こんにちは!
秋になると公園などにどんぐりがたくさん落ちていますよね♪
小さな子供がいると、ポケットいっぱいに詰め込んで帰ってきたりしませんか?
ころんとかわいいどんぐり。
見つけると嬉しくてついついたくさん集めてしまうんですよね。
とはいえ、どんぐりは自然のものですからカビや虫などが心配です。
それに、たくさん集めても
「うーん、何に使おう・・・」
って使い道に迷ってしまいませんか?
「ママにあげる♪」
なんて笑顔で言われたら・・・捨てちゃうのも何だか悪いですよね^^;
そこでこの記事では、どんぐりの使い道や虫がいるかどうかの見分け方、上手な保存方法について紹介しています。
お子さんがたくさん集めてくれたどんんぐり、せっかくなら有効活用しちゃいましょう!
目次
どんぐりの使い道
どんぐりは意外と色々な使い道があります。
いくつか紹介しますので、ぜひ色々試してみてくださいね!
工作する
どんぐりの使い道で一番に思い浮かぶのがどんぐりを使った工作でしょうか。
定番なのが「こま」や「やじろべぇ」。
昔からあるアイディアなので、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に作るのも楽しいと思います。
金具をつけて紐を通せばネックレス、ペットボトルにそのまま入れればマラカスになります。
小さなお子さんが喜びそうですね♪
どんぐりに直接ペンで書き込んでミニチュア人形を作るのもいいですね。
SNSなどではどんぐりで作ったトトロが人気です。
これからの時期、どんぐりや松ぼっくりを使ったクリスマスリースもオシャレです。
ベースがあれば簡単に作ることができるので試してみてくださいね♪
動物のえさにする
どんぐりはおしどりや熊などの野生生物のえさになります。
おしどりのいる公園などがあれば、えさとしてあげてみると可愛い姿が見られます♪
※ 餌を与えてもいいか、念のため管理者に確認しましょう。
また、野生生物への餌としてどんぐりの寄付を受け付けている団体もあるのでそういった団体へ寄付するのもいいでしょう。
どんぐり銀行に預ける
高知県で行われている「どんぐり銀行」をご存知ですか?
豊かな森作りを目的に行われている取り組みで、本店である高知県大川村をはじめ、全国の「どんぐり共和国」の店舗でどんぐりを預けることができます。
ちゃんと通帳もあって、預けたどんぐりの数が記録されるので通帳を眺めるのが楽しくなりそうですね♪
預けたどんぐりは苗木という形で年に一回払い戻しが可能です。
自宅の庭に植えるもよし。
公園や学校に寄贈するのもよし。
植える場所がなければ、大川村で行われる植樹祭で植樹してもらうこともできます。
せっかく拾っても結局捨ててしまうのなら、森に返すという意味でも「どんぐり貯金」を始めてみるのはどうでしょうか?
育ててみる
自宅の庭など、育てる場所があれば育ててみるのも面白いと思います。
虫に食われていない新鮮などんぐりなら芽が出るので試してみてくださいね!
食べてみる
どんぐりは木の実ですから、もちろん食べることもできます。
農耕が始まる前の縄文時代は、どんぐりがたくさん食べられていました。
そのまま食べるより、パンやクッキー、コーヒーなどにするのがおすすめ。
アク抜きの手間がかかるうえ、味もあまりなくて美味しいものではありませんが経験として食べてみるのもいいと思います。
「どんぐりって食べれるって知ってた?」
なんて聞いてみると、子供たちの好奇心も刺激できていいですね♪
どんぐりに虫がいるかどうかの見分け方
さて、どんぐりを集めていると怖いのが虫の問題。
箱に保存して放置していたら小さな虫がウヨウヨ・・・という恐ろしい話もよく聞きます^^;
できれば拾う段階で虫のいないものだけを選別したいですよね。
分かりやすいのが穴の有無です。
栗などでも穴が開いているものは拾わないようにしている方は多いですよね。
ただ、どんぐりの場合は穴が開いていなくても虫がいる場合があります。
どんぐりを食べる虫は、どんぐりがまだ柔らかいときに小さな穴を開けて産卵します。
その穴は徐々にふさがってしまうため、拾ったときには小さな点かシミ程度にしか見えません。
一見、穴が開いているようには見えないので厄介ですよね^^;
目で見て確認できるほどはっきり穴が開いている場合、虫が這い出た後なので中に虫はいないと言われています。
穴の有無以外で見分けるなら、水に入れてみる方法が簡単でおすすめです。
水に入れたときに浮かぶものは、虫に食われて中身がスカスカな状態。
放置すると虫が出てくる可能性があります。
一方、しっかり沈むものは虫に食われていない新鮮などんぐりです。
沈んだものだけを使うようにしましょう。
どんぐりの保存方法
上に書いた方法で虫がいるかどうかを調べることができますが、万が一・・・ということもあります。
保存する前に念の為消毒しておきましょう。
この工程をきちんとやっておくことで虫が出てくる心配がなくなります。
消毒には主に二つの方法があります。
- 煮沸消毒する
- 冷凍する
電子レンジを使う方法もあるのですが、そのままチンするとどんぐりが爆ぜて故障の原因になったりします。
一工夫する必要があるので、上の二つの方法が手軽でおすすめですよ♪
1. 沸騰したお湯にどんぐりを入れる。
2. 取り出して乾燥させる。
一度濡れるとカビが生えやすくなります。
カビ予防のためにもしっかり乾燥させるようにしましょう。
1. 2日~1週間ほど冷凍庫で凍らせる。
2. 冷凍庫から取り出し、自然解凍させる。
保存するとき、ビンや缶など風通しの悪い容器は避けましょう。
どんぐりの使い道 まとめ
・野生動物の餌や森に植える目的でどんぐりを募集している団体がある。
・経験として実際に育てたり食べたりするのもおすすめ。
・どんぐりは穴が開いていなくても虫がいる場合がある。
・どんぐりを水に入れたとき、沈むものが安全。
・どんぐりは保存する前に煮沸や冷凍で消毒しておく。
・密閉できる容器は避け、風通しのいい容器に保存する。
どんぐりの使い道や虫対策について紹介しました。
どんぐりといえばどんぐり工作が定番ですが、それ以外にも色々な使い道があります。
きっとこの記事で挙げたものの中でも
「そんな使い道があるのか!」と新たな発見があったのではないでしょうか。
お子さんが一生懸命集めてきたどんぐり、ぜひ有効活用してくださいね♪