こんにちは!
小学生の卒業式は服装自由のところが多くなっています。
親の服装についてはある程度これと決まったものがありますが、子供には何を着せたらいいのか迷ってしまいますよね。
中学生、高校生のように制服があればいいのですが、小学校は私服登校のところがほとんど。
式典に相応しい格好と言われても「どうすればいいんだ!?」状態の方も少なくありません。
最後の思い出として、子供の好きなものを着させてあげたい。
でも、周りから浮いたらどうしよう・・・。
選択肢が多い分、悩みも尽きないですよね。
この記事では、小学生の卒業式の服装として相応しいスタイルをいくつか紹介しています。
最近の主流になりつつある、小学生の袴についても触れているのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
小学生の卒業式は服装はどうする?
小学生の卒業式の服装、いわゆる「卒服」はだいたい次の3パターンに分かれます。
- 中学校の制服
- スーツ、ワンピース
- 制服風スタイル
ちなみに私が卒業した小学校では、進学先の中学校の制服を着ていました。
まぁ・・・ド田舎ですので^^;
全員が同じ中学校に進学するため、ピシッと統一感が出ています。
親としても新たに服を準備する必要がないのは嬉しいですよね♪
ただ、進学先がバラけるような都会だったりお受験する子が多いようなところだと、進学先を知られたくなかったり、格差を気にする親御さんも多いです。
特に「中学校の制服」と指定されているわけではなく服装自由で、なおかつ新たに服を用意する余裕があるのであれば、式典用のフォーマルな服を選ぶのが無難です。
男の子ならスーツ、女の子ならワンピース。
「結婚式にお呼ばれしたときにその格好で行けるか?」をイメージすると分かりやすいですね。
この場合、靴は革靴を合わせるのがベストです。
ですが、式典自体は体育館で行われるため結局内履きに履き替えることになり、コーディネートに合わせてもほとんど関係なくなります。
道中の歩きやすさを考慮してスニーカーにするのもアリですね。
「制服っぽい服」も卒服として人気です。
男の子はシャツ・ブレザー・スラックス。
女の子はブラウス・リボン・ブレザー・スカートですね。
「子供っぽい」という意見もあるのですが、学生の装いという感じでフレッシュさもあり、私自身はすごくいいなと思います。
進学先の中学校に制服がない場合、その服を制服代わりに着ることができます。
リボンを変えてみたりブラウスを変えてみたりとアレンジを楽しめるのもポイントですね♪
小学生の卒業式に袴はアリ?
最近の流れとして、袴を着る小学生が増えているようです。
袴、素敵ですよね!
袴なんて七五三を逃したらあとは大学の卒業式くらいしか着る機会がありません。
もともとは学生が着ていたものですから、「学生の装い」としても変ではありませんね。
ですが、小学生の袴には反対派の意見が圧倒的に多いです。
「華美すぎて式典に相応しくない」
「そこまで格式高くない小学校の卒業式で袴はやりすぎ」
という声も多いのですが、何と言っても一番は「着慣れていないから」ですね。
小学生が着慣れていない袴を着て卒業式に出るとどうなるでしょうか?
トイレに時間がかかったり汚してしまうことがあります。
ちょっとした段差や階段なんかも危険ですね。
色々なことに時間を取られて進行の妨げになる可能性も大です。
ある小学校では袴を着ている子が多く、卒業証書授与の際ステージへの昇り降りに時間がかかって予定していた時間の倍ほどの時間がかかった・・・なんてこともあったそうです。
また、親としても心配なのが着崩れの問題ではないでしょうか。
袴を着たがる小学生は多いですが、自分で脱ぎ着できる子はほとんどいません。
そして、朝早くから着付けてもらって式典が終わるまで、完璧な状態を保っておくのも至難の業・・・というかほぼ不可能ですよね。
式典が終わる頃にはぐちゃぐちゃになっていることもありますし、それを直せなければそのまま写真撮影・・・なんてことになってしまいます。
着崩れを防ぐためにぎゅっと締め付けることもありますが、その締め付けのせいで具合が悪くなることも多々あります。
ちなみに、
「先生だって袴を着ているんだから、いざとなったら先生に直してもらえる」
と思っている方も多いのですが、先生に配慮を求めるのはNGです。
先生はもっと厳しいスケジュールの中で動いていますからね。
卒業生の担任ともなると、休憩もままならないほど忙しいと聞きます。
「先生、直してー」って子が増えてしまうと、それこそ進行の妨げになりますよね。
先生は自分のお直しで手一杯、と思いましょう。
と、こういった理由で、小学生に袴はちょっと大変ですから学校側で禁止していることもあります。
袴を考えている方は、一度服装規定を確認してみてくださいね!
袴は落ち着いた品格がありますし、お子さんが着たがるのであればそれもアリかと思います。
ただ、これまで書いてきた通り着慣れていないがために色々な問題も起こります。
卒業式当日に初めて着せるのではなく、少し前から着せて慣らしておくのがいいですね。
ちょっとした崩れや緩みなどは自分で直せるよう教えておくと更に安心です。
スカートのようになっていて簡単に着ることができる袴もありますからそういうものを着るのもいいですね。
小学生の卒業式の服はどこで買う?
卒業式の服はデパートやスーツ専門店で購入することができます。
卒業式シーズンになるとセット販売されることが多いですね。
一般的なサイズの子であればショッピングモールを何店舗か見て回ればいいものが見つかるのではないでしょうか。
華奢だったり、体格がよかったりするとちょうどいいサイズを見つけるのが大変です。
オーダーするという方法もありますが、一回の卒業式のためにそこまでするのも抵抗がありますよね^^;
この時期の子供はあっという間に成長して「長く着る」ということもできないし・・・。
そんな時はネット通販を利用すると便利です。
サイズが豊富に用意されていますし、値段もお手ごろ。
ただ、実物が確認できないというデメリットがあるので、どうしても見つからないときの最後の手段にしておきましょう。
小学生の卒業式の服装 まとめ
・靴は履き替えるため、履きやすさ・歩きやすさ重視でもOK
・袴は学校側で禁止していることもあるので要確認!
・普段着慣れていない袴を長時間着ることで色々な問題が起こる。
・袴を着る場合は数日前から慣らしておくと安心。
・卒業式の服はデパートやスーツ専門店などでセット販売されている。
・ネット通販ならサイズが豊富で価格もリーズナブル。ただし実物が確認できない。
小学生の卒業式の服装として相応しいスタイルや袴について紹介しました。
私は中学校の制服一択だったので、選択肢が多いのはいいなと思いました。
卒業式はファッションショーではないので、あくまで式典だということを意識する必要はありますが、よほど思い切ったことをしなければ服装で浮くこともないはずです。
最後の思い出、ぜひお子さんの意見も聞いてあげてくださいね!