こんにちは!
夏は外でのレジャーも多く、特に小さなお子さんがいる方は虫刺されに悩まされているのではないでしょうか。
虫除けスプレーや虫さされの薬も幼児や赤ちゃんにはどんなものを使えばいいのか分からないし、我慢できずにかきむしってしまうこともありますよね。
腫れてる!熱を持ってる!水ぶくれになってる!
そんな状態になると心配で「病院連れて行ったほうがいいかな…」とは思いつつ「虫刺されで病院なんて大げさかも」と迷う方も少なくありません。
この記事では、虫刺されで病院を受診することについて受診の目安や何科を受診すればいいのか紹介しています。
ただの虫刺され、と思っているうちにどんどん症状が酷くなることもあります。
この記事を読んで、必要なときには迷わず病院を受診してくださいね!
目次
虫刺されで病院に行くのは大げさ?
虫刺されで病院に行くのは決して大げさではありません。
虫刺されと一言で言っても症状は様々ですよね。
ぽちっと赤くなる程度なら市販薬で済ませて様子を見る方が多いと思います。
広範囲に赤く腫れていたり、ただれていたりすれば心配になるけど
「でも虫刺されだし…ちょっと大げさ?」
って悩むかもしれません。
「何で虫刺されで病院来るんだよ!ムヒでも塗っとけよ!」って思われそうですしね><
ですが、実際はそんなこと言われないし思われないですから、不安に思ったらすぐに病院に行ったほうがいいです。
明らかに虫刺されで、痛がったり痒がったりせず症状も軽いようなら市販薬で充分ですが、症状によって薬も病院も上手に使い分けたいですよね!
市販薬で済ませずに病院に行ったほうがいい理由は色々あります。
治りが早い
病院を受診して処方薬を貰うと、治りが早いのがメリットです。
たかが虫刺されとあなどるなかれ。
私の息子は虫刺されの後ズルズル半年くらい治りませんでした^^;
特別重い症状ではなく、ちょっと赤くなった程度だったのですがガリガリと引っ掻いてしまったので
のエンドレスでなかなか治らない上、跡も残ってしまいました><
小さな子供は「触っちゃダメだよ!」って言っても我慢できずに、気づくと引っ掻いてしまうので治りも遅いですよね。
刺された場所が顔だったら、なるべく跡も残したくないはず。
自己判断で市販薬を使うよりも処方薬でサクッと治してしまったほうがいいと私は思います。
とびひになるかも?
虫刺されになると水泡ができたりします。
そこをかきむしると、水泡が壊れて中の細菌が他の場所へと移りまた新たな水疱ができてしまいます。
火事のように「飛び火」するから「とびひ」ですね。
人から人へ感染するので幼稚園などもしばらくお休みしないといけないません。
かきむしった手であちこち触ってあっという間に全身がただれる…ということもよくあります><
ただの虫刺されと思っていたら入院治療・・・という事態になったりもしますから、症状が軽いうちに病院に行ったほうがいいです。
アレルギーが出るかも?
小さな子供は虫刺されでアレルギーやショック症状が出たりと重症化することもあります。
確率の低いことではありますが、子供が小さいうちは気をつけておくに越したことはありません。
虫に刺された!というだけでなく、例えば
- いつもと様子が違う
- 普通の虫刺されとは違う跡がついている
- 変な腫れ方をしている
など、「おかしい」と思うことがあればすぐに病院を受診するようにしてください。
本当に虫刺され?
その症状、本当に虫刺されでしょうか?
「虫刺されだと思っていたら水疱瘡だった!」という話もよく聞きます。
なかなか治らないとか、すごく痛がる・すごく痒がるというときには違う病気の可能性も考えて念のため受診するのが安心です。
虫刺されで病院を受診する目安
虫刺されでも大げさと思わずに受診したほうがいいと書きました。
ですが仕事の都合などでそう気軽に病院に行けない方も多いでしょう。
市販薬で治る症状なら市販薬で済ませたいとも思いますよね。
症状が重ければ迷わず病院に行くけど、そうでなければ病院に行ったほうがいいのか様子を見ていいのか迷ってしまいます。
こういう時には受診したほうがいい!という目安をまとめますので、参考にしてくださいね!
- 市販薬を使用しても改善しないとき
- 強いかゆみがあり、かきむしってしまうとき
- 水泡ができているとき
- 強い痛みがあるとき
- じんましんがでているとき
- 何に刺されたのか分からないとき
我慢できないほどの痛みや痒みは病院を受診するひとつの目安になります。
注意が必要なのは、最後の「何に刺されたのか分からないとき」。
症状が軽くても念のため病院を受診したほうがいいでしょう。
虫によっては毒の強いものもありますし小さなお子さんだと重症化も心配です。
「虫刺されっぽいけど、何の虫に刺されたのか分からない」という時は自己判断せずに病院に行くようにしてくださいね!
虫刺されで受診するときは何科?
さて、虫刺されになったときは何科を受診するといいでしょうか。
お子さんの場合、皮膚科か小児科か迷いますよね。
虫刺されの場合、基本的にはまず皮膚科を受診します。
皮膚科の専門外だった場合、小児科に行くよう勧められたり近くの小児科を紹介されたりしますから安心してくださいね。
また、目の近くを刺されてまぶたが腫れていたりする場合には、まぶたの虫刺され以外にも目の病気である可能性もあります。
そのため皮膚科ではなく眼科を受診するのがいいですね。
粘膜の近くでもあるので安易に市販薬を使わず医師の診察を受けてください。
虫刺されで間違いない時でも目の近くに使える薬を処方してもらえます。
まぶたの虫刺されについて別の記事でも詳しく紹介していますので、こちらも併せてチェックしてみてくださいね!
虫刺されでの病院受診 まとめ
・とびひやアレルギーなど症状が重くなることもある。
・別の病気である可能性も考えて早めの受診。
・何に刺されたか分からない時には症状が軽くても受診する。
・虫刺されで受診するときには皮膚科(目の場合は眼科)
虫刺されで病院を受診するときの目安などについてまとめました。
虫刺されは痛いし痒いしなかなか治らなかったりして大人でも辛いですよね。
大人は何とか痒みに耐えられますが、小さなお子さんはやっぱりどうしても耐えられずにかきむしってしまいます。
そこからどんどん酷い状態になってしまったり治りづらくなったり跡が残ったりしてしまうんですよね。
「ただの虫刺されで…」って思うと何だか大げさな気もして病院に行っていいのかどうか迷ってしまいます。
ですが市販薬で大丈夫かな…?って不安になったら早めに受診したほうがいいと私は思います。
息子が幼稚園で頭に怪我をしたとき、場所が場所だったので念のため外科を受診させたことがあります。
本当にただの切り傷で、消毒と絆創膏で済んだので「大げさだったかな?」と少し恥ずかしさもありました。
でも、何かの初期症状を見落として重症になったら激しく後悔したはずです。
「大した事ないでしょ」というのはあくまで素人の自己判断ですから、重症化や他の病気の可能性も考えてぜひ病院の受診も検討してみてくださいね!