こんにちは!
節分の日に戸口に飾られるいわしの頭、「柊鰯」。
いつまで飾ればいいかご存知ですか?
地域によって飾り方にもちょっとした違いがありますし、そもそも飾らない地域もあります。
いざ飾ろうと思ったら、
「あれ?いつからいつまで飾ればいいんだっけ?」
「これ、もう片付けていいのかな?」
と、迷うこともあるかと思います。
作り物であればまだいいですが、本物のイワシを使うならあまり長く飾っておくのもちょっと気になりますよね><
この記事では節分に飾るいわしをいつまで飾ればいいのか、また、どのように処分すればいいのかについて紹介しています。
飾り終わった後のことをしっかり知っておけば安心して飾ることができます。
ぜひ参考にしてくださいね!
目次
節分のいわしはいつまで飾る?
節分の日に飾るイワシの頭には季節の変わり目にやってくる鬼を追い払う、という「魔除け」の意味がこめられています。
※ 別の記事で詳しく紹介していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!
なので鬼がいる間(季節の変わり目)に飾っておくのがいいですね。
飾っておく期間はご家庭によっても様々で、
- 節分の日だけ
- ひな祭りまで
- 一年中
- 鳥や猫が持っていってくれるのを待つ
という意見がありました。
明確な期間はないようなので、節分の日に飾っていれば、あとは「そろそろ片付けようかな」と思ったタイミングで処分して大丈夫です。
節分の日から2月終わりごろまで飾る方が多いようですね。
節分のいわしの処分方法
節分が終わり、飾り終わった鰯の頭ですがどうやって処分するのかも悩むところです。
「鳥や猫が勝手に持っていってくれるから自分では処分しない」
という意見もありますが、都会のほうでは「鳥や猫が勝手に持って行く」ということもあまりないですよね。
それに、隣家との距離が近ければ、ずっと飾っておくのも迷惑になったりします。
とはいえ一応魔除けの役目を果たしてくれた縁起物ですから、そのままゴミにポイっと捨ててしまうのも気が引けますよね><
そこで、縁起物である柊鰯の処分方法として4パターンまとめてみました。
住宅事情によってはできないこともあるかと思いますがやりやすい方法で処分してくださいね!
神社に焚き上げをお願いして処分
神社にお札やお守りなど、ゴミとして捨てられない縁起物を持参すると正しい方法で処分してもらえます。
捨てるのに悩むものをプロがきちんと処分してくれるということで一番安心できる方法ですよね!
無料でやってくれるところと焚き上げ料が必要なところがあります。
ただし、中には焚き上げを行っていなかったり、お札とお守りしか受け付けていない神社もあります。
いきなり持参せずにあらかじめ電話等で確認するのがおすすめです。
焼いて処分
灰になるまでしっかり焼いて処分する方法です。
花火ができるくらいの広さの庭がある方は簡単な方法なのでぜひ試してみてくださいね!
家の中やベランダなどで燃やすのはとても危険なのでやめましょう。
他の方法を試してくださいね!
灰は玄関先に盛ったり、撒いたりするといいと言われていますが、隣家との距離が近かったりすると風に舞って灰が散らばり、迷惑になってしまいます。
その場合は、埋めたり捨てたりするといいですよ。
出来る方が限られる方法ですが、もしこの方法で処分するなら消火用のバケツを準備していつでも火を消せるようにし、火事に気をつけて行ってくださいね!
玄関先に埋めて処分
玄関先に埋めるだけの簡単な方法です。
イワシの頭と柊の枝なので自然と土に還るのもいいですよね。
当然ですが、必ず自宅の敷地内に埋めましょう。
共用スペースや公園などに勝手に埋めるのはダメですよ!
お清めをした後にゴミとして処分
簡単・手軽でアパート・マンション住まいの方にも現実的な方法です。
普通に燃えるゴミとして捨てるのは気が引けますが、きちんとお清めをすれば捨ててしまって大丈夫。
お清めの塩や半紙など、準備するものもいくつかありますが、同じ方法で捨てるのに悩む門松やお守り、破魔矢なんかも処分することができます。
お清めの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
2.紙の上に清めたいものを置きます。
3.お清め用の塩を左に一回、右に一回、左に一回かけます。
塩は一つまみ程度でOK。
4.白い紙に包んで燃えるゴミとして処分します。
塩には穢れを浄化する働きがあり、もともとは海水を使ってお清めを行っていました。
「気持ちの問題」と割り切るなら食塩でも岩塩でも何でも大丈夫ですが、できればお清め用の塩か粗塩を使うようにするといいですね。
お清め用の塩は乾燥剤が含まれていて食用にすることはできないので注意しましょう。
節分のいわしはいつまで飾る? まとめ
・家庭によって飾る期間も様々だが、節分から2月終わりごろまで飾るのが一般的。
・節分のいわしは縁起物なので浄化・昇華させてから処分する。
・神社で焚き上げを行っているが、柊鰯は受け付けていない場合もある。
・一軒家で庭があるなら、燃やすか埋める方法がおすすめ。
・アパート・マンション住まいならお清めしてゴミとして処分するのがおすすめ。
節分に飾る鰯の頭「柊鰯」をいつまで飾るのかと、簡単な処分方法について紹介しました。
やってみようかな、飾ってみようかな、日本の風習を子供にも教えたいな、と思っても
その後の処分のことを考えると「やっぱりやめとこう・・・」となることも多いです。
でも、やり方さえ知っていれば簡単に処分もできますので、せっかく「飾りたい」と思ったのならぜひチャレンジして欲しいなと思います。
今では柊鰯を飾る風習のある地域でも飾らないお宅が多いので気軽に飾る方がこれから増えていくといいですね!