こんにちは!
幼稚園・保育園に通っているお子さんがいる場合、この時期心配なのがインフルエンザではないでしょうか。
もし、自分の子供がインフルエンザで熱を出してしまった場合、他のお子さんに感染させてしまうと大変ですから
「いつまで園をお休みさせるべきか」の見極めはとっても大切です。
インフルエンザに罹ると1週間くらい症状が続くのでその間お仕事をお休みしないといけない・・・という心配もありますが、まだ感染力が強い時期に登園させるわけにもいきません。
お仕事をしているママにとって
「どのくらい休まないといけないかな?」
「熱が下がったら登園させていいのかな?」
と気になるところだと思います。
この記事では、インフルエンザに罹ったときにお休みすべき日数や規定の日数より早く解熱した場合、
逆に、規定の日数は過ぎたけど症状が続く場合について
登園させていいのかお休みさせるべきかの目安を紹介しています。
お子さんをインフルエンザから早くしっかり回復させるためにも、他のお子さんにうつしてしまわないためにも欠席の目安について覚えておいてくださいね!
目次
インフルエンザに罹った場合、登園はいつから?
インフルエンザに罹って熱が出てしまった場合、症状が治まるまで幼稚園・保育園はお休みすることになります。
単なる風邪であれば、しばらく様子をみて症状が治まって体力が戻った頃に登園させて大丈夫ですが
インフルエンザは周りの人に感染する強い病気ですし
特に幼児は重症化もしやすいのでお休みする日数には特に注意が必要です。
保育園は厚労省の管轄であり、学校ではないので各保育園の方針に従い、規定の日数をお休みします。
発症から○日、など決まりがあるかと思いますので確認してみてくださいね。
幼稚園は文科省の管轄なので学校保健法により出席停止の期間が決められています。
幼稚園のほうで特に決まりがなければ、この学校保健法で決められた出席停止期間の間は欠席する必要があります。
具体的に言うと、
「発症後5日を経過し、かつ、解熱後3日を経過」
すれば登園可能です。
「発症後5日」と「解熱後3日」のどちらも満たす必要があるので少なくとも5日間は登園してはいけません。
例えば、インフルエンザと診断された次の日に熱が下がったとしても3日後からすぐ登園することはできないので注意してくださいね。
「発症」は医師の診断にもよりますが、大体は発熱が目安です。
注意!熱が出た次の日を1日目としてカウントします。
解熱も熱が下がった次の日が1日目です。
一旦熱が下がってまたぶり返したという場合、後に出た熱もしっかり下がってから3日後に登園可能です。
以前は「解熱後2日」という基準でしたが、最近はいい薬がたくさん出ていてすぐに熱も下がるので例えば次の日なんかに「熱も下がったし治ったかな!」と勘違いしてしまうことがあります。
その結果、本来はまだ感染力の強い時期に登園・登校してしまって感染拡大した・・・という経緯があり、現在の「発症後5日経過、かつ、解熱後2日(幼児は3日)」という基準に改正されました。
幼児の場合、保菌期間も長いので熱も下がったし元気そうだな・・・と思っても出席停止期間は必ず守るようにしましょう。
出席停止期間というのは、他の人に感染させてしまう危険性が高い期間でもあるのでできれば外出も控えたほうがいいでしょう。
子供は熱が下がって動けるようになると退屈してしまって公園や幼稚園に行きたがるかもしれませんが体に負担の少ないおうち遊びをしてあげてくださいね♪
インフルエンザは解熱したら登園できる?
しっかり治るまで、感染の危険性がなくなるまでしっかり休ませないと!
・・・という気持ちはありつつも、働くお母さんにとっては、そう何日もお休みできないのが現実。
熱も下がって他の症状もなく、元気そうにしているのであれば早めに復帰させていいのでは・・・とも思いますよね。
前の章でも書いたとおり、熱が下がってもしばらくは体内にウィルスが残っていてそれを体外に排出する時期でもあるので感染の可能性はまだ高いです。
熱が下がったと思っても解熱剤で一時的に下がっているだけだったり一旦下がってまたぶり返すということも・・・。
なので、早めに熱が下がっても出席停止の期間はお休みするのが理想。
ただし、この出席停止の期間はあくまで目安なので
医師が「もう大丈夫。感染の危険性がない」と判断すれば
出席停止の期間が明けていなくても登園することはできます。
その場合は医師の診察を受けて治癒証明や登園許可証をもらいましょう。
インフルエンザの解熱後で咳がある場合、登園できる?
発症後5日経った。解熱後3日経った。
でも、咳や鼻水がまだ出ている。だるそうにしている。
そんなときって登園させるかお休みさせるか迷ってしまいますよね。
インフルエンザって症状が治まっても軽い風邪のような状態がダラダラ長引くことも多いですよね・・・><
そういう場合は出席停止の期間が明けていても無理して登園させず様子を見てお休みさせたほうがいいでしょう。
まだ体力が戻っていないので、せっかく治りかけの症状を長引かせることにもなってしまいますし他の病気にも感染しやすくなってしまいます。
学校だと授業の遅れや重要な試験・提出物なんかが気になって
「そんなに休んでられない・・・!」と焦る子も多いようですが
幼稚園はそういった心配もないので
もしお仕事の調整ができるようであれば、ぜひしっかり休ませてあげてくださいね!
インフルエンザ解熱後の咳について、登園させるかどうかの判断を別の記事で詳しくまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
インフルエンザで登園できるのはいつから? まとめ
・発症後5日を経過、かつ、解熱後3日を経過後に登園できる。
・出席停止の期間は感染力が強い時期なので、できれば外出も控える。
・医師の治癒証明があれば出席停止期間が明けていなくても登園可能。
・出席停止期間が明けても症状が残る場合は大事を取って欠席がよい。
今回はインフルエンザに罹ってしまったときにお休みするべき日数について紹介しました。
私の息子も最近RSウィルスにかかって熱を出してしまい、幼稚園を1週間お休みしたばかりです^^;
親として子供の症状も心配ですが、幼稚園に通っていれば他のお子さんへの感染の危険性も気になるポイントです。
息子の場合、熱が下がっても咳が続いていたので念のため長めにお休みしました。
もちろん医師の診断で早めに登園することも出来ますが、心配が残るなら規定の日数よりも長めにお休みさせることも大切です。
ぜひ、万全な状態で登園させてくださいね♪