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お彼岸にお供えする花の選び方とタブー お墓に造花はアリ?

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お彼岸にお供えする花

 

こんにちは!

 

年に2回、お彼岸にはお墓参りに行く方も多いかと思います。

その時に欠かせないのがお供えの花ですよね!

 

時期が近づくとお花屋さんなどではお供え向きの仏花がたくさん販売されますが、どれも似たような感じで個性がありません。

せっかくなら色とりどりのキレイな花を自分で選びたくはありませんか?

 

でも、自分で選ぶとなるとどんな花を選べばいいのか、マナーなども気になるところ。

この記事では、お彼岸のお供えの花について基本の選び方とタブーを紹介します。

 

なかなかお参りに行けない方のため「造花をお供えしてもいいのか」という問題にも触れています。

ぜひ最後まで読んで、故人のために最高のお花をお供えしてくださいね!

 

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お彼岸のお供えの花の選び方

お彼岸のお供えの花の選び方

 

お彼岸のお供えの花、自分で選ぶとなるとどんなものにすればいいのか悩みますよね。

ここではお供えの花の基本的な選び方を紹介します。

 

お供えの花はどんなものがいい?

お彼岸と言うのは故人がいる世界(彼岸)と私たちがいる世界(此岸)が最も近くなる時期。

ご先祖様の供養のためにお墓参りをしたり仏壇にお供えをしたりします。

 

お供えする花には特に決まりはなく、自由に選んで構いません。

故人が好きだった花や、習慣として季節の花をお供えすることが多いです。

春のお彼岸には春の花、秋のお彼岸なら秋の花ですね。

 

春のお彼岸によく選ばれる花

・アイリス

・マーガレット

・キンセンカ

・スターチス

 

秋のお彼岸によく選ばれる花

・リンドウ

・ケイトウ

・グラジオラス

 

お彼岸のお供えによく選ばれる花

お彼岸のお供えにはユリがよく選ばれます。

どちらも日持ちするので長く飾ることができ、お供えにはピッタリですね!

 

代表的な仏花である菊は昔から邪気を払うと言われており、慶事でも弔事でもよく使われます。

花びらも比較的散りづらく、片付けが簡単なことも選ばれるポイント!

菊は年中手に入りますが、「菊は秋の花」という考え方もありますので、どちらかというと秋のお彼岸におすすめです。

 

年中手に入る花としては、他にカーネーションがあります。

春のお彼岸と秋のお彼岸で同じものをお供えしたいときにはカーネーションがおすすめです。

 

ユリは花粉が服などにつくと落ちづらいので、あらかじめ花屋さんで花粉を落としてもらうと安心ですね。

 

お供えの花の色はどうする?

お供えの花には色の決まりもありません。

よくあるのが、黄色や紫ですね。

お墓や仏壇が暗い雰囲気にならないよう、明るく鮮やかなものが好まれます。

ただし、亡くなってから日が浅い場合(四十九日まで)は、白を中心に淡い色でまとめるのが無難です。

 

花のスタイル

お墓にお供えするのであれば花立に立てられるような切花を選びましょう。

花立は二つあるので、お供えの花も同じものが二束必要です。

 

仏壇へのお供えであればアレンジメントもいいでしょう。

花瓶がないお宅も多いので、そのまま飾れるアレンジメントは喜ばれます。

 

最近ではお供え用のプリザーブドフラワーもあります。

水遣りなどのお手入れも不要で長く飾れるのが嬉しいポイント♪

 

お供えの花のタブー

お供えの花のタブー

 

お彼岸にお供えする花には特に決まりがないとお伝えしました。

ただ、どんなものでもOKかというとそういう訳ではなく、避けた方がいい花もいくつかあります。

 

故人が好きだった花でも、墓前に供えるとなると非常識に感じる方もいます。

実際に購入する前にお供えの花のタブーについても知っておきましょう。

 

トゲのある花

バラやアザミといったトゲのある花は攻撃的なイメージがあり、失礼に当たります。

血や殺生を連想させることから仏教ではNGとされていますね。

 

もし、故人が特別バラ好きで、どうしてもバラをお供えしたい!という時にはトゲを取り除けばお供えしても大丈夫です。

ただ、中には「お供えにバラなんて・・・」と考える方もいますので、念の為了承を得ておくと安心です。

 

ツルのある花

朝顔やスイートピーなどのつる性の花はお供えには不向きです。

まず、花立に立てることができませんよね。

ツルがからみつく様子から「成仏できない」とも言われています。

 

毒のある花

毒のある花は死を連想させるため、お供えとしては避けたほうがいいでしょう。

まさかトリカブトをお供えする方はいないでしょうが、スズランスイセンなど毒があると知らずにお供えしてしまうこともありますので注意してくださいね!

 

花ごとボトッと落ちる花

椿なんかは、花びらがはらはら落ちるのではなく、花ごとボトっと落ちますよね。

その様子が死を連想させて縁起が悪いと思う方もいます。

お供えには不向きですね。

 

傷みやすい花

すぐに散ってしまったり、花びらが変色してしまうような傷みやすい花は避けた方がいいでしょう。

例えばアジサイなどですね。

 

タブーという訳ではありませんが、その後の掃除や片付けのしやすさから避けた方がいい花です。

せっかくお供えするなら長く飾れる花がいいですよね!

 

彼岸花をお供えしてもいい?

お彼岸の時期だけパッと咲く、彼岸花

 

私の家の近くにも群生していますが、田んぼの近くや土手などに自然に生えていて手に入りやすい花ですよね。

季節の花でもありますので、お彼岸のお供えにと考える方もいるのではないでしょうか。

 

ですが、彼岸花は球根から葉っぱまで全体的に毒のある花です。

先ほどお伝えした通り、毒のある花は死を連想させるのでお供えには不向きですね。

 

※ 彼岸花の毒性について別の記事でも詳しく解説しています。
気になる方はこちらもぜひ読んでみてくださいね♪

 

鉢植えでお供えしてもいい?

お墓ではなく仏壇にお供えする場合、フラワーアレンジメントプリザーブドフラワーはそのまま飾れるのでとっても便利です。

では、鉢植えでお供えするのはアリなのでしょうか?

 

結論から言えば、鉢植えでお供えしても大丈夫です。

ただ、鉢植えに入っている肥料などを「不浄のもの」として、鉢植えそのものをタブー視する方もいます。

鉢植えでお供えしたい場合には、一応了承を得てからにしましょう。


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お墓のお供えに造花はアリ?

お墓へのお供えに造花はアリ?

 

お彼岸のお供え、造花じゃダメかな?と思ったことはありませんか?

造花なら傷まないし枯れないし、長期間飾っておけるので、なかなかお参りに行けない方には便利ですよね♪

 

実はお供えのお花は造花でもOKなんです!

生花NGの霊園もあったりしますね。

 

造花は長持ちしますから、枯れてお墓が汚れるのを防ぐことができるというメリットがあります。

水も不要ですから、「水が腐る」「虫がわく」という心配もありませんね。

 

ただ、本来は生花をお供えするものなので、お盆やお彼岸など特別なタイミングではやはり生花をお供えした方がいいでしょう。

※ 生花を禁止している霊園を除く

 

普段は造花をお供えし、お盆やお彼岸には生花をお供えする、など柔軟に対応してくださいね!

 

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お彼岸にお供えする花 まとめ

・お彼岸でお供えする花には特別な決まりはなく、自由に選んで構わない。
・故人が好きだった花や季節の花をお供えするのが一般的。
・お彼岸のお供えの花には日持ちする菊やユリがよく選ばれる。
・お供えの花には明るく鮮やかな色が好まれる。ただし、亡くなって日が浅い場合は白や淡い色が無難。
・お墓にお供えする場合は同じものが2束必要。
・仏壇にお供えする場合は、そのまま飾れるフラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーが喜ばれる。
 鉢植えはタブー視する方もいるので要確認!
・トゲのある花、ツルのある花、毒のある花、花ごと落ちる花はタブー。
・アジサイなどの傷みやすい花はタブーではないが避けた方がいい。
・造花でお供えしてもいい。ただ、本来は生花なのでお盆やお彼岸にはなるべく生花を。

 

お彼岸にお供えする花について、選び方やタブーを紹介しました。

 

時期が近づくと、お供え用の花はスーパーやお花屋さん、ホームセンターなどですぐ手に入ります。

でも、「故人が好きだった花をぜひ供えたい」と思う方もいるのではないでしょうか。

 

華やかなバラや可憐なスズランは選びたくなる気持ちも分かりますが、それを非常識と考える方もいます。

知らずに供えるのと、知ってるけど敢えて・・・というのとでは意味合いも全然違いますよね。

 

お彼岸のお供えというのは結局気持ちの問題だと私は思います。

故人のことを思い出し、好きだった花やイメージに合う花を選ぶ、その気持ちや時間こそが一番の供養になるのではないでしょうか。

一般的なマナーも大事ですが、タブーにとらわれ過ぎず、ぜひ素敵な花を選んで欲しいなと思います。

 

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