こんにちは!
切った髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」は、手軽にできる社会貢献として著名人をはじめ多くの方が参加されています。
髪の毛は色々な使い道があるようですが、今のところゴミとして捨てられているのが現状。
どうせ捨てられるものなら、少しでも役立ててもらいたいですよね!
現在、髪の毛を失った子供たちのために医療用ウィッグをつくる団体がいくつかあり、髪の毛の寄付を受け付けています。
でも・・・。
提供できる髪の毛に条件があることはご存知ですか?
「ウィッグにする髪の毛だからサラサラじゃないとダメかも・・・」と心配している方もいるかもしれませんね。
この記事では、ヘアドネーションの条件として
- 長さはどのくらいあるといい?
- 髪質に制限はある?
- カラーはしていても大丈夫?
という3点について紹介します。
ヘアドネーションをやってみたい!という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
目次
ヘアドネーションの条件 長さはどのくらい必要?
冒頭でも触れたとおり、寄付した髪の毛は医療用のウィッグを作るのに利用されます。
そのため、ある程度の長さがあることが条件。
寄付を受け付けている団体によっても多少違いはありますが、31cm以上としているところが多いです。
ヘアドネーションする際には、髪の毛を少しずつ束にして切っていきます。
当然その束の中には長い毛もあれば短い毛もあり、長さはまちまちですよね。
一番長いところで31cmあればOKなので、31cmに満たない髪の毛が混じっていても問題ありません。
31cmに満たない短い髪の毛は、美容師さんの練習用のカットマネキンや研究用の評価毛として利用できるため、販売してウィッグの制作費用として役立てられます。
余さず使ってもらえるなんて嬉しいですね♪
寄付する長さとウィッグの仕上がりの目安
寄付できる髪の毛の長さは最低31cmですが、これはショートヘアのウィッグを作る場合。
もう少し長さがあればセミロングやロングのウィッグも作れます。
長い髪の毛はとっても貴重。
もし可能であれば、31cmよりも長く伸ばして寄付すると喜ばれます。
寄付する長さと仕上がりの目安を表にまとめたので、参考にしてくださいね!
31cm | ショート |
50cm | セミロング |
60cm | ロング |
抜けた髪の毛を集める、という方法もあります。
抜け毛の場合は毛根から毛先までの長さになるので、カットするよりも長さを確保しやすいです。
少し時間はかかりますがチャレンジしてみてもいいですね。
規定の長さまで伸ばせない場合は?
寄付できる長さは多くの団体で31cmと決められています。
理想のヘアスタイル+31cmの長さが必要になりますから、例えば肩くらいまでのヘアスタイルにしたいなと思ったら腰のあたりまで伸ばさなければいけません。
「そんなに長く伸ばせないよ!」という方もきっと多いのではないでしょうか。
そういう場合は、募金という形でヘアドネーションに貢献することができます。
ヘアドネーションの団体の一つである「JHD&C(ジャーダック)」では、チャリティファンディングを行っており寄付金額に応じて様々な返礼品を受け取ることができます!
普段のシャンプーをヘアドネーションシャンプーにするだけで、髪を伸ばせない方や髪を伸ばしている最中の方もヘアドネーションに参加できます。
JHD&Cのチャリティファンディング
もちろん従来の方法で好きな金額を募金することもできますよ♪
また、「つな髪」では15cmからの寄付も受け付けています。
JHD&Cとは条件が少し違いますが、髪の毛で貢献したい方は検討してみてくださいね。
ヘアドネーションの条件 髪質の制限はある?
「ウィッグになる髪の毛ならサラサラな方がいいはず」
と思っていませんか?
ウィッグを一つ作るのに数人分の髪の毛が必要になりますが、当然人によって髪質は違いますよね。
そのため、ウィッグを作る前にトリートメント処理を施し、均一な髪質にするという工程があります。
提供する髪の毛はどんな髪質でもOK!
クセ毛でも大丈夫だし、細い毛も柔らかい毛もOKです。
髪質をよくするために特別なお手入れは必要ありません。
むしろ、なるべく化学処理を施さず素の状態が望ましいようです。
ただし、少し引っ張っただけで切れてしまうような極端にダメージのある髪の毛はウィッグにすることができないので注意しましょう。
ヘアドネーションの条件 カラーしてても大丈夫?
上でも書いた通り、ウィッグを作る際にはまずトリートメント処理で均一な髪質にしてから作ります。
なので、白髪やカラーをしている髪でも大丈夫。
ですが、先ほど紹介した「つな髪」では白髪染めがNGでした。
条件は団体によっても違うので、団体のHPなどで必ず確認するようにしてくださいね!
ヘアドネーションの条件 まとめ
・31cmに満たない髪の毛は販売して費用として役立てられる。
・団体によっては31cm以下でも寄付できる。
・募金やチャリティファンディングでも貢献できる。
・あらかじめ均一な髪質にしてウィッグを作るため、どんな髪質・カラーでもOK!
・極端なダメージがある髪の毛は寄付できない。
・団体によって条件が違うため、事前に確認しておくこと。
ヘアドネーションの条件について紹介しました。
捨てられるはずだった髪の毛で社会貢献ができるのは嬉しいですよね!
募金しよう、ボランティアしよう、と思ってもハードルが高くてなかなか挑戦できない方も多いと思います。
ヘアドネーションは長い時間をかけて髪を伸ばさなければいけない大変さはありますが、比較的手軽ではじめやすいのではないでしょうか。
老若男女だれでも参加できるヘアドネーション。
ぜひあなたもチャレンジしてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!