こんにちは!
お盆は亡くなった方の魂が帰ってくる日です。
お盆のはじめには迎え火(精霊迎え)でご先祖様を迎え、
お盆の終わりには送り火(精霊送り)で見送りますよね。
ですが、その送り迎えの大切な日が晴天であるとは限りません。
お盆の時期はちょうど台風の時期でもあり、雨で迎え火・送り火ができないこともあります。
この記事では、お盆の送り火の時に雨が降った場合の対処法と代用の方法についてまとめました。
ぜひ参考にしてご先祖様を送ってあげてくださいね!
お盆の送り火は雨の場合どうする?
まずは前提として、迎え火・送り火をいつするのかご存知ですか?
送り火 16日
13日にこの世に来て、16日にあの世へと帰っていきます。
基本的に日にちはずらさず、何とかその日に行うのいいとされています。
京都の五山送り火は豪雨の中でも行われていますね。
何が何でもやる!という意気込みが感じられます。
家で行う送り火も、できれば16日に行ったほうがいいでしょう。
小雨だったり、傘でしのげる程度の雨ならばそのまま行います。
雨が強い場合には、次に紹介する代用の方法で行ってくださいね。
風が強いときも危険なので代用の方法で行いましょう。
迎え火・送り火の習慣は地域や家庭によって様々です。
私が住んでいる地域では、迎え火・送り火はありません。
13日にお墓参りに行き、そこで盆提灯に火を灯して
消えないように家に持ち帰り、仏壇のろうそくに移す、というやり方でした。
玄関先で藁を燃やす迎え火・送り火はやったことがなく
大人になってから初めて知ったくらいです。
小さな頃から習慣としてやっていると
「何とかやらなきゃ」
と思うかも知れませんが、
私は、無理して行うよりも日にちや時間帯をずらしたほうがいいのではないかと思います。
例えば、送り火は本来夕方に行いますが、夕方は雨が降ると分かっているのであれば
雨が降り出す前に行ってもいいと思います。
一日降っているようなら、次の日でもいいのではないでしょうか。
せっかくご先祖様が来てくれているのですから
ゆっくりしていってもらいましょう♪
送り火は他の方法で代用できる?
送り火をしたいけど、雨が降っていてできそうにない・・・
というときは盆提灯で代用することができます。
マンションやアパートで暮らしていて
藁を燃やす迎え火・送り火ができない!という方でも
できる方法なのでぜひ試してみてくださいね♪
1. 盆提灯に火を灯す。
2. 玄関や庭先、仏壇の近くなどに置く。
とっても簡単ですよね!
なお、初盆の場合は白い提灯を使いましょう。
お盆の送り火が雨の場合どうする? まとめ
・基本的には日にちをずらさず、その日に行うのがベスト。
・雨でできない場合は無理せず日にちや時間帯をずらすか、盆提灯で代用する。
・風が強い場合は危険なので盆提灯で代用する。
・盆提灯で代用する場合は、火を灯して玄関や庭先に置く。
・初盆の場合は白い盆提灯を使う。
お盆の送り火の日が雨の場合の対処法と盆提灯で代用する方法を紹介しました。
五山送り火は雨の中でも行いますし、基本的には日にちはずらさないので
「雨だけど、何とかやらなきゃ・・・」と思っちゃいますよね。
ですが、雨の中の送り火は危険だし大変だし、後々イヤな思い出として残ってしまいます。
義務感で送り火をされてもきっと故人は喜ばないでしょう。
今日はできなさそうだな、と思ったら別の方法で代用しても大丈夫ですし
別の日にズラすというのも一つの案としてアリだと思います。
ぜひ柔軟に考えて、「我が家のやり方」を作っていってくださいね♪