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初詣の意味と由来 寺に行くのはおかしい?いつまで行けばOK?

投稿日:2019年10月23日 更新日:

初詣の意味と由来

 

こんにちは!

 

新年最初のイベントと言えば初詣です。

どうしても叶えたい夢や目標があったり、受験を控えていたりすると
「今年は行ってみようかな」
って思いますよね♪

 

普段お参りには縁遠い人でも、お正月くらいは参拝するという人も多いはず。

この記事では、お正月に初詣をする意味と由来を詳しく紹介しています。

 

  • お寺に初詣に行ってもいいの?
  • 初詣はいつまでに行けばいいの?

 

などなど、実はよく知らない初詣の疑問にも答えちゃいます!

ぜひ参考にしてくださいね♪

 

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初詣の意味と由来

 

初詣、何の気なしに毎年行っている方もいるかと思います。

初詣は何のために行くのか、どうして初詣の習慣が始まったのか、ぜひ家族にも教えてあげましょう!

 

初詣に行く意味

初詣は、「去年一年間、ありがとうございました!」という感謝と、「今年も一年間、見守っていてください」という祈願のために行います。

 

初詣では、一年の無事を祈るのが本来の目的。

あれやこれやを叶えて欲しい!というおねだりに行くわけではないのです。

 

初詣では、お守りや破魔矢を買ったり、おみくじを引いたり、絵馬を書いたりします。

 

初詣の由来

初詣は昔行われていた「年籠り」という習慣がもとになっています。

 

年籠りとは

家長が大晦日の夜から元日の朝まで氏神神社に籠り、眠らずに夜通し祈願すること。

うっかり眠ってしまうと白髪やしわが増えると言われています。

 

中国の春節(旧正月)でも、眠らずに過ごすという習慣がありますし、日本でも大晦日は眠らずに過ごすという習慣が残っている地域もあります。

私も幼少期から「大晦日は寝ずに過ごすんだよ~」と教えられ、その日だけは夜更かしできて嬉しかった記憶があります。笑

 

その後、年籠りは「除夜詣」と「元日詣」の二つに分かれました。

その元日詣が現在の初詣の原形になったと言われています。

 

除夜詣と元日詣は現在でも行われている地域があって、大晦日と元日の2回お参りにいくことを二年参りと言います。

 

氏神様と歳神様

初詣は明治中期頃に習慣として定着しました。

その頃は氏神様歳神様に感謝のお参りをするという意味で、その地域の氏神様が祀られている社寺か、家から見て恵方にある社寺をお参りする(恵方参り)のが一般的でした。

補足
氏神様はその土地を守る神様。
歳神様はその年一年を守る神様。
歳神様は毎年いる場所が違い、歳神様がいる方角を恵方という。

 

大正時代には電車が開通し交通の便がよくなったため、遠く離れた神社仏閣にも初詣にいけるようになりました。

ですが、その際に鉄道会社各社が「自分の路線上の神社仏閣が恵方だ」という宣伝をしたため結局どこが恵方なのか分からない・・・という混乱を招きました。

その結果、恵方参りは徐々になくなっていき、現在では有名な神社仏閣をはじめとして行きたい場所を自由に選んで参拝するのが主なスタイルになっています。

 

初詣で寺に行くのはおかしい?

初詣で寺はおかしい?

 

初詣と言ったら神社のイメージですよね。

初詣に行く人の約6割が神社へ行くというアンケート結果も出ています。

 

では、初詣でお寺に行くのはおかしいのでしょうか。

 

結論から言うと、お寺に初詣に行っても大丈夫です。

もちろん、お寺と神社の両方に行ってもOK!

 

神社は神様がいる場所。

お寺は仏様がいる場所。

現在は明確に分かれていますが、昔は神仏習合といって神と仏の区別なくどちらも信仰の対象でした。

 

なので、初詣はお寺でも神社でも、どちらでも好きなほうに行ってOK!

ただし、神社とお寺では参拝の作法が違うので注意してくださいね。

 

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初詣はいつまで行くといいの?

初詣はいつまで?

 

初詣はいつまでに行けばいいのでしょうか。

元旦に行ければいいのでしょうが、色々と忙しかったり混雑を避けるためにちょっと時期をずらしたい、という場合もありますよね。

 

いつまでの参拝を「初詣」と呼ぶのかについては諸説あり、大体

  • 元日のみ
  • 三が日(1/3)まで
  • 松の内(1/7)まで

 

という3パターンがあります。

 

といっても、特に期間が決められているわけではありません。

その年最初のお参りが初詣ですから、たとえ3月でもその年最初なら初詣でしょう。

 

初詣は三が日にこだわらず、都合のいい日に行って大丈夫です。

とはいえ、冒頭でも書いたとおり、初詣は一年の感謝と今後一年の無事を祈るためのもの。

真夏に初詣に行っても季節はずれですし、一年の無事を祈るには少し今更な感じもしますので一月中を目処に行くようにするといいのではないでしょうか。

 

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初詣の意味と由来 まとめ

・初詣は一年の感謝と今後一年間の無事を祈るために行う。
・初詣は、大晦日の夜から夜通し祈願する「年籠り」がもとになっている。
・年籠りは除夜詣でと元日詣での二つに分かれ、元日詣でだけが初詣として残った。
・大晦日と元日の2回お参りすることを二年参りという。
・初詣は明治中期頃に習慣として定着した。
・初詣はもともと氏神様が祀られている社寺か恵方にある社寺を参拝していたが、現在は自由に選べる。
・初詣はお寺に行ってもOK!ただし、作法が違うので注意。
・その年最初のお参りが初詣で特に期間の決まりはない。
・初詣は都合のいい日で大丈夫。でも1月中を目処に行くようにしよう。

 

初詣の意味や由来、時期の目安などについて紹介しました。

 

初詣は一年に一回だけのイベント。

起源や初詣に行く時期、お寺でもいいかどうかなどなど意外と知らないことも多かったのではないでしょうか。

 

日本古来からの行事も、だんだんと簡略化され忘れられていきます。

来年は今までとはちょっとやり方を変えて、二年参りや恵方参りをしてみるのもいいかもしれませんね♪

 

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