こんにちは!
久しぶりにスキー板を出してみたらエッジにサビが発生していた!
ということはありませんか?
スキー板のエッジは大体の場合鉄でできており、濡れたまま置いておくとすぐに錆びてしまいます。
せっかくスキーを楽しもうと思ったのに、サビがびっしりだとガッカリしますよね。
この記事では、自分でできるスキー板のサビ落としのやり方と錆の防止方法について紹介します。
スキーを楽しんだ後はメンテナンスもしっかり行い、愛用のスキー板を長く使いましょう!
目次
スキー板のサビの落とし方
スキー板が錆びてしまうと、引っかかる感じがして滑りが悪くなりますし、エッジが利かなくなって止まったり曲がったりしづらくなります。
小さな錆であれば滑っているうちに取れるので問題ないと言われていますが、目に見えて分かる大きな錆はあらかじめ落としておくと安心です。
スキー板の錆を自分で落とす方法
軽度のサビであれば、紙やすりやスキー板専用のイレーサー(砂消しゴム)を使って自分で落とすことができます。
どちらかと言うと、安価で手軽に手に入る紙やすりがおすすめです。
ここでは紙やすりを使ったサビ落としのやり方を紹介しますね!
1. #1000以上の細かい紙やすりを用意する。
2. エッジを優しく滑らせるようにこする。
3. エッジ全体を拭いてサビ止めを塗る。
・手袋をつけて作業を行う
・ソール部分を削らないように注意する
・エッジの角を落とさないようにする
スキー板のエッジは鋭く、素手で作業を行うと怪我する恐れがあります。
手袋を着用して安全に注意して行ってくださいね!
エッジだけを優しく擦るようにしてサビを落としていくのですが、その際にエッジに対して角度をつけてこすらないように注意してください。
この磨き方をするとエッジの角がとれて丸まってしまいます。
わざと角を落として滑っている上級者もいますが、角が取れてしまうと多くの人は滑りづらく感じるはずです。
サビを削り落とす時には水平を意識するようにしましょう。
イレーサーを使うときもやり方は同じです。
深いサビはスキーショップへ
紙やすりやイレーサーを使っても落ちないような深いサビは、自力でなんとかせずにプロにお任せしましょう。
相場は5000円~1万円程度。
ちょっと懐が痛いかもしれませんが、へたに削って大切なスキー板をダメにしてしまうよりもよほどいいです。
スキー板の錆防止
スキー板のサビ落としについて紹介してきましたが、そもそもサビさせないことも大切です。
あなたは、滑り終わったスキー板をどのように片付けていますか?
雪を落としてそのまま外にポンッと置いておいたりしていませんか?
スキー板のエッジ部分は水分が残っていると数時間程度で簡単に錆びてしまいます。
大切なスキー板を錆びさせないために、滑り終わった後のメンテナンスについて紹介します。
2. ある程度落とせたら、暖かい場所で完全に雪を溶かす。
3. タオルで水分を拭く。
4. エッジ部分はティッシュなどでしっかり拭く。手を切らないように注意!
5. 帰宅後、再度しっかり拭いて完全に乾かす。
6. エッジに錆び止めを塗る。
結構念入りに拭いていることが分かるかと思います。
となると、帰りの時間ギリギリまで滑っていると、ここまでやる余裕はなくなります。
少しでも長く滑りたい気持ちは分かりますが、少し早めに切り上げてメンテナンスに時間を使うようにしてみてくださいね!
さび止めは1000円程度で購入できます。
ガリウム GALLIUM RUST DEFENDER 20ml サビ止め TU0095
「毎回さび止めを塗るのが面倒」「忘れてしまう」という場合は簡易ワックスでも構いません。
しっかり塗ることでコーティングになり、サビが発生しづらくなります。
なお、スキー板は屋外で保管すると錆びやすくなるので、できれば室内で保管するのが理想的です。
スキー板のサビ落としと錆防止メンテナンス まとめ
・小さな錆びであれば滑っているうちに自然と落ちる。
・軽度の錆びは紙やすりやイレーサーを使い自分で落とすことができる。
・細かい紙やすりを使い、角を落とさないように気をつけながらエッジだけをこする。
・紙やすりで落ちない深い錆びはスキーショップへ。相場は5000円~10000円程度。
・スキー板のエッジは水分が残っていると数時間程度ですぐに錆びてしまう。
・滑り終わった後は雪を落とし、水分をふき取って完全に乾かす。
・屋外での保管は錆が発生しやすくなる。室内で保管するのが理想的。
スキー板が錆びてしまったときの落とし方と、錆びさせないためのメンテナンスについて紹介しました。
急いでいると軽く雪を落としただけで、濡れたまま保管してしまうこともありますよね。
エッジの錆落としはそれほど難しい作業ではありませんが、錆が多いと結構手間ですしスキーショップに持っていくと費用もかかります。
まずは錆びさせないように、滑り終わったあとのメンテナンスや保管にも気を配ってみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!