こんにちは!
京都祇園祭の内容や見どころ、楽しみ方は祇園祭初心者さんが気になるポイントですよね!
夏の京都に旅行に行くなら日本三大祭でもある祇園祭も見てみたい!
でも、祇園祭りってどんなお祭りなんだろう?
そんな風に思いませんか?
私も「祇園祭り、行ってみたいな~」とは思っていましたが、
「何かスゴイお祭り」という漠然としたイメージで、
どんなお祭りなのかとか、どんなことをするのかとか、詳しくはよく分かっていませんでした^^;
京都やその近くにお住まいの方は祇園祭に行く機会も何度もあるかもしれませんが、
東北に住んでいる私にとって京都はそう簡単に行ける場所ではありません。
もし行く機会があったら、見どころをしっかりチェックして最大限に楽しみたい!
そう思って、今回見どころや楽しみ方を調べてみました。
事前に祇園祭のポイントを知っていれば、旅行の日程を決めやすくなったり計画を立てやすくなりますよね!
祇園祭り行ってみたいな、と思っている方にとって参考になれば嬉しいです。
目次
京都祇園祭の内容は?
まずは祇園祭りの概要です。
八坂神社が主催する神事と山鉾町が主催する山鉾行事があり、
山鉾行事は重要無形民族文化財に指定されている。
山鉾行事が祇園祭りのメインイベントでもあり、祇園祭りというとこの山鉾行事を指していることが多い。
時期によって「前祭(さきのまつり)」「後祭(あとのまつり)」に分けられる。
平安初期に疫病を鎮めるために行われたのが由来となっている厄払いの祭り。
お祭りというとだいたい2,3日だったりするのですが、祇園祭りは1ヶ月という長い期間で行われています。
調べたところ、祇園祭りは山鉾行事と言われる宵山と山鉾巡行が一番盛り上がるポイントのようですね!
1ヶ月の中でも一番人が集まる日でもあります。
でも、1ヶ月の間で色々な神事や祭典が行われるので、山鉾巡行を逃しても
楽しめるポイントはたくさんありそうです。
祇園祭りではどんな行事を行うのか?内容をまとめてみました。
7月頭は打ち合わせやくじ引きなど、関係者のみの行事なので
一般公開されていて見学可能なものだけ紹介しますね!
日付 | 内容 | どんなことをする? |
7/10 | お迎提灯 | 神輿洗式の神輿を迎える神事 |
7/10 | 神輿洗式 | 中御座神輿を鴨川の水で清める神事 |
7/10-7/13 | 前祭 鉾建て | 鉾の組み立て |
7/12-7/13 | 前祭 鉾曳き初め | 鉾の試し引き一般の人でも引ける |
7/12-7/14 | 前祭 山建て | 山の組み立て |
7/13-7/15 | 前祭 かき始め | 山の試し引き一般の人でも引ける |
7/14-7/16 | 宵山 | 山鉾を飾ったり囃子を奏でる |
7/15 | 伝統芸能奉納 | 祇園祭に伝統芸能を奉納 |
7/15 | 宵宮祭 | 境内の灯りを消して3基の神輿に神霊を移す |
7/16 | 献茶祭 | 表千家と裏千家が隔年奉仕で献茶 |
7/16 | 石見神楽 | 舞の奉納 |
7/16 | 宵宮神賑奉納行事 | 各種芸能奉納 |
7/16 | 日和神楽 | 山鉾巡行の晴天祈願 |
7/17-7/21 | 後祭 山鉾建て | 山鉾の組み立て |
7/17 | 山鉾巡行 | 山鉾が街を巡行 |
7/17 | 神幸祭 | 御神霊を迎える祭典 |
7/17 | 神輿渡御 | 神霊の乗った3基の神輿が巡行 |
7/21-7/23 | 後祭 宵山 | 前祭と同じ |
7/24 | 後祭 山鉾巡行 | 前祭と同じ |
7/24 | 花傘巡行 | 傘鉾、馬長稚児、児武者などの巡行 |
7/24 | 還幸祭 | 御神霊を本社へ還す祭典 |
7/25 | 狂言奉納 | 狂言の奉納 |
7/29 | 神事済奉告祭 | 祇園祭の終了を奉告 |
7/31 | 疫神社夏越祭 | 大茅輪をくぐって厄払い |
京都祇園祭の見所
京都祇園祭りの見どころは山鉾巡行!
「山」と「鉾」と言われる豪華な山車32基が京都の街を巡る、というものです。
その豪華さに「動く美術館」とも言われています。
様々な山鉾を眺めるだけでも素敵ですね!
また、辻回しといって大きな山鉾が方向転換する場面が祇園祭り一番の見せ場と言われています。
八坂神社の神様を迎える「神幸祭」神様を還す「還幸祭」もエネルギッシュで迫力があり
人気のポイントです。
山鉾巡行とは雰囲気も違うようなので見てみたいですよね!
花傘巡行では花傘を被った女性や山車、舞妓さんが練り歩き、鷺舞や獅子舞も見られるので注目のポイントです。
京都祇園祭の楽しみ方
京都祇園祭りと言ったら前夜祭である宵山を楽しむ方が多いようです。
宵山の楽しみかたをピックアップしてみました。
ちまきを購入
宵山ではちまきが購入できます。
こどもの日に食べるちまきではなくて、厄除けのお守りとしてのちまき。
それぞれの山鉾でご利益も違うようです。
詳しく記事にしましたので、こちらもチェックしてみてくださいね!
八坂神社と各町内の山鉾の組み立て場所で購入できます。
それぞれ形も違うので全制覇してみるのもいいなと思いました!
美術品を見る
宵山の期間は旧家や老舗が美術品や調度品を一般公開しています。
町全体が大きな美術館になっているようで、ぜひ見てみたいですね!
屋台を楽しむ
宵山の15日、16日は屋台が出ていてお祭り気分を味わうことができます。
色々な屋台を散策したい方は前祭の宵山に行くといいです。
後祭では少し屋台が少ないようですね。
御朱印を集める
御朱印集め、流行ってますよね!
祇園祭りでは33基の御朱印がもらえるので、全制覇してみたいと思いました!
ちまきとセットでご利益がありそうですね♪
行者餅を買う
実は私が一番気になっているのがコレ。
「柏屋光貞」というお店で一年に一度7/16にだけ販売される「行者餅」という和菓子があります。
単なる限定販売ということではなくて、山伏の修行をした店主がつくる霊菓なんだそうです。
江戸時代に疫病が流行したとき、4代目の店主が夢のお告げ通りに菓子を作って
祇園祭りの山鉾にお供えしたところ効果があった。という逸話があります。
手に入れるのが難しそうですが、一度食べてみたいですよね!
京都祇園祭の内容と見所・楽しみ方 まとめ
・山鉾町が主催する山鉾行事が有名で無形文化財に指定されている。
・山鉾巡行と、その前夜祭の宵山がメインイベント。
・雰囲気の違う神幸祭、還幸祭も見どころ。
・宵山は楽しみ方が色々ある。
祇園祭りは日本三大祭に入る大きなお祭りですが、知らないことだらけでした。
やっぱり初めて行くなら外せないのが宵山と山鉾巡行でしょうか。
調べてみて、改めて行ってみたいなと思いました!
(人ごみがすごそうですが…)
メインイベントだけじゃなく、1ヶ月の間に見どころが色々あって
一度行っただけでは祇園祭りの魅力を最大限に味わえないな、なんて思ったり。
アレを見てないから来年も…という方も多そうですよね*^^*
山鉾巡行が日程的に見れなくても祇園祭りは楽しめますね!
祇園祭りに行ったときには自分なりの楽しみ方を探すのもいいなと思いました。