こんにちは!
雨の日が続くと「梅雨だなぁ」って思いますよね。
しとしとと降る雨の音を聞きながらのんびりと本を読む…
そんな情緒的なワンシーンは私も好きですが、
外で働く方やこれから旅行やレジャーを計画している方には
梅雨入り・梅雨明けは重要な情報です。
ニュースなどで梅雨入りが発表されますが
梅雨入りの定義や、どういう基準で梅雨入りを判断するかご存知ですか?
雨が続いたら梅雨、と単純に考えていたのですが
実は梅雨入りの定義ってちょっと難しいんですよ!
今回は気象庁が判断する「梅雨入り」の判断についてまとめます。
梅雨入りや梅雨明けの定義は?
春の終わりから夏にかけて、雨が多くなって日照時間が少なくなることを
一般的に「梅雨」と呼びます。
気象庁でもそのように定義していますね。
ですが、これって過ぎてみないと分からないというか
過ぎて初めて「この時期がそうだったのかな」って分かるものですよね。
青春と一緒ですね。
じゃあ、気象庁はどのように梅雨入りや梅雨明けを判断しているかというと…
晴れの日が2日以上続いて
↓
昨日・今日と雨が降って
↓
今後1週間、雨やくもりの日が続くと予想される
という場合に梅雨入りしたと判断します。
梅雨明けはその反対で、
雨の日が2日以上続いて
↓
昨日・今日が晴れで
↓
今後一週間、晴れの日が続くと予想される
という場合に梅雨明けと判断されます。
天気図だけでなく、週間予報も考慮し総合的に判断するので
梅雨前線がなくとも梅雨入りと判断するケースもあるようです。
発表するときには「○日に梅雨入りしたとみられます」という
ちょっと曖昧な含みを持たせた表現で発表しますよね。
私はそれを聞いて「梅雨入りしたのか、してないのかどっちなのよ」と
テレビに向かって突っ込んだりしてました。笑
別に2,3日ズレたところで何の支障もないのですが…
曖昧な表現って気になりますよね^^;
梅雨は「第五の季節」とも言われていますが、
四季や一日の区切りと一緒で境界が曖昧です。
梅雨入りを発表しても実際本当に梅雨入りしたどうかは分かりません。
「今日から梅雨入りですよっ!」と断定して発表した後に快晴が続けば
「梅雨入りしたって言ったじゃない!どうなってんのよ!」
って文句言う人は必ずいますよね^^;
春の終わりの時期に発表する梅雨入り、夏の初めに発表される梅雨明けは
あくまで暫定なので断定した言い方を避けています。
気象庁は梅雨入りの時期を訂正する?
前章にも書いたとおり、梅雨の時期は境界が曖昧ですから
今日から梅雨!とか今日から夏!ってハッキリ分からないですよね。
これからのお天気がどうなっていくのかは予想することしかできません。
梅雨入りしたと思ったけど…あれ?まだっぽい
ということも当然あります。
発表している梅雨入りはあくまで予想。
その予想が外れて何日かズレることもあります。
その年のいつからいつまでが梅雨だったのかは
春から夏にかけての実際の天気の移り変わりを考慮して、
梅雨の時期が終わった9月ごろに確定値として発表します。
9月ごろに発表しても「いまさら!?」と思うかもしれませんが
こういった正確なデータの積み重ねで
夏の天気や気温がどうなりそうなのかとか、
来年の同じ時期に「今年の梅雨入りはいつになりそうか」
という予測が立ちやすくなり、天気予報の精度アップにつながります。
発表がちょっと曖昧で、実際ちょっとズレてても
気象庁の方にツッコミを入れるのはやめましょう^^;
昔の私に代わって…ゴメンナサイ!!
まとめ
・週間予報から梅雨入りを判断。
・春の終わりの発表するものは暫定値なので外れることもある。
・9月ごろに実際の天気を考慮して梅雨の時期を訂正して発表される。
梅雨入りを発表されたけど晴れてるときってありますよね。
調べてみると期間の曖昧なものを予測して発表するのは大変だなって思いました。
この発表はあくまで予想だって意識していると
予想外の晴れが続いたり雨が続いたりしてもイラッとすることはなさそうです。
とはいえ、ちょっとズレる程度で大きく外すこともあまりありませんから
梅雨入りが発表されたら水害に注意したり
雨の楽しみを探したりしてみてくださいね♪