こんにちは!
おみくじは初詣の楽しみのひとつですよね♪
くじを開くときのドキドキ感もいいですし、家族や友達と見せ合って盛り上がるのも醍醐味です。
さて、引いたあとのおみくじはあなたならどうしますか?
持ち帰る?結んで帰る?
神社ではおみくじを結んでいる方をたくさん見かけますが、いい結果だったり、大凶などのレアなものだったりすると持ち帰って人に見せたくなりますよね!
今回の記事では、おみくじを持ち帰るべきなのか結ぶべきなのか、何度も引きなおしていいのかについて紹介します。
ちょっと気になる、お正月のおみくじの割合についても触れているのでぜひ参考にしてくださいね!
目次
初詣のおみくじは結ぶ?
神社で引いたおみくじは「持ち帰る」「結んでいく」と二つの説があります。
今は
大吉などのいい結果なら持ち帰り、凶などの悪い結果なら結びつける。
という考え方が一般的です。
「凶を神社に留めて、いい結果を実らせる」という意味があります。
私自身も、吉凶によって持ち帰るか結んでいくかを変えています。
基本的には持ち帰るのですが、あまりに悪い結果だと持っているのがイヤになるので^^;
「持ち帰る」「結び付ける」それぞれの考え方について、少し詳しく紹介しますね!
おみくじは持ち帰る説
おみくじは、神様からもらったその年一年のアドバイス。
吉凶に関わらず持ち帰って、時々見返すのがベスト!という考え方です。
おみくじには運勢だけでなく、「こうするように」という指標が書いてありますよね。
それを守って生活していれば凶が吉に転じることもあるし、大吉だからといって油断していると凶に転じることもあります。
吉凶に一喜一憂するのではなく、生活に活かすことが大切です。
おみくじは一応神様から頂いたものなので、大切に保管するようにしましょう。
神棚にまつるか、半紙などの白い紙に包んで保管するのがいいですね。
とはいえ、先ほども書いた通り、おみくじは神様からのアドバイス。
お守りではないので、財布などに入れっぱなし・・・ではあまり意味がありません。
時々は眺めてみるようにしてください。
参考書も持ってるだけで点数が上がったりはしませんしね^^;
おみくじは結んでいく説
おみくじを境内の御神木に結びつける、というのは江戸時代に始まったゲン担ぎです。
おみくじを結ぶことでそこの神様と縁を結ぶ、と言われています。
結ぶときは利き手と反対の手で結んでみてくださいね♪
困難を乗り越えることで凶が吉に転じると言われています。
持ち帰っても結んでもOK
木に結びつけるというのはもともとはゲン担ぎなので、本来なら持ち帰ったほうがいいですね。
とは言っても、凶とか大凶とか悪いことしか書いてないようなおみくじだと何だか手元に置いておくのもイヤですよね^^;
見返すたびに落ち込むことになりそう・・・。
そんな時は、神様の言葉としてありがたく受け取って結びつけて帰るのがいいと思います。
結局気持ちの問題ですから、持ち帰ってもいいし、結んで帰っても構いません。
地域や神社の考え方によっても違ったりしますので、迷ったときはその神社の方針に従うのもひとつの方法です。
神社では、おみくじを結びつけるための専用の場所が設けられています。
昔は御神木に結び付けていましたが、木の生長を妨げてしまうため今では禁止されているところが多いです。
結ぶための場所が用意されていれば結んでいって構いませんが、結ぶ場所がないのに木などに結んで帰るのはやめましょう。
木にとっても神社にとっても迷惑になります。
また、一度持ち帰ったけどやっぱり結んでいけばよかったな・・・と思うこともありますよね。
そんなときは後から結び付けても大丈夫です。
おみくじを引いた神社でなくとも、近くの神社でOK。
ただ、先ほども書いた通り結ぶ場所がないのに無理に結んでいくのはご法度です。
おみくじを扱っていない神社だと結ぶ場所もないので気をつけてくださいね!
初詣のおみくじの割合
さてさて、おみくじがどのくらいの割合で入っているのかって気になるところですよね。
人によっては毎年大吉!という方もいますし、
「もしかして初詣の時期は大吉がでやすい・・・!?」
と何となく感じている方も多いのではないでしょうか。
おみくじの一般的な割合は次のようになっています。
- 大吉 : 16%
- それ以外の吉 : 54%
- 凶 : 30%
凶の割合、意外と多いですよね。
ちなみに私、3連続で小吉を引いたことがあります。
小吉って良くもなく、悪くもなく・・・?とちょっと微妙な気分になったのですが、実は上の割合でいけば一番確率の低いのが小吉なんだそう。
それを3連続って、逆にスゴイですよね(笑)
ただ、おみくじは発注するときに吉の割合を変えることができるそうで、厳密には神社によって割合も少しずつ違います。
凶は1割以下になるように調整している神社が多いですね。
特にお正月は大吉や吉を多めにする傾向があり、神社によっては「凶と大凶は入れない」というところもあります。
なので、初詣で凶・・・というのもかなり低い確率ですから、万が一引いてしまっても「めっちゃレアなの引いた!逆に強運!!」と思うと気が楽です♪
ちなみに、浅草寺は上の一般的な割合を厳守しています。
割合を調整していないので、凶もしっかり30%含まれているということ。
他の神社と比べると凶が出やすいと感じるかもしれません。
初詣のおみくじは何回も引いていい?
初詣のおみくじ、せっかくならいい物を引きたいというのが人の心ですよね。
結果に納得できなくて何度も引きなおしをする人をたまに見かけます。
私の場合は、割と何を引いても「あっ・・・なるほど。」で終わったりするのですが、さすがに悪い内容だと引きなおしたくなる気持ちも分かります。
おみくじは一種の占いですから、納得できなければ引きなおしをするのもいいと思います。
ですが、一日に何度も何度も引きなおしをするのはよくないと言われていますね。
明智光秀は織田信長を討つときに、大吉が出るまで何度も引きなおしをしたと言われています。
その結果は・・・ご存知のとおり。
信長を討つのには成功しましたが三日天下で終わっていますよね^^;
引き直しをするにしても「大吉が出るまで引いてやる!!」ではなく、「引き直しは何回まで」と自分ルールを決めておくといいですね。
仮に三連続凶だったとしても、それはかなーり低い確率ですからむしろその強運を喜びましょう!
ちなみに、何度か引いた場合は新しいものに従うというのがおみくじのルールです。
初詣のおみくじは結ぶ? まとめ
・おみくじは神様からのアドバイスなので本来は吉凶に関わらず持ち帰ったほうがいい。
・木に結びつけるのには「そこの神様と縁を結ぶ」という意味がある。
・おみくじは所定の場所に結ぶ。木に無理に結ぶのはNG。
・おみくじは、大吉が16%、それ以外の吉が54%、凶が30%が一般的な割合。
・神社によって割合が異なり、凶は1割以下になっていることが多い。
・お正月は大吉・吉が多くなる傾向がある。
・おみくじは引き直しをしてもいいが、一日に何度も引き直すのはよくない。
初詣のおみくじは結ぶのか持ち帰るのかについて紹介しました。
おみくじを結びつけるというのは、もともとはゲン担ぎであって「こうするべき!」という決まりはないようです。
おみくじは、大吉だったらもちろん嬉しいし凶だったらガッカリです。
でも、重要なのはそこに書いてある注意事項のほう。
吉凶に一喜一憂せず、注意事項をしっかり守って充実した一年にしたいですね♪