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中国と日本の正月の違いは?旧正月の風習と爆竹を鳴らす意味を紹介!

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中国と日本の正月の違い

 

こんにちは!

 

中国では日本とは少しズレた時期にお正月のお祝いをします。

テレビなどでも賑やかにお祝いする様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

 

中国と日本ではお正月の過ごし方や風習が少し違います。

この記事では、中国の春節(旧正月)の特徴についてまとめました。

気になっている方も多い、花火や爆竹を鳴らす意味についても触れているのでぜひ最後まで読んでくださいね!

 

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中国と日本の正月の違い

中国と日本の正月の違い

 

中国の正月は、爆竹を鳴らしたり爆買いしたりと日本に比べて賑やかに過ごす印象が強いですよね。

中国ではお正月をどのように過ごしているのでしょうか。

日本との違いと共通点を紹介します!

 

日本との違い

 

  • 年越しギョウザ
  • 帰省ラッシュ
  • お年玉
  • 干支が変わる

 

日本では年越し蕎麦を食べますが、中国ではギョウザ。

地域によってはお餅を食べます。

 

お正月のお料理よりも大晦日のお料理に力を入れていて、お正月には大晦日のお料理の残りを食べる、というイメージです。

 

日本でも年末年始に帰省する方は多いですが、仕事だったり予定があったりで、帰省せずに過ごす方もある程度いますよね。

中国のお正月は家族と過ごすのが基本なので、まさに大移動!という感じで一斉に帰省ラッシュが起こります。

 

工場ならお正月の2週間前、企業ならお正月の一週間前くらいからお休みを取って帰省する方が多いようです。

そのくらい前からお休みを取らないと、帰省ラッシュで切符が取れないのだとか。

 

中国のお年玉は「紅包」といって、その名の通り赤い袋に入れて渡します。

これはもともと、子供を祟りから守るという意味があります。

すぐに使うのではなく、しばらく枕の下で寝かせてから使うといいと言われています。

 

日本と違うところは、とにかくいろんな人に配るということ!

 

日本では自分の子供、親戚の子供、友人・知人の子供くらいの範囲で配りますよね。

ですが、中国では身内の子供以外にも近所のお子さん、両親、部下、住んでいるアパートの管理人さんや行きつけのお店のスタッフにまで配る方もいます。

目上の者から目下の者へ、大人と子供の区別なく配るようですね。

会社でも上司から部下へ配るところが多いです。

※ 金額は気持ち程度

上にも書いた通り、もともとは子供を祟りから守るという意味があるので、「お小遣い」というよりも「お守り」という意味合いが強いのかもしれませんね。

 

ちなみに奇数の金額はお葬式の数字になってしまうのでタブーとされています。

このあたりのマナーは日本とも似ていますね。

 

中国のお正月は旧暦で行うため、日本とは時期が1ヶ月くらいズレていて1月の終わりごろから2月の頭くらいの時期で毎年変わります。

日本では1月1日に干支が変わりますが、中国では旧正月のタイミングで干支が変わります。

1月の終わりごろまでは前の干支のままです。

なので、1月に中国へ旅行に行くと

「まだ年末の雰囲気!」

と感じる方も多いようです。

 

日本との共通点

中国と日本の正月の違いについて紹介してきましたが、実は共通点もたくさんあります。

 

大晦日には大掃除とおせち作りをし、年が明けたら親戚への挨拶周り。

家族でマージャンやカードゲームで遊んだりもします。

 

また、日本で言う「紅白歌合戦」のような国民的番組もあります。

 

旧正月の風習

旧正月の風習

 

旧正月には昔からの風習がいろいろあります。

 

よく見かけるのは逆さまの「福」の文字ですよね!

「天から福が落ちてくる」
「福にいたる」
という意味があります。

 

中国では昔から「赤いものは福を招く」と言われており、おめでたいお正月には赤いものを着たり飾ったりします。

地域によっては、新しい下着や新しい服など、新しいものを身につける、というところもありますね。

 

花火を打ち上げたり、爆竹を鳴らすのも中国のお正月の風物詩です。


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旧正月に爆竹を鳴らす意味

旧正月に爆竹を鳴らす意味

 

テレビなどで中国のお正月の様子を見る機会もあると思いますが、印象的なのは大量の爆竹ですよね。

私はずっと、若い人が「うぇーい!」なノリでやっている悪ふざけだと思っていたのですがあの爆竹にも実はちゃんと意味があります。

 

お正月には、人を襲って食べる猛獣が来ると言われています。

爆竹のパチパチ爆ぜる音でその猛獣を撃退する!というのが本来の目的。

いわば魔除けですね。

 

ですが、今は安全上の理由から爆竹の使用を禁止されている地域も多いです。

以前は「中国の正月 = 爆竹」というイメージも強かったのですが、今ではもっぱら静かで落ち着いた正月が定着しています。

 

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中国と日本の正月の違い まとめ

・中国では年越し蕎麦ならぬ「年越しギョウザ」(地域によってはお餅)を食べる。
・帰省ラッシュのため、2週間前からお休みを取って帰省。
・中国のお年玉はもともと子供を祟りから守るお守り。年齢関係なく、目下の者に配る。
・中国では1月1日ではなく、春節(旧正月)のタイミングで干支が変わる。
・大掃除や親戚へのあいさつ回りなど、日本との共通点も多い。
・赤いものは福を招くとされ、旧正月には赤いものを着たり飾ったりする。
・逆さの「福」を飾るのは「天から福が落ちてくる」という意味。
・旧正月の爆竹は魔除けのために行われるが、最近では禁止されている。

 

中国の正月について日本との違いと共通点、風習を紹介しました。

 

日本とは全然違うと思っていたのですが、意外と共通点も多いですね。

「これは知らなかった!」というもの色々あったのではないでしょうか。

 

日本のお正月は1月1日ですが、1ヶ月くらい経った頃に中国のお正月に思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね♪

 

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