こんにちは!
秋になると美味しい梨が出回りますよね!
梨が大好きで思わず箱買いしたり、家族や知り合いからたくさんもらうこともよくあるのではないでしょうか。
でも、梨は足が早く、あっという間に傷んでしまうのでたくさんあると保存に困ってしまいますよね。
この記事では、いつでもシャキシャキ状態で梨が食べられるよう上手な保存方法についてまとめました。
ぜひ参考にして美味しく食べてくださいね♪
目次
梨の保存方法
梨は水分が多いために、長く保存しておくのが難しく傷みやすいと言われています。
洋ナシであればしばらく置いておくと更に甘くなる(追熟)のですが、和梨にはそれがありません。
なので、梨を買ったり貰ったりしたらなるべく早く食べるのが一番です。
また、箱でたくさん購入したときには下のほうの梨が早く傷むので注意しましょう。
梨同士がくっついた状態で長時間置いておくと傷みやすいです。
くれぐれも段ボール箱に入れっぱなしにせず、箱から出して保存するようにしてくださいね。
梨の上手な保存方法について
- 丸ごと保存する場合
- 切ったものを保存する場合
- 長期保存したい場合
の3パターンに分けて紹介します。
梨をまるごと保存する場合
買ったままの状態、つまり皮を剥いていなくて、カットもしていない状態で丸ごと保存するなら常温保存か冷蔵保存がいいですね。
もちろん冷蔵保存のほうが長持ちします。
1. 一つずつラップか新聞紙で包む。
2. ジッパーつきの袋などでしっかり密封。
3. 茎を下にして冷蔵庫の野菜室か暗くて温度変化のない場所で保存。
4. 冷暗所で保存する場合は食べる数時間前に冷蔵庫に移す。
保存のポイントは乾燥を防ぐことです。
梨は枝から切り離されると養分が補給することができないため、蓄えられた糖分と水分を利用して生き延びようとします。
美味しい状態で食べるには糖分と水分を消費しないように保存すること。
そして、消費される前に早めに食べることです。
梨は茎(へた)の部分で呼吸するため、茎を下にすると呼吸を抑えて劣化を防ぐことができます。
ラップや新聞紙で包むと乾燥を防ぐことができ、何もしないより長持ちするのでぜひ試してみてくださいね!
切った梨を保存する場合
皮を剥いてカットしたけど食べ切れなかった・・・という場合もあるでしょう。
この場合、常温保存はNGです!
カットしたものは傷むのも早いので、冷蔵保存して早めに食べるのがおすすめです。
1. レモン水や塩水につける。
2. 一つ一つラップで包む。
3. ジッパー付きの袋などで密封して冷蔵庫へ。
梨を切ると、りんごと同じように断面が酸化して変色してしまいます。
酸化を防ぐためにレモン水や塩水につけるのがポイントです。
長期保存したい場合
たくさんあるけど食べきれないときもありますよね。
また、梨の時期は夏~秋ですが、春に梨を食べたくなるときもあるでしょう。
どうにかして長期保存できないかな?と思う方も多いと思いますが、
(私自身も「梨を一年中食べられたらな~」と思ってます 笑)
冒頭にも書いたとおり梨は長期保存が難しい果物です。
生の梨のシャキシャキとした食感を楽しみたいのなら長期保存は諦めるしかありません。
ただ、ジャムやコンポートなどに加工すれば瓶詰めして長期保存が可能です。
どうしても食べ切れなくて余ってしまいそうなときには最終手段として別のものに加工して保存するのもいいと思います。
梨ならではな食感は失われますが、傷んでダメにしてしまうよりいいですよね。
梨の保存期間
梨は傷みやすいとよく言われていますが、実際どのくらいの期間保存しておけるのか気になりますよね。
上で書いた通り正しく保存した場合、
- 常温 → 3日
- 冷蔵 → 1週間
- 冷凍 → 1ヶ月
が目安です。
二十世紀梨など、水分の多い品種は特に傷みやすいので「きちんと保存してるから」と安心せずに早めに食べきるようにしてくださいね!
梨の保存は冷凍でもできる?
上の章でさらっと書きましたが、冷凍保存すると約1ヶ月~2ヶ月程度持つようになります。
ただ、生の梨のシャキシャキとした食感を楽しみたい場合、冷凍保存は不向きです。
梨は水分が多く、冷凍してしまうとシャーベット状になったり、解凍したときにぐじゅぐじゅになってしまうからです。
もし、冷凍したものをシャーベットやコンポートなど別のものに加工して食べるのであれば、冷凍保存は手軽に長期間保存できるおすすめの方法です。
元の食感には戻らないので注意が必要ですが、加工する前提で保存したい方は試してみてくださいね!
1. すりおろすかミキサー等にかけてピューレ状にする。
2. レモン汁を少し加える。
3. ジッパー付きの袋などに入れて板状になるように密閉する。
4. 冷凍庫へ。
この梨のピューレはシャーペットやコンポートにする他にも、お肉の漬け込みダレやソースにするのもおすすめです。
お肉が柔らかくなるのでぜひ試してみてくださいね♪
梨の保存方法 まとめ
・梨は傷みやすく追熟もしないため、早めに食べるのがおすすめ。
・梨の保存は乾燥を防ぐのがポイント。
・丸ごと保存するときは一つ一つ密封し、ヘタを下にして冷暗所か冷蔵庫へ。
・切った梨を保存するときは酸化を防ぐ処理をした後、密封して冷蔵庫へ。
・長期保存するならジャムやコンポートに加工して瓶詰めがおすすめ。
・保存できる期間は常温で3日、冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月。
・水分の多い品種は傷みやすいので要注意!
・冷凍するとシャーベット状になるため、生で食べたい方には不向き。
・ピューレ状にして冷凍し、他のものに加工するのがおすすめ。
梨の保存方法や保存できる期間、冷凍について紹介しました。
梨は傷むのも早く、間違った保存をすると梨ならではの食感がなくなってしまうので保存には注意が必要です。
私も梨が大好きで、梨が出始める頃にはついつい買いすぎてしまうのですが家族があまり食べないのでいくつかダメにしてしまうこともあります。
食べたくて買ったのに、食べ切れなくてダメにしてしまうのはなんだか悲しくて申し訳ない気持ちになります・・・。
保存方法について紹介してきましたが、一番美味しい状態で食べるなら、やっぱり食べきれる分だけ買って早めに食べることだと思います。
シャキシャキした食感も楽しめますしね♪
別のものに加工して食べるなら冷凍保存で長く楽しむことができます。
この記事を参考にして、ぜひ美味しく食べてくださいね!