こんにちは!
気候がよくなり、日差しが強くなってくると
お店には様々な種類の日焼け止めが並ぶようになります。
あー。日焼け止め買わなきゃな~。
と売り場に向かうも、ズラッと並ぶ日焼け止めの数々に
混乱気味の方も多いのではないでしょうか。
私の場合、悩んだ末に一番安いものを購入することがよくあります。笑
きっと、今これを読んでいるあなたも
なんとなくで一番安いものを選んだり、
なんとなくでSPFの高いものを選んだり、
という経験が少なからずあるのではないでしょうか。
この記事では、日焼け止めの選び方として
SPFやPAの表示の意味と値段の違いについてまとめました。
日焼け止めを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
目次
日焼け止めの選び方
日焼け止めには色々な種類がありますが、
一番は自分の肌の状態や使用スタイルに合わせて
使いやすいものを使い続けることです。
例えば、一口に日焼け止めといっても
形状も様々ですよね。
それぞれの特徴はこんな感じです。
クリーム | しっかり密着して落ちにくい | 防御力重視の方におすすめ! |
ミルク・ジェル | サラサラとした使用感 | ベタベタが苦手な方におすすめ! |
スプレー | 直接触れなくても塗ることができる | 背中やメイク後の塗りなおしにおすすめ! |
その他、日焼け止めの効果だけのものと
美白や保湿、化粧品としての効果を持ったものに分かれます。
それぞれメリット・デメリットがあるので、
普段用とレジャー用、とか春夏用と秋冬用、のように
日差しの強さや当たる時間で使い分けたり、
顔用・ボディ用で使い分けるのもおすすめです。
肌が弱い方はSPFが低いものやベビー用を使うといいでしょう。
肌への負担が少ない「紫外線吸収剤不使用」のものもおすすめです。
私としては
SPFが低めのクリームタイプのもの + スプレータイプのもの
があれば便利かなと思います。
テスターを用意しているお店もありますので
まずは試してみて、自分の好みに合う使用感のものを選びましょう♪
日焼け止めのSPFとPAの意味
上にもサラッと書きましたが、
日焼け止めにはSPFとPAの表示があります。
とはいえ、その説明はパッケージを見ても
あまり詳しくは書かれていません。
「SPFとかPAってなんなの!?
とりあえず数字が大きいの買っときゃ安心かな!?」
なーんて選び方はしていませんか?
無闇にSPF値の高いものを選ぶのはNG。
肌への負担も大きく、
日焼け止めが原因で肌荒れしてしまう、ということもよくあります。
SPFとPAについてそれぞれ説明するのでぜひ覚えてくださいね!
紫外線の種類
紫外線には紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)の2種類があります。
日焼けすると黒くなるのがA波、赤くなるのがB波ですね。
将来のシミの原因になるのがA波で、
A波は雨や曇りで日差しが強くない時でも
真皮まで到達するといわれています。
将来の肌のためには日差しが強くなくても
一年中日焼け止めを塗ったほうがいい、というのは
こういった理由からですね。
そして、紫外線A波をどれだけ防げるかをPAの+の数、
紫外線B波をどれだけ防げるかをSPFの値であらわしています。
日焼け止めのSPFの意味
SPFの値は紫外線B波をどのくらい防げるかを表したものです。
例えば、SPF30であれば「赤くなり始める時間を30倍先延ばしできる」
という意味。
紫外線に当たって肌が赤くなり始める時間には
もちろん個人差がありますが、
SPF1=20分が基準になっています。
つまりSPF30なら20分×30=600分、ということで
理論的には10時間は赤くならないという計算です。
ただ、これは規定の量をきちんと守って全く落ちなかった場合の話。
もったいないからと少なめに塗ったり、
海やプール、汗で流れたり、服でこすれて落ちてしまったりすると
その分効果は落ちますから実際にはもう少し短いでしょう。
もともと焼けやすい人も同じです。
SPF30を塗ったから10時間は無敵!!と思わずに
何度か塗りなおすようにしてくださいね!
SPFの数値は最高で50です。
「なんかよく分からないからとくかく強力なヤツ!」
ということでSPF50を選ぶ方もいます。
SPFの値が高いものは効果が高い反面、
肌への負担も大きく、落ちづらいです。
SPF50の日焼け止めを普段使いしていたら
肌が荒れたとか乾燥が酷い、という話もよく聞きますよね。
落ちづらいのはメリットともいえるかもしれませんが
クレンジングで念入りに落とす必要があり、
ゴシゴシ擦ってしまって肌が荒れる、という可能性もあります。
かといって、SPFの低いものだと海や山の強い日差しに対応できず
「塗ったのに日焼けしてしまった・・・」というケースもあります。
なので、日常使いとしてはSPF30くらいの弱いものを使い、
海・山でのレジャーや日差しの強い海外ではSPF50の強いもの、
というような使い分けがおすすめです。
日焼け止めのPAの意味
PAは紫外線A波をどれだけ防げるかの指標で
+の数で表されます。
+が多いほうが効果が高く、++++が最高です。
日焼け止めの値段の違い
日焼け止めは300円程度で購入できるものから
2000円以上する高価なものまで、値段はピンキリです。
その差はどこから来るのか疑問ですよね。
SPFやPAは基準に基づいてテストされているため、
数値が同じであれば防御性能は同じです。
価格が安くても数値は信用していいので安心してくださいね。
価格の差は基本的な防御性能以外の
独自の技術や処方にポイントがあります。
商品の価格は研究開発費と広告宣伝費がほとんどと言っていいでしょう。
なので、有名なモデルさんを使って
バンバンCMを流しているようなブランドの日焼け止めは
価格も少しお高いです。
研究開発費としては
防御性能と使用感のバランスの追求によって高くなります。
上にも書いたとおり、紫外線をブロックする効果が高くなればなるほど
肌への刺激が強すぎたり、使用感がイマイチになったりします。
そのバランスをうまく取り、ユーザに喜ばれる処方を追及することで
価格はおのずと高くなります。
高価な日焼け止めは、しっかりと紫外線から守りつつも
肌にやさしかったり、香りがよかったり、
それほど塗りなおししなくても効果が長持ちしたり・・・
というメリットがあります。
もちろん例外はありますが、基本的には
「高いものには高いだけの価値がある!」
ということですね。
一方、低価格のものは配合されている成分の質が悪かったり
粒子が粗くてなかなか肌に馴染まなかったりもします。
粗悪、という意味ではなく
安い材料を使ったり宣伝をしないことで
価格を抑えているイメージです。
私は自分の肌に合っていれば問題ないと思っているので
まずは気軽に色々なものを試してみるのが
いいんじゃないかと思います♪
日焼け止めの選び方 まとめ
・状況に合わせて色々なタイプのものを使い分けるのがおすすめ。
・紫外線は赤くなる紫外線B波と黒くなる紫外線A波に分けられる。
・紫外線A波は雨やくもりの日でも真皮まで到達する。
・紫外線A波をどのくらい抑えられるかの指標がPA
・紫外線B波をどのくらい抑えられるかの指標がSPF
・SPFが高いと効果が高い反面、肌への刺激も強い。
・日常的に使うならSPF30をこまめに塗りなおすのがおすすめ。
・SPFやPAが同じであれば高くても安くても防御性能は同じ。
・高価な日焼け止めは防御性能以外の技術や成分がポイント。
・まずは色々な日焼け止めを試して自分に合うものを見つける。
日焼け止めの選び方として、SPFとPAの意味と
高い日焼け止めと安い日焼け止めの違いについて紹介しました。
私自身も今までなんとなくで日焼け止めを選んでいましたが、
それぞれの特徴を知って吟味して選ぼうと思いました!
私にはコレ!というのが決まると
次に購入するときにも迷わないですよね♪
この記事が日焼け止めを選ぶ参考になれば嬉しいです。