こんにちは!
付き合いがあまりなくなったのに、ずっとお歳暮を贈り続けている人はいませんか?
お歳暮は年に一回のことではあるけれど、意外と負担になったりするんですよね。
そろそろ辞めようかな、辞めたいな、と思いつつも急に辞めるのも悪い気がして、なんとなくタイミングを逃している方も多いのではないでしょうか。
贈られる側としても、付き合いの浅くなった方から贈られ続けるのは心苦しいもの。
この記事では、相手に失礼にならないお歳暮の辞め時や辞め方を紹介します。
お互いに気軽な付き合いができるよう、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
お歳暮はいつまで続けるべき?
お歳暮は辞め時が難しく、いつまで続けるべきか悩みますよね。
お歳暮は今年1年お世話になった方に感謝を伝えるために贈るもの。
一度贈ったら毎年継続的に贈るのが一般的です。
一回限りで辞めてしまうと逆に失礼になってしまうので注意しましょう。
日頃の感謝を伝えるためのものですから、付き合いがなくなれば辞めても構いません。
お歳暮の辞め時には主にこんなパターンがあります。
- 転職
- 引っ越し
- 相手が亡くなったとき
- その他、付き合いがなくなったとき
仲人さんへのお歳暮は、普段の付き合いにもよりますが大体3年~5年くらいが辞め時です。
結婚してからお互いの実家でお歳暮を贈り合っている、という方もいるでしょう。
家同士の付き合いは今後も長く続きますから、辞めるタイミングも難しいですよね。
この場合は、お互いに話し合って3年程度で辞めにする方が多いようです。
お歳暮を辞めても、旅行に行ったときのお土産やおすそ分けなど日々のちょっとした贈り合いで気持ちは伝わります。
お歳暮をやめるときに挨拶は必要?
お歳暮を辞めるときには「今年で辞めます!」というような挨拶は不要です。
挨拶なしに、ただ贈らないだけで大丈夫。
ただ、先ほども書いたようにお歳暮は毎年贈り続けるのが慣習となっています。
毎年贈ってきてくれた方からパッタリ来なくなったら、何かあったのかと心配になってしまいますよね。
お歳暮を辞めるときにはそれなりの配慮も必要です。
具体的な方法としては、突然辞めるのではなく段階的に金額を減らしていく、という方法が無難です。
2~3年ほどしたらお歳暮を辞め、年賀状に切り替えましょう。
お歳暮をやめるときの手紙例文
お歳暮をやめるときには挨拶なしに辞めてもいいと書きました。
ですが、「いや、やっぱりきちんと挨拶しておきたい!」という方もいるでしょう。
また、こちらから贈るのを辞めたのに相手から贈られてきた場合に「改めてお歳暮を辞める旨を伝えたい」というケースもあります。
そんなときに贈る手紙の例文を紹介しますね!
お歳暮をやめるときの手紙パターン
まずはお歳暮をやめる手紙の基本パターンを紹介します。
- 季節の挨拶
- 感謝のことば
- 辞退させていただく旨を伝える
- 変わらぬ付き合いをしていきたいと伝える
このパターンに沿って書けば相手に失礼になることもありません。
物の贈り合いを続けるのではなく、気遣いをやめて付き合っていきたい、と伝えるのがポイントです。
お歳暮をやめるときの手紙例文
それでは実際にお歳暮をやめるときの手紙の例文を紹介します。
拝啓
師走の候、○○様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、この度はお歳暮の品を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
日頃ご無沙汰ばかりしておりますのに、このようなものをいただいてしまい、恐縮しております。
どうか今後はこのようなお気遣いをなさいませんよう、お願い申し上げます。
また、今後とも相変わりませぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
季節柄、どうぞご自愛くださいませ。
敬具
拝啓
寒さが身に染みる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、毎年ささやかながらご挨拶をさせていただいてまいりましたが、
その度に○○様から結構なお品を頂戴することとなり、かえってご面倒をおかけしておりますことに
大変恐縮しております。
つきましては、誠に申し訳ないのですが来年から例年のご挨拶を失礼させていただきたく存じます。
今後も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
ご多忙の折ではございますが、何卒お気をつけてお過ごしくださいませ。
敬具
「経済状況が変わったため」「高齢になったため」など、お歳暮をやめる理由を添えてもいいですね。
状況に合わせてアレンジして使ってください。
お歳暮はいつまで続けるべき? まとめ
・転職、引っ越しなど、相手との付き合いがなくなったときがお歳暮の辞め時。
・お歳暮をやめるときは段階的に金額を減らしていくのが無難。
・基本的にお歳暮をやめるときには挨拶は不要。手紙を送る場合は、感謝と辞退する旨を伝える。
お歳暮の辞め時とやめ方、手紙の例文を紹介しました。
お歳暮は毎年贈るものですから、一度始めてしまうと辞め時が難しいもの。
でも、付き合いが浅くなったのであれば思い切ってやめてしまうのがお互いのためです。
お歳暮のやりとりを辞めても、普段のちょっとしたおすそわけや手紙、季節の挨拶を交わすことでいい関係が続いていきます。
もし、お歳暮のやりとりだけがずっと続いているのであれば、この機会に気遣いの関係を卒業し、ふと思い出して連絡をとるような気軽な付き合いに変えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!