエンザのような症状が出たら
適切な処置で早く治したいですよね!
この記事では、インフルエンザの症状の特徴と、
症状がよく似ている、いわゆる風邪との違いについてまとめました。
また、インフルエンザは検査する時期によって正しい反応が出ないこともあるので
病院に行くタイミングについてもまとめています。
インフルエンザであれば薬ですぐに症状がよくなります。
自己判断で無理をせず、しっかり治しましょう!
インフルエンザの症状の特徴
インフルエンザに罹ると
高熱・頭痛・鼻水・咳・食欲不振・関節痛・倦怠感・寒気
などの症状が出ます。
いわゆる風邪の症状によく似ていますね。
インフルエンザはウィルスが急速に増殖するので
特に兆候などがなく、突然高熱が出るのが特徴です。
また、咳やくしゃみといった呼吸器系の症状だけでなく
全身に症状が出ます。
私自身も今年の始めにインフルエンザに罹りましたが、
前日までなんともなかったのに朝起きると体の節々がだるく感じ
体温を測ると39度超え!という状態でした。
インフルエンザと風邪の違い
インフルエンザの症状と風邪の症状はよく似ています。
というよりも、インフルエンザも風邪も症状が出る仕組みは同じで
インフルエンザも風邪の一種といえます。
インフルエンザも風邪も、体内にウィルスや細菌が入ることによって
その原因菌を殺したり体外に排出するために
発熱や咳・くしゃみといった症状が出ます。
いわゆる風邪の場合、原因菌がRSウィルスだったりライノウィルスだったり様々で
(その数、なんと200種類以上!!)
ハッキリ特定できないため、
とりあえず抗生物質や辛い症状を緩和する薬などが処方され
免疫系の手助けをして自然治癒力で治します。
それに対し、インフルエンザは
原因菌がインフルエンザウィルスとハッキリ分かっているため
ウィルスを死滅させる薬が処方されます。
原因が分かっているので、あらかじめ予防接種を受けておくこともできます。
インフルエンザといわゆる風邪との違いは
感染力やウィルス増殖のスピードなどです。
インフルエンザの場合、ウィルスはものすごい速さで増殖し
肺炎や脳炎など重篤化もしやすいです。
風邪で亡くなる方はいませんが、
インフルエンザで亡くなる高齢者や幼児は毎年います。
感染力も強いため、インフルエンザに感染すると学校では出席停止になりますし
会社ではそれぞれの社則に従って出勤停止になったり
予防接種が義務付けられていたりします。
インフルエンザと風邪は症状はほとんど同じです。
症状だけで風邪かインフルエンザかを見分けることは医師でもできません。
だから、病院でインフルエンザの検査を行うのです。
インフルエンザも風邪の一種なので、
風邪の時と一緒で水分をしっかり取り、安静にすれば
自然治癒力で治すことも可能です。
ですが、どんどん増えるインフルエンザウィルスに
体力の消耗も激しくなります。
せっかくピンポイントで効くお薬があるのですから
「寝てれば治る!」と思わずに病院を受診しましょう。
インフルエンザで病院に行くタイミングは?
インフルエンザのような症状が出ていて、熱もある・・・。
そんな時は急いで病院!と言いたいところですが、
あまり早く検査をしてもまだ充分ウィルスが増殖していないために
検査薬に反応せず陰性と出ることがあります。
慌てて病院に行っても翌日また再検査になることも多いです。
正しく反応するのは発熱から10時間後くらいと言われていますので
症状が辛くなければ受診は次の日にすると検査結果も確実でしょう。
夜間に熱が出たのであれば「今すぐ救急へ!」というほど焦らなくても
翌日の受診で大丈夫です。
ただし、これは「インフルエンザであれば」の話なので
インフルエンザでも風邪でもない、何か他の病気である可能性も考えて
症状が出たら早めに病院を受診することが理想的です。
素人判断で受診が遅れるとどんな病気でも少なからず悪化します。
症状が辛いときには無理して待たずに受診してくださいね。
また、職場など周りでインフルエンザが流行っていたり
家族がインフルエンザに感染していたり・・・など
インフルエンザである可能性が濃厚であれば
検査結果が陰性でもインフルエンザの薬を処方されることがあります。
心当たりのあるときも早めに受診するようにしましょう。
通院時にはマスクを忘れずに。
インフルエンザの症状 まとめ
・兆候などがなく、突然高熱が出るのが特徴。
・インフルエンザも風邪の一種であり、症状だけで見分けることはできない。
・風邪は原因菌が不明、インフルエンザはインフルエンザウィルスが原因。
・インフルエンザはウィルス増殖のスピードが速く、重篤化しやすい。
・インフルエンザの検査は早すぎると感染していても陰性になることがある。
・他の病気の可能性を考慮し、早めに受診するのが理想だが
発熱から10時間後に検査を行うと確実な結果が出るため
症状が酷くなければ少し待つのもあり。
インフルエンザの症状と、風邪との違いについて紹介しました。
一般的にインフルエンザはいわゆる一般的な風邪よりも症状が重く
しばらく寝込んでしまうことも多いです。
ですが予防接種を受けていると症状が軽くなり
本当にただの風邪だと勘違いしてしまう場合もあります。
「ただの風邪」という感覚でいつも通りに家族と接したり外出したりすると
周りに感染を広げてしまうことにもなりかねません。
感染拡大を防ぐためにも、不調を感じたら無理をせず
時間を見つけて早めに受診するようにしましょう!