こんにちは!
節分には炒った豆(福豆)で豆まきをします。
節分の時期が近づくとスーパーの売り場にも炒り豆がたくさん並んだりしますが、わざわざ買うのも面倒・・・ということはありませんか?
煮豆などをよく作ったり、お豆腐を手作りする方だったら家に余っている大豆をそのまま豆まきに使えないか考えると思います。
でも、 生の豆をそのまま豆まきに使うと 豆まきの意味がなく、縁起が悪い ということをご存知ですか?
この記事では、節分の豆まきに炒り豆を使う理由と炒り豆の作り方・賞味期限について紹介しています。
ぜひこの記事を参考にして今年は炒り豆で豆まきをしてみませんか?♪
目次
豆まきに炒り豆を使う理由
「鬼は外!福は内!」の掛け声で行う豆まき。
その目的はもちろん鬼退治、厄払いです。
節分の時期には鬼がやってくると言われていますがその鬼の目に豆を投げつけ鬼退治を行ったという言い伝えから節分に豆まきをするようになりました。
では、なぜ炒り豆を使うのでしょうか。
ひとつは、鬼の目を「射る」という語呂合わせから、もう一つは芽が出ないように、という意味があります。
生の豆を使うと撒いた場所に根付いて芽を出してしまうので、それが「鬼が根付く」に繋がって縁起が悪いと言われています。
なので、しっかり煎って芽が出ないようにしているんですね。
豆まき用の炒り豆の作り方
前の章で書いた通り、生の豆を使うと豆まきの効果がなくなるうえ、縁起が悪いです。
煎り豆は簡単に作ることができるので、もし家に大豆があるなら一手間加えて炒り豆にしてから豆まきを行いませんか?
豆まきに使う炒り豆の作り方を紹介します。
大豆を戻す
まずは乾燥大豆を熱湯で戻します。
保温水筒に乾燥大豆と熱湯を入れ、一時間くらい置いて戻します。
熱湯は大豆が漬かるくらいの量にしましょう。
保温水筒がなければ厚手の鍋や土鍋などでもOK!
鍋を使う場合には、熱が逃げないようにタオルなどで包むといいですよ♪
水気を切る
戻した大豆をざるにあけ、水気を切ります。
ふきんやキッチンペーパーなどを使ってしっかり水気をとっていきましょう。
大豆を煎る
いよいよ大豆を煎っていきます。
フライパンに水気を切った大豆を入れ、強火で煎ります。
パチパチと音がしてきたら弱火にして15分~20分ほど炒りましょう。
時々揺すりながら炒るとムラ無く均等に火が通ります。
電子レンジで香ばしさアップ!
フライパンで炒って完成!でもいいのですが、更に電子レンジでチンすると香ばしくなります。
500Wの電子レンジで10分ほど加熱し、カリカリになったら完成!
様子を見ながら少しずつ加熱していきましょう。
炒り豆の賞味期限はどのくらい?
購入した炒り豆の賞味期限は未開封で6ヶ月くらいです。
ですが、手作りの場合まだ水分が残っていたりして市販のものよりもカビが生えたり傷んだりしやすいです。
なので、作った炒り豆はきちんと密封して保存し 1ヶ月を目安に早めに食べきるようにしましょう。
また、1ヶ月経っていなくてもカビが生えていたり見た目やニオイに変化がある場合は食べないようにしてください。
乾燥大豆は見た目に変化がなければ2~3年くらいは食べられるので豆まきに使う分だけ作り、すぐに食べるのがおすすめです。
おやつとして作るときも、まとめて作って保存するよりもその都度食べられる分だけ作るといいですね。
豆まきの豆の賞味期限と活用法について別の記事で詳しく紹介しています。
興味があればぜひこちらもチェックしてみてくださいね♪
豆まきに炒り豆を使う理由 まとめ
・生の豆を使うと芽が出るため、その場所に鬼が「根付く」。
・炒り豆は乾燥大豆を熱湯で戻し、フライパンで炒って作る。
・手作りの炒り豆は密封して保存し1ヶ月を目安に食べきる。
・豆まきに使う分だけ、食べる分だけその都度作るのがおすすめ。
節分の豆まきに炒り豆を使う理由と炒り豆の作り方・賞味期限について紹介しました。
大豆にちょっと手を加えるだけでできるのできちんと厄払いするためにも豆まきには炒り豆を使うようにしてみてくださいね!
炒り豆はカリカリと香ばしく食べだすと止まらなくなるのでヘルシーなおやつとしてもおすすめです。
ぜひこの記事を参考にして作ってみてくださいね♪