こんにちは!
結婚したタイミングや、結婚後しばらくたったときに
実家から
「アンタの雛人形、どうする?」
なんて聞かれることありますよね。
雛人形って子供が小さいうちは飾っておくけど
小学生・中学生くらいになるとだんだんと飾らなくなってくるもの。
ただ眠らせておくのも人形が可哀相な気がします。
高価なものでもあるし、「処分して」とは即答できないけど
立派な七段飾りなんかはスペースをとってしまい
飾る場所も仕舞う場所もない・・・。
どうしたらいいんだろう?と
悩んでいる方も少なくないかと思います。
この記事では、結婚後、自分の雛飾りはどうするのか。
処分するのか、飾るのか。
また、処分時期や一部だけ処分することについてまとめました。
結婚後、自分の雛人形をどうしようか悩んでいる方は
ぜひ参考にしてくださいね!
目次
雛人形は結婚後も飾る?
雛人形は、女の子の身代わりとなって厄を引き受けてくれる
厄払いの意味が込められています。
自分の雛人形は自分の分身でもあり、
自分を守ってくれるお守りでもあります。
結婚後の雛人形については
地域や各家庭によって違いがあり、
「こうするように」という明確な決まりはありませんが
だいたい下の4パターンに分かれます。
- 娘に受継ぐ
- 嫁ぎ先で飾る
- 実家で飾る
- 処分する
「結婚したら役目を終える」と考えている方も多いですが、
厄除けとしての身代わり人形、ということを考えると
結婚後もできれば長く飾ってあげるのがいいでしょう。
結婚後の雛人形 その1 娘に受継ぐ
雛人形を大切に保管しておいて、
女の子が産まれたら受継ぐ、という方法があります。
雛人形は自分の分身となり厄を引き受けてくれるものなので
基本的にはひとりにひとつ。
中古やお下がりはダメだと言われています。
ですが、地域によっては親から子へ代々受継ぐところもありますから
特に気にならなければ娘に受継ぐのもいいでしょう。
全く知らない他人のお下がりではないので
娘のことも見守ってくれる、悪いことはしないと
私は思っています。
結婚後の雛人形 その2 嫁ぎ先で飾る
結婚後の新居へ持って行き、飾るという方法もあります。
娘には娘の雛人形を新たに購入する、という場合
もちろん自分の雛人形と娘の雛人形の
両方を飾っても構いません。
もともと雛人形は嫁入り道具のひとつでした。
結婚してもこれからの幸せのために
雛人形にはもう少し厄払いの役目を果たしてもらうのも
いいですね。
結婚後の雛人形 その3 実家で飾る
娘は結婚してもずっと大切な娘ですよね。
新居へ持っていくのが厳しいのであれば
実家で飾ってもらうのもいいでしょう。
家に女の子がいなくなっても
季節の飾り物として毎年飾るのはいいことです。
結婚後の雛人形 その4 処分する
もし飾っておくのが難しい場合には
最終手段として処分するという選択肢もあります。
毎年飾れないのであれば、仕舞いっぱなしにするよりも
供養して処分したほうが人形のためになります。
ずっと物置の奥に仕舞われたまま・・・という状態なら
思い切って処分することも検討してみてください。
この記事の最後でも書きますが、
一部だけ処分したり、リメイクするという方法もあります。
雛人形の処分時期
雛人形は「この時期になったら処分しないといけない」という
明確な決まりはありません。
ひなまつりには、女の子の健やかな成長と幸せな結婚を願う
という意味があることから、
成人・結婚のタイミングで「役目を終えた」と判断し
処分する方が多いです。
ですが、前の章でも書いた通り
雛人形は自分の分身となって厄を引き受けてくれる
「人形(ひとがた)」ですから
成人しても結婚しても子供が産まれても、
できれば長く飾ってあげるのが理想です。
飾る場所がない、保管する場所がない、などなど
飾るのが難しくなったときが処分時期といえるでしょう。
雛人形を一部だけ処分してもいい?
雛人形には色々なものがあり、値段もピンキリですが
段飾りの雛人形は決して安いものではありません。
こんなに大きいものは飾るスペースもないし・・・とは思うものの
「両親や祖父母が頑張って買ってくれたのかな」なんて思うと
処分するのも忍びないですよね><
そんな時は、全てごっそり処分するのではなく
一部だけ手元に残して後は処分する、というのもアリです。
雛人形は、お雛様・お内裏様の一対がメインであり
あとは添え物という考え方です。
飾るスペースに合わせて、お雛様とお内裏様だけ、とか
親王と三人官女だけ、というように少しだけ残して
後は処分するとコンパクトになり飾りやすくなります。
親王飾りとして残すなら以下を参考にしてみてくださいね。
・お雛様
・屏風
・ぼんぼり
・桜、橘
残すべきものをきちんと残して
コンパクトな親王飾りにリメイクしてもらえます。
一度相談してみてくださいね!
処分する際にはひな壇と道具類はゴミとして処分し
他の人形は供養して処分するといいですよ。
雛人形は結婚後も飾る? まとめ
・飾るスペースがない場合、実家で飾るか処分する。
・成人・結婚のタイミングで処分する方が多い。
・飾ることができなくなったら処分時期。
・メインの親王だけ手元に残すなど、一部だけ処分するのもアリ。
・人形店などに依頼するとコンパクトな親王飾りにリメイクできる。
結婚後の雛人形について、飾るのか処分するのか
また、一部だけ処分してもいいかについて紹介しました。
「結婚したから役目は終わりだよね」と思わずに
長く飾ってあげると人形も喜びます。
実家で飾ってもらったり、コンパクトな飾りにリメイクしたり
これからも飾り続けるための方法は色々あるので
ぜひ「処分」という最終手段を考える前に
なんとか飾ることはできないか考えてみてくださいね♪