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読書の秋はなぜ秋?由来とおすすめの本を紹介!

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こんにちは!

秋は「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」・・・などなど、楽しみが多い季節です♪

 

夏の厳しい暑さも終わり、美味しい食べ物がたくさん収穫できる季節。

スポーツの秋や食欲の秋はなんとなく分かるものの、なぜ読書が秋なのか疑問ですよね。

 

この記事では、「読書の秋」という表現について、なぜ秋なのか由来は何なのかをまとめました。

最後には私が今まで読んだ本の中から、ぜひ読んで欲しいおすすめの本を紹介しています。

ぜひ参考にしてくださいね!

 

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読書の秋はなぜ秋?

 

「スポーツの秋」や「読書の秋」は、体育の日や読書週間などに合わせた標語である、という意見があります。

確かに、10月の終わりごろには読書週間がありますから「読書の秋」というのにも納得ですよね!

 

ですが、どちらかというと「読書の秋」という表現の方が先にあって、その後読書週間ができたという方が正しいです。

ではなぜ、秋は読書なのでしょうか?

 

これには秋の気候が関係しています。

秋は、夏の厳しい暑さが終わり涼しくなってくる頃。

実はこの時期、一番集中力が高まる時期なんです!

ちょっと肌寒い、18度くらいが一番集中できると言われています。

秋は読書だけでなく勉強にも最適、といえますね♪

 

そういった意味では、春先なども同じような気温なので集中力も高まります。

ですが、春は新年度でもありますし農業でも繁忙期ですから、何かとバタバタしていて忙しいですよね。

反面、秋は特に忙しい時期でもなく日々の生活も落ち着いていて何事にも挑戦しやすい時期と言えます。

 

気候も穏やかで落ち着いた日々の中「何かしてみようかな」という気持ちも自然と湧いてきますから「読書の秋」や「芸術の秋」という言葉ができるのにも納得ですね!

 

読書の秋の由来

 

「読書の秋」は中国から伝わった「灯火親しむべし」という言葉から生まれたと言われています。

 

これは韓愈(かんゆ)という人が作った詩の一節

「灯火稍(ようや)く親しむべく 簡編卷舒(けんじょ)すべし」

がもとになっています。

 

「秋の夜長は灯りをつけて読書をするのに適している」という意味ですね。

この詩は、息子に読書の大切さを伝えるために作ったと言われています。

 

時が経ち、「秋の夜長は読書!」という考え方が定着して「読書の秋」という表現ができたんですね。

ちなみに、夏目漱石も「三四郎」という作品の中でこの詩を用いています。

 

息子を想う気持ちまで受継がれているようで何だかロマンチックですよね♪

私も息子に読書の大切さを教えてあげたいと思いました!


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読書の秋におすすめの本

 

最後に、読書の秋にぜひ読んで欲しいおすすめの本を紹介します!

今まで私が読んだ本の中でも特に面白いと思ったものをいくつかピックアップして紹介しますので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてくださいね!

 

小さな小さな王様

主人公と親指サイズの小さな王様の話。

 

王様の世界では、歳を取るごとにだんだん小さくなっていきます。

生まれたころは何でもできて何でも知っていますが、歳をとって小さくなるごとに色々なことを忘れていき、できることも少なくなっていくのだとか。

そして主人公は、この世界のことを王様に教え王様からは王様の世界のことを教えてもらう、というストーリーです。

 

この本は私が高校生のときに出会い、今でも大切に読んでいます。

王様のキャラクターにも癒されます♪

 

 

MOMENT

病院で清掃員のアルバイトをする大学生の「僕」が、末期患者の最後の願いをひとつだけ叶えてあげるという話。

お願いは「ある人を探して欲しい」とか「ある場所に連れていって欲しい」といったもので「僕」は出来る限り叶えてあげようとするのですが、そのお願いの裏にある想いに涙が溢れる一冊です。

 

主人公は相手を「死ぬ間際の人」ではなく「これから回復して元気になる人」と思っています。

接し方もラフなので、死という重いテーマでありながらその重たさを感じることなく楽に読めました。

 

自分だったら、死ぬ前にどんなお願いをするんだろう?と考えながら読むことで「生き方」についても考えるきっかけになります。

 

 

探偵ガリレオ

2007年のドラマ「ガリレオ」の原作の小説です。

不思議な事件を刑事と大学の助教授というコンビが解決していく、というストーリー。

 

この本は、もともとドラマのほうが好きで「原作も読んでみよう!」と思ったのですが、ドラマ同様引き込まれるストーリーです。

ドラマとの違いを見ながら読んでみるのも面白いと思います♪

 

 

「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」など映画化された長編もあります。

こちらは、映画では描ききれない犯人の心情や過去なども描かれていて思わずうるっとしてしまいました・・・。

 

 

 

プリズンホテル

ヤクザが経営する任侠団体専用ホテルで起きる様々な人間模様を描いた物語。

夏・秋・冬・春と4冊あります。

 

浅田次郎の小説が好きでよく読むのですが、「プリズンホテル」は特に好きなもののひとつです!

涙アリ笑いアリのストーリー、ホテルに泊まった気分で読むと面白いですよ♪

 

 

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読書の秋はなぜ? まとめ

・秋は涼しく、集中力が高まる。
・秋は気候が穏やかで忙しくもなく、何かを始めるのに最適。
・秋の読書は中国から伝わった「灯火親しむべし」という言葉がもとになっている。

 

「読書の秋」の理由と由来、おすすめの本を紹介しました。

今、本を読まない人が増えているそうですが、ビジネス書にしろ小説にしろ、本は自分の世界を広げてくれる素晴らしいものだと私は思っています。

普段、仕事に家事に忙しい方こそ、一息入れてお気に入りの飲み物を飲みながらゆったり読書をするのも有意義な時間になると思いますよ♪

 

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