こんにちは!
節分と言えば恵方巻きも楽しみですが、お子さんがいる家庭では豆まきも楽しみの一つですよね♪
鬼役として登場したお父さんに、子供たちが怖がりながらも思いっきり豆をぶつける・・・。
ほほえましい光景です*^^*
もしかするとお父さんのほうがやる気満々、ということもあるかもしれませんね。笑
でも、「そういえば正しいやり方って知らないな」って方も多いのではないでしょうか。
節分の豆まきはやり方も時間帯も決まっています。
この記事では節分の豆まきの正しいやり方や時間帯を紹介するとともに、忙しくて時間が取れないお父さん・お母さんのため翌日などの別の日に豆まきをしてもいいかどうかについてまとめました。
ぜひ参考にしてお子さんと一緒に豆まきを楽しんでくださいね♪
節分の豆まきのやり方
豆まきには豆が欠かせません。
福豆(炒り豆)を準備しておきましょう。
そのままの大豆を使うと、拾い忘れた豆から芽が出てしまいます。
その場所に「鬼が根付く」、につながり縁起が悪いとされているため大豆そのままではなく炒り豆を使うことになっています。
もし神棚があれば、節分の日の朝に福豆を備えておくとベストです。
本来は福豆で行う豆まきですが、その後の片付けのことを考えて別のものを撒く方も増えています。
別の記事で詳しく紹介していますので、併せてチェックしてみてくださいね♪
豆まきというと「鬼役のお父さんに子供たちが豆をぶつける」というイメージですが、鬼役はいなくても大丈夫です。
一家の主か年女、年男、厄年の人が豆をまくのが本来のやり方。
それ以外の人は豆を撒く人の少し後ろで掛け声だけかけます。
豆まきの手順は地域によっても多少違いはありますが、大体このような感じで進めます。
2. 玄関から一番遠い奥の部屋から豆まきスタート。
3. 窓から外に向かって「鬼は外」を2回。
4・ 窓を閉めます。
5. 部屋に向かって「福は内」を2回。
6. 次の部屋に移動し、3~5を行います。
7. 玄関まで行って豆まき終了。
「鬼は外」で豆をまいた後、その鬼が部屋に戻ってこないようにすぐに窓をしめるのがポイント!
責任重大ですが、お子さんにやってもらうと喜びそうですね♪
投げるときには、キャッチボールのように豆を握り締めてバサーっと投げるのではなく、畑に種を撒くように、手のひらを上に向けてサラッと撒きます。
(節分の豆まきは豊作祈願でもあったため)
掛け声は、「鬼は外!福は内!」が基本。
ですが、苗字や地名に「鬼」が入っていたり、鬼に縁のある神社などでは「鬼も内」「鬼はご随意に」と言ったりもします。
地域によって掛け声が違うので慣習に従うといいでしょう。
ちなみに、私の住んでいるところでは「鬼は外!福は内!」の後に「鬼の目玉をぶっ潰せー!」です^^;
だいぶ物騒(笑)
豆まきが終わったら年齢+1個の豆を食べて終了です。
マンションに住んでいる方は、窓から外に向かって投げるわけにもいかないと思うのでベランダに投げるのがおすすめです。
玄関から外に向かって投げる場合には、共用部分を散らかしてしまうことになるので豆の拾い忘れがないように念入りに掃除をするようにしましょう。
節分の豆まきの時間帯
節分の豆まきは2月3日の夕方から夜にかけて行います。
鬼は夜になるとやってくると言われているからですね。
昔から言われている「鬼門」の考え方が元になっています。
「鬼門」とはその名の通り、「鬼が出入りする場所」という意味。
そして、丑寅が鬼門に当たると言われています。
昔は方角と時間を、十二支に当てて表現していました。
そして、「丑寅」は方角で言うと北東、時間で言うと午前2時から午前4時に当たります。
怪談話の出だしにもよく「草木も眠る丑三つ時・・・」という言葉が使われますよね。
「丑三つ時」というのは深夜の2時ごろ。
この時間帯はあの世とこの世の境界が曖昧になり、鬼や霊が出やすくなるんです。
つまり、
丑寅(午前2時~午前4時)に鬼門が開き、鬼がやってくる。
↓
豆まきで鬼退治
ということで、本来は午前2時~午前4時の間に豆まきを行います。
ですが、その時間に起きて豆まきをするのは無理なので夕方から夜にかけて行うようになったと言われています。
夕食後で家族が揃っているタイミングなのでちょうどいいですよね♪
本来のやり方に従うとすれば、お父さんに深夜2時に起きてもらって粛々と豆まきをする・・・ということになります。
何だかちょっと怖いですね^^;
豆まきは別の日にしてもいい?
節分の豆まきは2月3日の夕方から夜にかけて行います。
ですが、人によっては忙しくて時間が取れなかったり、うっかり忘れてしまったりもしますよね><
やる気満々だったのに急な残業が入ったりして帰る頃には子供たちもう寝てる・・・なんてこともあるかもしれません。
でも、わざわざ起こして豆まきするのも可哀相ですよね。
本来は2月3日の夕方に行う豆まきですが、もし都合が悪ければ時間帯や日にちをずらして別の日に行っても問題ありません。
豆まきは昔からの風習でもありますが、最近ではイベントとしての意味合いの方が強いです。
幼稚園・保育園では豆まきは日中に行いますし、節分がお休みに当たっていれば金曜日にずらしたりもします。
私は、正しいやり方にこだわるよりも家族みんなで楽しい思い出を作ったほうが有意義だと思っています。
あまり気にしすぎず、ぜひそれぞれのご家庭で都合のいい日に行ってくださいね。
節分の豆まきのやり方 まとめ
・鬼役はいなくてもいい。
・家長か年男・年女・厄年の人が豆をまく。
・豆まきは玄関から遠い部屋から順番に全ての部屋で行う。
・豆をまくときは手のひらを上にしてまく。
・マンションに住んでいる場合はベランダに撒く。掃除は念入りに。
・豆まきは節分の日の夕方から夜にかけて行う。
・豆まきは2月3日の夕方に行うが、都合に合わせて別の日に行ってもいい。
豆まきの正しいやり方や時間帯、別の日に豆まきを行うことについてまとめました。
子供の頃何気なくやっていた豆まきですが、実はやり方や時間帯もしっかり決まっていたんですね。
現在でも神社などでは神事として行ったりもしますが一般家庭ではほとんど「イベント」です。
ぜひ「正しいやり方」にこだわらず「我が家ならでは」な豆まきを楽しんでくださいね!