こんにちは!
ひな祭りといえばカラフルでキレイな菱餅!
雛人形の飾りでもお道具のひとつとして飾られていますよね。
ひな祭りは雛人形やちらし寿司に目が行きがちで、そういえば菱餅のことはあまり知らない・・・という方も意外と多いのではないでしょうか。
この記事では
- どうしてひな祭りに菱餅を飾るの?
- 菱餅って食べられるの?
- どこに売ってるの?
などなど、菱餅に関する疑問を解消していきます!
菱餅の意味を知って、ぜひ素敵なひな祭りを過ごしてくださいね♪
ひな祭りに菱餅を飾るのはなぜ?
ひな祭りはもともとは厄除けのためのお祭りでした。
現在のように、女の子の無病息災を願う行事へと変化したのは江戸時代ごろだと言われています。
それまでは普通の草もちでしたが、江戸時代後期ごろにひし形の菱餅が食べられるようになりました。
菱餅の起源や由来は諸説あります。
ただ言えるのは、女の子の幸せを願って菱餅が飾られるということ。
菱餅はあの形や色に色々な意味が込められています。
例えば、菱餅の菱形は
- 大地を表す
- 心臓を表す
- 女の子の象徴
という説があります。
また、菱という植物は繁殖力が強く、生命力の象徴なので子孫繁栄を願う意味を込められているとも言われていますね。
菱餅は、赤・白・緑の3色になっているのが一般的です。
もともとの草もちに縁起のいい紅白の餅を重ねたという説もありますし、風景を表しているという説もあります。
菱餅の色の意味については別の記事で詳しく紹介しているのでそちらを参考にしてくださいね!
ひな祭りには女の子の健康や幸せを願って、様々な意味をこめた菱餅を飾るということですね♪
菱餅は食べられる?
菱餅は雛人形のお道具としてちょこんと飾られています。
雛人形と一緒に飾られているので、私はずっと飾りだと思っていました^^;
菱餅はその名の通り「餅」なので食べられます。
もちろんお道具の菱餅はプラスチックなので食べられませんが、普通に食品として販売されている菱餅もちゃんとあります。
お餅そのままだったり、今は干菓子の菱餅も多いですね。
その他、3色3層になっている菱餅風のケーキやムース、ゼリーなんかもあります。
和菓子が苦手な方はアレンジしたケーキを用意するのもいいですね♪
食べ方については特に決まりはありません。
干菓子のものであればそのままパリパリ食べられます。
餅のものは普通のお餅と同じようにして食べましょう。
柔らかくしてそのままでも大丈夫ですし、焼いて食べてもOKです。
角をちぎりながら食べるようにすると「角がたたない」と言われています。
ぜひ試してみてくださいね♪
菱餅はどこで買う?
さて、菱餅というのはどこで買うのがいいのでしょうか。
ひな祭りの時期が近づくと、スーパーなどでも販売されていたりします。
比較的どこでも手に入りやすいのではないでしょうか。
確実なのは古くからある和菓子屋さんです。
ただ、いつでも店頭にあるわけではなく、ひな祭りの時期のみの販売というところが多いようです。
それ以外の時期だったり、ちょっと早めに準備したいという場合はネット通販を利用するといいでしょう。
ひな祭りに菱餅を飾るのはなぜ? まとめ
・江戸時代後期ごろに、女の子の無病息災を願う行事に変化し現在の菱餅が生まれた。
・菱餅は色や形に意味があり、様々な願いが込められている。
・菱餅はお餅や干菓子、ケーキ、ムースなどの形で販売されており、飾るだけでなく食べることも出来る。
・菱餅の食べ方に決まりはなく、そのままでも焼いてもOK!角からちぎるように食べるのがおすすめ。
・菱餅はひな祭りの時期が近づくとスーパーや和菓子屋さんで販売される。
・菱餅をひな祭りの時期以外のときに購入するならネット通販が便利。
ひな祭りに菱餅を飾る理由や販売している場所について紹介しました。
私自身、菱餅はずっと雛人形のための飾りだと思っていたので食べられるものだと知ったときは驚きました!
菱餅には娘を想う親の気持ちがたくさん込められているので、ぜひ由来や意味などを子供に教えてあげて欲しいなと思います。
素敵なひな祭りを過ごしてくださいね♪