こんにちは!
「エイプリルフールは午前中しか嘘をついてはいけない」
そんなルールをSNSなどで耳にしたことがある方も
多いかと思います。
ただ、そのルールを知らない方もまだまだ多く
相手から指摘されて始めて
「えっ!知らなかった!嘘ついちゃったよ、どうしよう」
と焦る方も後を絶ちません。
私自身も、「午前中だけ」というルールは
大人になってから知りましたし、
子供の頃は夕方でも夜でも関係なしに
ちょっとした嘘をついたりイタズラしたりしていました。
この記事では、
果たして本当に「午前中だけ」のルールが存在するのか、
なぜ午前中だけなのかについてまとめました。
エイプリルフールの計画をしている方は
ぜひ参考にしてくださいね!
目次
エイプリルフールの嘘は午前中だけって本当!?
「4/1はちょっとした嘘をついたりイタズラをしてもいい」
「イタズラされても笑って許してあげる日」
日本では一般的に「エイプリルフール」と呼ばれる日ですが、
色々な名前で世界各国で似たようなイベントが行われています。
しかし、「午前中だけ」という条件付きなのは
イギリスとイギリスに統治された一部の国だけ。
それ以外の国(もちろん日本も)では、
午前中に限らず終日嘘をついていいとされています。
夕食後くらいの遅い時間、
「もう今日は騙されることもないでしょ~」と
油断した頃を見計らって嘘やイタズラを仕掛ける、
という人も多いですよ♪
日本で「エイプリルフールの嘘は午前中だけ」と言われているのは
おそらく、エイプリルフールの嘘に騙された人が仕返しとして
「嘘ついていいのは午前中だけなんだよ!」
と嘘をついたのをきっかけにSNSなどで急速に情報が広まり、
ルールとして一部の人に定着したのではないかと言われています。
エイプリルフールが午前中だけなのはなぜ?
イギリスやアイルランドなどの一部の国では
「嘘をついていいのは午前中だけ」
というルールが確かに存在しています。
では、なぜ午前中だけなのでしょうか。
これは、もともとイギリスにあった
「オークアップルデー」という記念日のルールを
エイプリルフールにも流用したのが元になっています。
現在では廃止されたが、一部の地域に伝統として残っている。
チャールズ2世を讃えて、オークの葉や小枝を身につける。
これをしていない人は責められたり罰があったりするが、
身につけるのは正午まででいいとされている。
午前中だけ、というルールがある国では、
午前中に嘘をつき、午後のティータイムに
ネタばらしをしながらお茶を楽しむ、という慣習があります。
日本では一日中嘘をついてもいいですが、
相手への気遣いとしてネタばらしは早めにするようにしてくださいね!
エイプリルフールの嘘を午後につくとどうなる?
午後になってから嘘をつき、その相手から
「嘘ついていいのは午前中だけなんだよ!」と責められて
焦ってしまった経験はありませんか?
これまで書いてきた通り、エイプリルフールの嘘が午前中だけなのは
一部の国だけであり、日本では終日嘘をついて大丈夫です。
午後に嘘をついたからといって
何かペナルティがあったり悪いジンクスがあるわけではありません。
「午前中だけだ!」という反撃があったら
「日本のエイプリルフールにそんなルールはない!」と
切り返すといいですね。笑
ただ、「午前中しかダメだ」と本気で思っている方もいますし、
午後の嘘を本気で嫌がる方もいますので、
気心知れた相手に仕掛けるなど、相手を選ぶ必要はあります。
エイプリルフールは自由な発想で行っていいですが、
マナーとモラルを持って楽しみましょう。
こちらの記事もぜひ参考にしてくださいね!
エイプリルフールは午前中だけって本当? まとめ
・日本では終日嘘をついていい。
・オークアップルデーのルールが元になっている。
・エイプリルフールはマナーとモラルを持って楽しむ。
「エイプリルフールの嘘は午前中だけ」の真偽と
なぜ午前中だけなのかについてまとめました。
SNSなどでは間違った情報が拡散されることも多々あります。
もともと「午前中だけ」というルールは存在せず、
一日嘘をついていい、というのが正しい認識です。
とはいえ、「午前中しか嘘ついちゃダメ」と思っている方は
増えてきていますし、
そういう方は午後の嘘に不快感を持つこともあります。
もしかすると、そういう人が増えれば
日本のエイプリルフールの新たなルールとして
定着することもあるかもしれません。
お互いにエイプリルフールを楽しむためには
「相手を選ぶ」
「相手に合わせる」
ということも大事ですね。