こんにちは!
七夕の時に飾る竹ってあまり長持ちしませんよね。
この時期スーパーや商店街で笹飾りが飾られていることがよくありますが、じっくり見てみると葉っぱがカラカラになっていたり黄色く変色して丸まっていたり・・・。
それを見るたび「枯れてるやんけ!」なんて思ったりします^^;
私自身、実際に実家の裏に生えている笹を切って飾ったことはあるのですが、すぐに枯れてしまってガッカリした経験があります。
でも、せっかくのイベントごと。
幼稚園・保育園や介護施設などにお勤めの方などは特に、「本物の竹(笹)を飾りたい!」って思いますよね。
すぐに枯れちゃうんだろうけど、どうにか少しでも長持ちさせたい…!
このキレイな緑色をキープしたい…!
そんな方のために、切った竹をなるべく長持ちさせる方法をまとめました。
七夕にはイキイキした竹を飾りたい!という方必見です♪
ぜひ参考にしてみてくださいね!
七夕に使う竹の保存方法
七夕に使うのは竹か笹かのどちらかですよね。
竹と笹は別の植物なのですが、今回は同じものとして「竹」で説明しますね。
※ 竹と笹の違いを知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね!
まず、竹というのは長持ちさせるのがすごく難しい植物です。
水を吸い上げる力も弱いし、葉っぱからどんどん水分が蒸発していくし、切った瞬間からどんどん劣化して1日足らずであっという間に枯れてしまいます。
竹の活動中である夏に切るとあまり長持ちしないと言われていますから、7月の七夕用に切る竹を長持ちさせるのはかなり難しいと覚悟してくださいね。
竹を長期間保存しておくのはプロでも難しいことですから、お花屋さんでも七夕当日しかなかったり、そもそも仕入れていなかったりします。
なので1週間くらい飾っておきたい!というのはちょっと無理ですね。
ですが2、3日くらいであればなんとかキレイな状態で保たせることはできます。
まずは、切ってから飾るまでの保存方法。
(飾るギリギリに切ってこれるなら、それが一番いいです)
切った瞬間からどんどん水分が蒸発していくので、とにかく乾燥に注意しましょう。
切花のように切り口を水につけたりもしますが、下から水を吸い上げる力が弱いので、竹の表面から水分を与えるやり方がいいです。
手軽なのは、濡れた新聞紙で全体をくるむ方法。
この新聞紙も乾燥しないように、マメに濡らしたり取り替えたりしてくださいね!
もしそれほど大きくない竹なら、すっぽり納まる浴槽かなにかに水を張って竹全体を漬けておくと長持ちします。
七夕の竹を長持ちさせるための処置とは?
いざ飾るときにも一工夫!
新聞紙を巻いたまま…というのはあまりに情緒がないので、違う方法で水分を与えないといけないですよね。
太めの竹なら、竹の各節の上のほうに穴を開けて中に水を入れる方法があります。
一番下の節だけ残して上から下までどーんと長めのコップ状になるように開けて、中に水を満たすというやり方もあります。
ですが、その場合長めの鉄棒(キリを長くしたようなもの)が必要ですし結構大変なので、私なら各節それぞれに水を入れるやり方を取ります。
それぞれの節にやらないといけないのは多少面倒ですが、こっちのほうが簡単で労力も少ないですよ♪
細めの竹や笹の場合は酢水を入れた花瓶やバケツに挿しておくのがベスト!
このときの酢水は濃い目がいいです。
「傷んじゃうかな…?」って心配して垂らす程度にしてもあまり意味はありません。
安いお酢でいいのでドバドバ使うようにしてみてください。
水とお酢が3:2くらいがいいですね。
竹の葉が枯れるのを防ぐために
七夕当日だけじゃなく、数日間飾りたいという場合は、飾っている間葉っぱに霧吹きをするといいですよ。
葉の表面から水分を与えることで、枯れて変色するのを防げます。
長く飾るなら飾る場所にも少し気を遣うといいですね。
長持ちさせるためには乾燥と紫外線を極力避けたいので、直射日光の当たらない日陰に飾るのがいいですよ♪
七夕用の竹を長持ちさせる保存方法 まとめ
・飾るまでは濡れた新聞紙でくるむなど、乾燥に注意しながら保存する。
・太い竹は各節に穴をあけて水を入れる。
・細い竹や笹は濃い目の酢水に切り口を漬けておく。
・直射日光の当たらない場所に飾り、葉っぱに霧吹きで水分を与える。
竹は長持ちさせるのが難しく、すぐに枯れてしまうという前提の上でですが数日くらいなら寿命を延ばせます。
竹や笹の鉢植えもあって、そちらはもっと長持ちするのですが七夕の短い期間だけのことなので、そこまでしようと思う方は少ないのではないでしょうか。
長く飾りたいけど、竹を管理するのは難しそうだ…という方は、本物の竹そっくりのバンブーの造花があるのでそちらも検討してみてくださいね♪