こんにちは!
うっかり日焼け止めを塗り忘れて、真っ赤に日焼け。
ヒリヒリと痛かったり、かゆかったりとツライですよね。
人によっては夜も眠れないほどかゆい!という方もいます。
痛かったりかゆかったりするのは皮膚が炎症を起こしている証拠。
たかが日焼けと思わずに適切な対処が必要です。
この記事では、日焼けをして肌がかゆいときの対策やかゆくなる原因、
日焼けのかゆみに効く市販薬について紹介しています。
正しい処置でツライかゆみを一刻もはやく治しましょう!
目次
日焼けでかゆいときの対策
日焼けをすると、ヒリヒリ痛いだけではなく
なんとなくムズムズするようなかゆみが起きますよね。
そんな状態になったらどんな処置をするといいのでしょうか。
日焼けは火傷!
日焼けというのは実は軽度の火傷を負っている状態です。
日焼けをすると赤くなる人と黒くなる人がいますが、
日焼けでかゆいときには「赤くなる日焼け」が原因です。
日焼けをしてから6時間~48時間がかゆみのピーク。
色白で日焼けすると黒くならずに赤くなってしまう人は
紫外線のダメージを受けやすく、やけど状態になりやすいです。
日焼けをしたときには火傷と同じ対応が必要ですし、
痛み・かゆみが強いときや水ぶくれができてしまったときは
重度の火傷になってしまっているので病院へ行く必要があります。
たかが日焼けと軽く見ずに、正しい処置を行ってくださいね!
日焼けでかゆいときにすること
上にも書いたとおり、日焼けは火傷ですから
日焼けしてかゆいときには火傷の処置を行いましょう。
まずは日焼けした部分をしっかり冷やしてクールダウンします。
冷たいシャワーを浴びたり、濡れタオルを当てるといいですね。
これでかゆみも大分収まります。
気をつけてください。
急激に冷やしたり冷やしすぎたりすると凍傷やけどという状態になり、
皮がはがれたり水ぶくれになったりします。
保冷剤を使うなら直接当たらないようにタオルなどでくるみ、
当てる場所も少しずつずらしながら当てるようにしてみてくださいね。
日焼けをすると肌表面の水分が奪われて乾燥します。
しっかり保湿をするようにしましょう。
とにかくかゆい!かゆみを何とかしたい!
という時にはまずは炎症を抑える薬や痒み止めの薬を使い
2日ほど様子を見て、落ち着いてきたら保湿のクリームに
切り替えるようにするといいでしょう。
保湿をするときには化粧水よりもクリームのほうが
しみなくておすすめです。
ただし、痛みやかゆみが強いときには
自己判断で薬やクリームを使うべきではありません。
何も塗らない状態で医師の診察を受けましょう。
日焼けをすると水分が失われるので内側からも補給しましょう。
私は以前、一日にどのくらいの水分を取っているのかを
記録してみたことがあるのですが意外と飲めていなかったです。
日焼けして肌がかゆいときには意識して水分を取るようにしてみてくださいね!
皮膚を修復するときにビタミンCを消費するので
回復を早めるためにビタミンCを補給することも大切です。
スポーツドリンクにもビタミンCが含まれているのでおすすめですが
結構甘いので飲みすぎには注意です!
回復を早めるためには睡眠をしっかり取ることも大切です。
あまり夜更かしせず、充分な睡眠を取りましょう。
日焼けでかゆいときにやってはいけないこと
日焼けをしたときにはやってはいけない禁止事項もいくつかあります。
日焼けのかゆみを早く治すためにも、
以下の注意点をしっかり守るようにしてくださいね!
日焼けするとかゆいのでついつい引っかいてしまいたくなりますが
ここはグッと我慢です。
掻きむしってしまうと炎症が酷くなり治りづらくなってしまいます。
日焼けしてしばらくすると皮がむけてきますが、むりやりはがすのもご法度。
お風呂に入ったときもゴシゴシこすらないように気をつけましょう。
引っかいてもスッキリするのはその一瞬だけです。
日焼けがしっかり治るまでは新たな日焼けをしないように気をつけましょう。
日焼け予防には日焼け止めが効果的ですが、
炎症を起こした肌に日焼け止めを塗るのは刺激が強すぎるかもしれないので
日焼け止め以外の方法で対策するといいですね。
日焼け止め以外の紫外線対策については
別の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね♪
日焼け後の肌がかゆい原因
日焼けで痛くなるのは分かるけど、どうしてかゆくなるんだろう?
って思いませんか?
ちょっと不思議ですよね。
日焼けに限らず、あらゆる痒みに言えることですが
体のどこかに異常があると防御反応としてかゆみが起こるようになっています。
異常のあるところを掻くことで取り除こうとしている、という感じですね。
異常を知らせるための防御反応なのでなくすことはできませんが
なぜかゆみが起きるのかを知ると早くかゆみを鎮めることができます。
日焼けしたときにかゆくなる原因は3つあります。
肌の表面が乾燥するから
日焼けをすると肌の水分が奪われて乾燥します。
普段乾燥肌の方だと分かるかと思いますが、
肌が乾燥するとその乾燥した部分がかゆいですよね。
乾燥すると痒みを感じる神経が皮膚の表面近くまで伸びるため、
少しの刺激でも痒みを感じるようになります。
水ぶくれができるから
日焼けは火傷、と書いてきましたが
炎症が起きるとその炎症を治すためにリンパ液が集まり、
水ぶくれができることがあります。
水ぶくれはかゆみの元になります。
ちなみに水ぶくれは重度の火傷なので、
もし水ぶくれができるほどの日焼けをしたら
水ぶくれを潰さないように気をつけながら病院を受診しましょう。
紫外線アレルギーかも?
日焼けをして肌がかゆくなるのはよくあることですが、
例えば普通の天気の日にちょっと外を散歩しただけ、とか
少しの紫外線しか受けていないのにすごくかゆい!という時は
光線過敏症の可能性があります。
紫外線アレルギーとも言われていますね。
紫外線アレルギーでかゆくなるときは小さなブツブツが出ることもあります。
もし紫外線アレルギーなら今後もずっと悩まされることになりますし
ほんのちょっとのお散歩でもかゆくなってしまうのは本当に大変だし、ツライです。
紫外線アレルギーかも?と思ったら一度病院で検査してみるのがおすすめです。
日焼けのかゆみに効く薬
日焼けをして肌がかゆい!という時には痒み止めや
炎症を抑える成分の入った火傷の薬が効果的です。
おすすめの市販薬を5つほどピックアップして紹介するので
ぜひ参考にしてくださいね!
ただし、痒みが強いときには自己判断で薬を使わず、
病院を受診するようにしてください。
パンパス軟膏
パンパス軟膏は日焼けで炎症を起こした肌に使える薬です。
痛み、痒みを鎮め、化膿を防ぐ効果があります。
【第2類医薬品】メディケア パンパス軟膏(15g)【メディケア】
ユースキンI
ユースキンIは痒みを鎮めて肌を保湿する効果があります。
ステロイドが含まれておらず、生後3ヶ月以上であれば子供でも使えます。
夏の暑い時期、子供は汗をたくさんかいてあせもができてしまうこともあるので
ひとつあると重宝しますね。
ユースキンといえばオレンジのパッケージが印象的ですが
かゆみを鎮めるユースキンIはブルーのパッケージです。
間違えないようにしてくださいね!
オロナイン
言わずと知れた家庭の万能薬。
火傷の他、傷や吹き出物、水虫などあらゆる炎症に使えるスグレモノです。
ステロイドが含まれていないので赤ちゃんでも使えるのがポイント。
携帯しやすいチューブのものから大容量のボトルタイプまで
パッケージも色々あるのもいいですね♪
【第2類医薬品】オロナインH軟膏 チューブ(50g)【オロナイン】
ドルマイコーチ軟膏
ドルマイコーチ軟膏は痒みと炎症を抑える薬です。
あせも、しもやけ、虫さされにも使えるので
夏のレジャーには大活躍ですね!
ただし、広範囲に塗ったり顔に使うことはできないので
注意が必要です。
ステロイドが含まれているので、心配な方は別のものを使用しましょう。
【メール便可】【第(2)類医薬品】ドルマイコーチ軟膏 6g 【4987103046943】
フルコートF
フルコートFは炎症を抑えて化膿を防ぐ薬です。
水仕事でできる、いわゆる「主婦湿疹」や虫さされなど
色々なかゆみに効果を発揮します。
短期間でしっかり治るのがこの薬のいいところですが
ステロイドが含まれているので、
正しく理解して上手に使いたいですね。
不安な方は別の薬を使用しましょう。
日焼けでかゆいときの対策 まとめ
・日焼けでかゆいときはまずは冷やして、しっかり保湿。
・内側からの水分と栄養補給も大切。
・かゆくても掻いたり皮をむいたりしないこと。
・日焼けの炎症が治るまでは新たな日焼けをしないこと。
・日焼けで肌が乾燥すると肌が敏感になり少しの刺激でかゆくなる。
・日焼けで水ぶくれができることもある。水ぶくれができたら潰さずに病院へ。
・少しの日光でかゆくなるなら紫外線アレルギーかも?一度検査を受けてみよう。
・日焼けでかゆいときには炎症を抑える薬が効果的。
日焼けでかゆいときの対処法や原因、かゆみに効く薬について紹介しました。
日焼けしたときってヒリヒリ痛いのも気になるけど
時には夜も眠れないほどかゆくなって、それはそれで気になりますよね。
引っかくと痛くなるので、本能のまま掻き毟るわけにもいかずつらいかと思います。
日焼けのかゆみは2、3日くらいなので
はやく治るように保湿などを試してみてくださいね!