こんにちは!
夏は屋外レジャーがたくさんありますが、厄介なのが虫刺され。
たまに腕に止まっているのを見つけることもあるけど、大抵は痒みが出てから「うわぁー、虫に刺された・・・」と気づきます。
刺される虫にもよりますが、腫れるし痒いしでかなり気になりますよね。
人によっては刺された部分が大きく腫れてビックリすることもあるのではないでしょうか。
この記事では、虫刺されで腫れる原因と対処法、おすすめの市販薬について紹介しています。
虫さされの腫れには、放置すると重症化する恐ろしいものもあります。
たかが虫刺されと甘く見ず、必要であれば病院も受診してくださいね!
目次
虫刺されで腫れがひどいときの原因は?
虫刺されで腫れるのは、アレルギー反応が起こるからです。
花粉症などで目が痒くなるのと同じメカニズムですね。
1. 虫の毒や唾液の成分が抗原となる。
2. 体の中に抗体が作られる。
3. 抗体に反応してヒスタミンがたくさん生成される。
4. アレルギー反応(腫れ・痒み)が出る。
症状の出方は年齢や体質によっても違います。
あまりに腫れがひどい場合は次の3つの原因をチェックしてみてくださいね!
アレルギー体質
虫刺されで腫れるのはアレルギー反応だとお伝えしました。
なので、もともとアレルギー体質の方は症状が強く出ると言われています。
症状の出方には個人差があるので、そこまで心配はいりません。
市販薬を使って様子を見ましょう。
蚊刺過敏症(蚊アレルギー)
蚊に刺されたときにひどく腫れる場合、蚊アレルギーである可能性もあります。
アレルギー反応が強く出ている状態ですね。
蚊アレルギーは刺された部分が大きく腫れるほか、発熱やリンパの腫れなどの全身症状も出ます。
比較的まれなアレルギーではありますが、人によっては死に至るほど危険なものです。
蚊にさされる度に熱が出るようなら、蚊アレルギーが疑われるのでなるべく早く皮膚科を受診しましょう。
ハチ・ムカデ・クモに刺された
ハチやムカデ、クモの毒は毒性が強く、刺されると大きく腫れてしまいます。
酷いときにはアナフィラキシーショックを起こすことも・・・。
ハチやムカデ、クモに刺された場合は皮膚科を受診しましょう。
虫刺されの腫れの対処法
虫に刺されて大きく腫れてしまった場合、どのように対処すればいいでしょうか。
それには3つのポイントがあります。
- かきむしらない
- 冷やす
- 市販薬を使う
それぞれ詳しく紹介します。
かきむしらない
虫にさされると腫れて痒くなりますが、痒くても絶対にかきむしらないようにしてください。
かきむしると腫れも痒みも悪化します。
お子さんの場合はとびひになるのも心配ですしね。
冷やす
痒いけど掻いちゃダメ、というもどかしさ・・・。
モヤモヤしますよね。
そんな時は刺された部分を冷やしてみてください。
冷やすと腫れが引いて痒みも落ち着きます。
市販薬を使う
虫さされの薬には痒みに効くものから腫れに効くものまで色々あります。
この後も詳しく紹介しますが、腫れに効く薬を使って様子を見てみましょう。
5日ほど使っても良くならない場合は皮膚科を受診してくださいね!
虫刺されの腫れに効く薬
虫刺されの薬には色々ありますが、腫れがひどい場合は軟膏タイプのステロイド剤がおすすめです。
ステロイド、というと怖い薬のイメージですが、短期間の使用なら副作用の心配はないと言われています。
弱い薬を長期間使い続けるよりも早くキレイに治るので試してみてくださいね。
ただし、長期間使用しない、粘膜の近くには使わない、など用法はきちんと守るようにしてください。
上の章でもさらっと書きましたが、5日ほど使用しても良くならない場合は皮膚科を受診することをおすすめします。
軟膏タイプのステロイドでオススメなのが、セロナ軟膏、フルコートF、ムヒアルファEXの3つです。
ムヒアルファEX(セルフメディケーション税制対象)(15g)
強い腫れがあるときによく効きます。
ステロイドの強さで言うと、フルコートFが強め、ムヒアルファEXが弱めです。
薬選びの参考にしてくださいね!
虫刺されの薬については別の記事でも詳しく紹介しています。
併せてチェックしてくださいね!
虫刺されの腫れがひどい原因 まとめ
・虫刺されの症状の出方は年齢や体質によって違う。
・もともとアレルギー体質だと症状が強く出やすい。
・蚊アレルギーは刺された部分が大きく腫れ、発熱する。
・ハチやムカデ、クモは毒性が強いため皮膚科を受診する。
・虫刺されで腫れたときは掻きむしらず、冷やして市販薬を使う。
・市販薬を5日ほど使ってもよくならなければ皮膚科へ。
・虫刺されの腫れには軟膏タイプのステロイド剤がおすすめ。
虫刺されの原因と対処法、市販薬について紹介しました。
虫刺されで大きく腫れるとビックリするし、気になりますよね。
体質でちょっと強く反応が出る、ということもありますがアレルギー反応も強すぎると全身に症状が出ます。
たかが虫刺され、と軽く見ている方も多いのですが、虫刺されで病院に行くことは決して大げさではありません。
腫れがひどいとき、市販薬を使ってもよくならないときは、迷わず皮膚科を受診するようにしてくださいね!