こんにちは!
お正月は親戚が集まる機会でもあり、親戚付き合いのひとつとしてお年玉をあげたりもしますよね。
金額なども、自分の今までの経験や親戚中の慣習などから年齢に応じて決めていくかと思います。
ただ、小学生や中学生ならすんなり決まるものの、大学生へのお年玉ってどうすればいいのか迷いませんか?
学生だからあげる?でも大学生ってもう大人だよね・・・
そんな風に悩んでいる方のため、この記事では
- お年玉は何歳まであげて、いつ卒業する?
- 大学生にはあげるべき?
- あげるなら金額はどのくらい?
という疑問を解消します!
親戚に、あげるべきか悩む年齢のお子さんがいる方はぜひ参考にしてくださいね!
親戚へのお年玉は何歳まで?
まず、お年玉は何歳から始めて何歳まであげるのかハッキリとした決まりはありません。
その親戚との距離感が近くて、すごく可愛がっていて、経済的にも余裕があるのなら、いつまででもあげていいものです。
実際、30代で親や親戚からお年玉を貰っている方も世の中にはいらっしゃいます。
本人が「いらないよ」といっても、あげる側がやりたくてやっている、というイメージですね。
ただ、お年玉は本来、子供(目下の者)にあげるものですから、お年玉をあげているうちは「子供扱い」ということになります。
※ お年玉の由来について別の記事で詳しく紹介しています。
こちらも併せてチェックしてみてくださいね♪
そういった意味でも大人になったらお年玉も卒業、と考えている方が多いですね。
「大人になったら」の基準も人によってまちまちですが、大体の人は
- 成人したら大人
- 就職したら大人
の2パターンに分かれます。
「成人したら終了」という方はきっちり20歳でやめているようです。
大学生なら2年生が最後のお年玉ですね。
成人祝いも兼ねて、少し多めのお年玉を渡して終了という方もいます。
一方、「就職したら終了」という方は学生のうちはあげる、という感じで最高25歳まであげているようです。
ですが、たとえば親戚の中に高卒で働いている子と大学院に在籍中の子がいる場合は注意が必要です。
高卒の子は18歳でお年玉終了なのに、大学院の子は25歳でお年玉をもらっている・・・という状態になり、差ができてしまってちょっと問題ですよね。
親戚トラブルの原因になってしまったりもしますし、もらえない子が不満を持つかもしれません。
かといって「私にもお年玉ちょうだいよ!」なんて図々しくて言えないですし^^;
なので、親戚の中で差ができないように高校卒業を目処にお年玉も卒業するというのが一般的です。
その後は進学しても就職してもお年玉はナシ、という考え方です。
高校はほとんどの人が通うので差はできませんし、大学に進学したとしてもアルバイトができる年齢ですから特に問題はないでしょう。
ちなみに専門学校卒の私も18歳でお年玉を卒業しましたし、高卒の夫も18歳で卒業したとのことでした。
迷ったときは「自分の時は何歳までもらっていたか」を思い出してみるとすんなり決まるかと思います。
また、最近では
- 何歳から何歳まであげるのか
- 赤ちゃんや大学生はどうするのか
- 金額の目安や上限はどうするか
などなどを事前に話し合っておくご家庭も増えています。
そうしておくと親戚内のトラブルを防ぐこともできますね。
「学生の間はあげる」「20歳で終了」などはその親戚との関係性や経済状況で好きに決めても大丈夫です。
(お年玉はあげる側の好意であり、義務ではないので)
「大学卒業で終わりにします」「20歳で終わりにします」ということを、あらかじめあげる子の両親に伝えておくのがスマートかと思います。
お年玉は大学生にもあげる?
大学生は18歳~21歳までですから、3年生・4年生については悩むところです。
成人してるけど学生だし・・・って思いますよね。
結局、あげてもあげなくてもどちらでもいいものですが大学生にはお年玉をあげない、という考え方が一般的です。
大学と一口に言っても、例えば薬学部なら6年間ありますよね。
大学を卒業しても大学院という道もあります。
「学生の間は」と思っていると最高25歳まであげ続けることになります。
卒業が延びたりすると更に長引きますね。
なので、大学生にもお年玉をあげる派の方は
「20歳まで!3年生以降にはあげない」
「学生のうちはあげ続ける」
「大学卒業まではあげるけど、その後は大学院に進んでもあげない」
というように分かれます。
20歳を超えた子にお年玉をあげる、ということに違和感を感じている方も多く、20歳か、遅くとも22歳を目処にお年玉を終わりにするという方が圧倒的に多いです。
その違和感はもらう側にもあって、「大学生にもなってお年玉をもらうのは恥ずかしい」と思っている方も結構多いです。
実際私も高校を卒業して専門学校に進んだ際、空いた時間でアルバイトもしていたので、お年玉やお小遣いなど「何もせずにただ貰えるお金」は少し恥ずかしかったです。
親戚からのお年玉は親を通してお断りしました。
ただ、祖父母はどうしてもあげたかったようですね。
一度お断りしたらすごく寂しそうな顔をされたので専門学校を卒業する20歳までは有難く受け取っていました。
前章で、「大学生ならアルバイトもできる年齢」と書きましたが、実際にはレポートや研究なんかでアルバイトをする時間がなく自分の収入がないという方も多いです。
「お年玉は恥ずかしいけど、もらえるなら有難い」と思っている大学生も多いのではないでしょうか。
遊びたい年頃の大学生が勉強と目の前の生活でいっぱいいっぱい・・・というのも少し可哀相なので、そういう忙しい大学生には生活を支援する意味を込めてお年玉をあげている方もいますね。
もし大学生にお年玉をあげる予定で、いつでも会える距離や関係性なら少し時期をずらして違う名目であげると喜ばれるかと思います。
お年玉を大学生にあげるなら金額はどのくらい?
大学生にお年玉をあげる場合、金額は1万円程度が相場になります。
お年玉をあげる最後の年、20歳か22歳の時には成人祝い・就職祝いの意味もこめて少し多めに3万円程度を包む方もいますね。
ただ、お年玉は好意であげるものですから無理して相場の金額を包む必要もないかと思います。
もらったお金にケチつける失礼な大学生もいないでしょうしね^^;
経済状況を考えて無理のない金額で設定してくださいね♪
親戚へのお年玉は何歳まで? まとめ
・お年玉は子供(目下の者)にあげるものであり、大人になったら終了。
・成人した時か、就職した時がお年玉終了の目安。
・親戚の中で差をつけないため、高校卒業を目処にお年玉を終わりにするのが一般的。
・大学生にお年玉をあげるなら成人する20歳か大学卒業の22歳がやめどき。
・大学生へのお年玉は1万円が相場。成人・就職の時は少し多めに。
お年玉は何歳まであげるのか、大学生はどうするのか、また、あげるとしたらいくらくらいあげるのかについて紹介しました。
やっぱり「ハタチ超えたら大人だよね」という考え方の方がかなり多いなと感じました。
成人年齢が20歳から18歳に引き下げになりますから、これからは「高校卒業したらお年玉も終わり!」という方が増えそうですね!
お年玉は年に一回の親戚とのコミュニケーションでもあります。
あげられるうち、あげたいと思ううちは周りと比べずにぜひあげて、いい関係を続けていって欲しいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!