こんにちは!
お盆は故人の魂がこの世に帰ってくる日ですよね♪
故人の四十九日の法要が終わって最初に迎えるお盆を「初盆(新盆)」といい、
普通のお盆よりも特別丁寧に供養します。
結婚して初めて義実家の初盆に招かれた…という場合
普段は「お盆の帰省」という感じで気軽に義実家を訪れていた方でも
初盆となると持ち物や服装などのマナーが気になりますよね。
この記事では、親族の初盆に招かれたときのマナーについて
持参するものや御供え物、服装をどうすればいいのか
一般的なルールを紹介しています。
初盆のマナーは地域によって大きく異なるため、
この記事で書いた内容が当てはまらないケースもあるかもしれませんが
ぜひヒントとして参考になれば嬉しいです。
初盆のマナーで親族の場合
義実家の初盆に招かれた場合、他のお客様のおもてなしや準備などでとても忙しくなるので
率先してお手伝いすると好印象です。
ただし、キッチンに入られたり色々触られるのが嫌な方もたくさんいますから
お手伝いするなら聞きながらしたほうがいいですね。
お墓参りと仏壇への線香上げは家族揃って行いましょう。
線香を上げる順番は夫→妻→子供の順が一般的です。
初盆のマナーは地域性が高く、一般的に行われていることがその地域では非常識だったりもしますし
お互いの実家が離れていれば
「自分の実家ではこうだったけど、夫の実家では違う」
ということも普通にあります。
その場合は初盆を行うおうちのやり方に従います。
不安な場合は義母などにどうすればいいか相談するといいですよ♪
初盆の持ち物
初盆に招かれたら供物(果物や菓子折り、線香など)や供花を持参することになっていますが、
現在は「御供物料」として現金を包むのが一般的です。
もちろん御供え物と現金の両方を持参しても構いませんが
先方にとって負担になったりもするので配慮して贈りましょう。
白黒(地域によっては黄色と白)で結び切りになった弔辞用ののし袋を使い、
表書きは「御供」や「御仏前」にします。
間違えないよう注意してくださいね!
金額は身内なので5000円~10000円くらいが相場です。
その他、お手伝いするときにエプロンなどがあると便利ですね。
初盆のマナー服装はどうする?
初盆の時の服装は礼服と真珠のネックレスが一般的なマナーです。
ネックレスは「不幸が重なる」を連想させる2連のものは避けるようにします。
ただ、お盆は暑いですから普段着でOKとしているお宅も多いです。
普段着でOKと言っても、露出の多いものやラフすぎる格好は避けて
黒っぽい地味目の服装にしましょう。
礼服にしようか普段着にしようか迷ったら礼服にしておいたほうが無難です。
普段着の中に自分だけ礼服…というのと
きっちりした礼服の中に自分だけ普段着…というのとでは、
もちろんどちらも目立って恥ずかしいですが
前者のほうがマナーに則っている分マシですよね。
他の行事などでも、キッチリするか普段の格好にするか迷ったら
キッチリの方が失敗も少ないです。
不安な場合は義実家にどんな格好で行けばいいか聞くようにすると安心です。
初盆のマナー まとめ
・供物か現金を持参する。
・服装は礼服が基本だが、お宅によっては普段着でも大丈夫なので要確認。
初盆に招かれたときの一般的なマナーについて紹介しました。
ここに書いたマナーが当てはまらない地域もあるので確認は必要です。
マナーやしきたりをきっちり行うご家庭もあれば
供養になればいいと細かいマナーは気にしないご家庭もあって様々ですよね。
マナー関係で迷ったときには「ここまでしなくても大丈夫かな…」と判断せずに
キッチリ目を意識すると失敗も少ないですが、
やはり一番確実なのはその地域の親類や義母など相談しやすい人に
どうすればいいのかを聞いてみることです。
初めてでよく分からない上、地域やご家庭によって全然違うのであれば
悩むのも当然ですし、それを聞くのは別に恥ではありません。
不安な中の初盆だと思いますが、ぜひ肩の力を抜いて供養してきてくださいね!
※ マナー本が1冊あると冠婚葬祭などで迷うことが少なくなるのでおすすめです。
私が実際に使っていて分かりやすいなと思ったのがこちら。
水引きと表書きの一覧や手紙の書き方が役立っています。