こんにちは!
9月は敬老の日がありますね!
おじいちゃん・おばあちゃんへの贈り物をどうしようか
色々考えている方も多いのではないでしょうか。
さて、「敬老の日」だから「高齢の方のための日」ということは分かっていても
その起源や由来を知っている方は少ないのではないでしょうか。
特にお子さんが小さいと
「おじいちゃん、おばあちゃんの日だよ~」と教えてあげても
「なんで?」と質問攻めにされたりして困ってしまいますよね^^;
この記事では、敬老の日の日付と起源や由来、
「誰が誰を祝うもの?」ということについてまとめています。
今まで何となくプレゼントなどをしていた方でも
ぜひこの記事を読んでぜひお子さんにも教えてあげてくださいね!
敬老の日はいつ?
敬老の日は9月の第3月曜日です。
2018年は9月17日ですね。
今後5年間の日付も載せますので参考にしてくださいね♪
2020年 → 9月21日</br/>
2021年 → 9月20日</br/>
2022年 → 9月19日</br/>
2023年 → 9月18日
敬老の日はもともと、毎年9月15日に行われていました。
2003年に、国民の祝日の一部を月曜日に移動させて連休にする、という
「ハッピーマンデー制度」によって現在は9月の第3月曜日になっています。
ただ、施行された2003年は9月の第3月曜日が9月15日だったため、
実際に15日以外の日になったのは2004年からです。
敬老の日の由来を簡単に解説!
敬老の日は兵庫県の村で行われていた「としよりの日」が始まりです。
「老人を大切にして、お年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう!」という趣旨の元
気候のいい9月15日に敬老会を開いていました。
その運動が全国に広まり、9月15日には「としよりの日」が行われるようになりました。
ですが、「としより」という表現はあまり好ましくないと議論が起きたため
1964年からは「老人の日」に改称。
その後、発祥である兵庫県の人たちが
「こどもの日も成人の日もあるのに敬老の日がないのはおかしい!」と国に働きかけ、
翌年の1965年に国民の祝日として「敬老の日」が制定されました。
また、敬老の日の由来には二つの由来があります。
聖徳太子説
聖徳太子が大阪に四天王寺を建てた際に、敬田院・ 悲田院・施薬院・療病院の四箇院を作りました。
この中の「悲田院」は身寄りのないお年寄りを住ませていた、
現在で言うところの老人ホームのような施設です。
悲田院ができたのが9月15日だから、という説。
養老の滝説
昔、親孝行の息子が年老いたお酒好きの父に好きなだけお酒を飲ませたいと願ったところ
美酒が湧き出た、という伝説がありました。
それを聞いた元正天皇が9月中ごろに養老の滝を訪れ、年号を「養老」に改元したことから
全国的に9月中ごろには地域のお年寄りを集めて敬老会を行っていたから、という説。
敬老の日は誰を祝う?
敬老の日は、孫が祖父母に対して贈り物や感謝の気持ちを伝えるのが一般的です。
ですが、敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
というのが本来の趣旨ですから、
「孫と祖父母」という関係でなくとも一定の年齢以上だったらお祝いをします。
なので、自治体などでは敬老の日に一定の年齢以上の方には
何か贈り物をしたり敬老会を開いたりするところも多いです。
お子さんがいないご家庭では、孫から祖父母にプレゼント、ということもできないので
子供から高齢の両親にプレゼントをしたりもしますね。
「孫がする」「祖父母がされる」ということにこだわらず
ある程度の年齢なら「長生きしてね」の気持ちをこめて
敬老の日を祝うのもいいですよ♪
敬老の日 まとめ
・兵庫県の村で9月15日に行われていた「としよりの日」が始まり。
・敬老の日の由来には聖徳太子の説と養老の滝の説の二つがある。
・敬老の日は孫が祖父母を敬い、お祝いするのが一般的。
・孫・祖父母の関係でなくとも一定の年齢以上なら敬老の日を祝ってもいい。
敬老の日の起源や由来、誰を祝うのかについて紹介しました。
敬老の日は孫から祖父母に何かプレゼントをするという認識でしたが
私自身はほとんどお祝いができませんでした。
子供も小学生・中学生くらいになると敬老の日も
ただの「お休みの日」になってしまったりします。
敬老の日をきっかけにして、日頃からおじいちゃん、おばあちゃんを敬い、
感謝するようにしたいですね。