こんにちは!
父の日のプレゼント、定番といわれるものはたくさんありますが
お父さんが闘病中だったりすると色々な制限もあって
そうすんなりとは決まりませんよね。
お酒を贈るわけにもいかない、食品ももしかしたらダメかもしれない、
今までと同じように趣味が楽しめない…
人によってはもっと深刻で、「もしかしたら今年が最後かもしれない…」
という方もいます。
でも、せっかくのお祝い事。
感謝の気持ちをこめてプレゼントを贈りたいですよね。
今回は多くの方が罹患する「がん」に焦点を当てて
入院中に喜ばれるプレゼントや闘病中の食べ物についてまとめます。
父の日のプレゼントでがんの人には何を贈る?
日本人では2人に1人ががんに罹ると言われていますよね。
私の祖父も胃がんで亡くなっています。
病院嫌いの祖父はギリギリまで我慢し、もう限界!という時にやっと受診したので
すでに大分進行し手術も受けられない状態でした。いわゆる末期です。
もちろん今までと同じような生活もできなくなりました。
あなたのお父さんはもっと症状が軽いかもしれませんが、
闘病中の人へのプレゼントって本当に悩みますよね。
まさか病気の人にお酒やタバコをあげるわけにもいきません^^;
もしも症状が軽くて普通の生活を送れているなら
明らかにダメなものだけ避けて、普通のプレゼント選びをして大丈夫です。
スポーツなどの激しい趣味でなければ今まで通りに楽しめると思います。
手術したり入院したりするレベルで、
もう体力も落ちている、歩き回ったりするのもしんどそう、という場合は
手紙とか写真が喜ばれます。
ポジティブな言葉や笑顔の写真を見ると、ツライ治療も頑張れるので^^
体調によって多少出歩いたりできるのであれば
ちょっとオシャレなお出かけ用の服などもいいですね!
お天気のいい日に一緒に散歩できればお父さんも喜ぶのではないでしょうか。
がんの症状も進行も、人によって様々です。
無理のない範囲でその時できそうなものから選ぶといいですね。
最後かもしれない…と思うと何か特別なことを、と考えるかもしれませんが
これはやめたほうがいいです。
いつもと違うことをされると余命を意識してしまう方も多いです。
治らないかもしれない病気にかかると嫌でも敏感になりますよね。
ちょっとしたことで悲しい気持ちにさせてしまうかもしれません。
「来年も再来年も祝うわよ!」という気持ちでいつもどおりのお祝いをしましょう。
父の日のプレゼント入院中の場合はこれ
がん闘病中だと入院治療をしている方が多いですよね。
治療の妨げになるものはもちろんダメだし、
同室の方への配慮も必要なのでちょっと難しいですが…
治療を応援して元気付けるものや入院中楽しく過ごせるアイテムがいいですね^^
長く入院することになると、病室に一人ぼっちで心細くなります。
家族はマメにお見舞いにくるでしょうけど、
自分の生活もあるし毎日毎日は行けないですよね。
病室は殺風景ですから、毎日白い壁と天井を見てるだけだと寂しさも募ります。
壁に貼ったりちょっとしたスペースに置けるような
写真やメッセージ、お守りなどがおすすめです。
オリジナルの絵やメッセージを入れられるマグカップなどもありますよ。
入院中使えるものですし、いつも目に付いていいですよね♪
お子さんがいる方ならおじいちゃんの似顔絵とメッセージを書いてもらうのがいいです。
可愛い孫からのメッセージはすごく喜ばれますよ♪
お花はちょっとグレーです。避けたほうがいいかもしれません。
人によって違うのかもしれませんが、
祖父は匂いに敏感になってちょっとした匂いでも具合を悪くしていましたから…
お父さんは大丈夫でも同室の方の迷惑になってしまったら大変ですよね><
あと、検査がなければやることがなくて退屈するので暇をつぶせる楽しいもの。
例えばラジオや音楽を聴けるもの(イヤホンも忘れずに)、
頭を使うパズル雑誌、読書が好きなら色々なジャンルの本、
ポータブルDVDプレイヤーと映画のDVDなどがおすすめです。
癌治療中の食べ物のプレゼント
プレゼントに食べ物を贈る方も多いですが、闘病中となると難しいですよね。
食欲もだんだん落ちてくるので、食べれるときに好きなものを食べて欲しいって
家族としては思うけど…
もしかしたら食べ物に何か制限があるかもしれないし
あげていいのかどうか迷いますよね。
これはその人の今の状態や進行具合、治療方針によっても全然違うと思いますから
一概には言えませんし人の体験も参考にならないと思います。
でも、素人判断で何でもあげるのは避けたいですよね。
お父さんの状態を一番よく分かっている主治医の先生に、まずは相談しましょう。
私の場合は、担当の看護師さんに
「何か食べちゃダメなもの、ありますか」
「○○は食べても大丈夫ですか」
ってしょっちゅう聞いていました(笑)
幸い祖父は特に制限はなかったようなのでその時唯一食べられそうだったアイスを持って
お見舞いに行っていましたね。
色々味を変えて「じーちゃん、今日のアイスはこれだよー」って^^
食べ物の制限とか、注意することとか、そういうことは
私たち医師免許を持たない素人には全く分からないことです。
どんなことでも、迷ったら必ず相談しましょう。
まとめ
・お出かけ用の服もおすすめ
・病室に飾る写真やメッセージ、お守りなど
・お花は避けたほうがいい。
・入院中楽しく快適に過ごせるグッズ
・食べ物を贈る場合は一度主治医に相談を。
病気になると、今まで出来ていたことが今までどおりにできなくなります。
今までの趣味も楽しめなくなったり、億劫になったり。
そういう時のプレゼントって悩みますが、
病気であることを考えずに、健康な人へのプレゼントと同じ考え方で選んで
「元気になって退院したら使ってね」という形で贈るのもアリです。
目標が見えると治療も前向きに頑張ってくれたりしますし、
今すぐには使えないものでもお守りとして役立ってくれるのではないでしょうか。
がんというのは病状を見守る家族もすごくツライですよね><
嬉しいイベントごとでも「最後かも…」と思うと悲しくなります。
でも、難しいかもしれませんがそういう気持ちは一旦忘れて
お祝い事は笑顔で過ごしましょう^^
感謝の気持ちを伝えて、ポジティブに励ましましょう♪
素敵な父の日になりますように☆